
25 12月 令和6年 第4回定例会(12月定例会)-12月04日
◆小川利彦
皆さん、こんにちは。小川利彦でございます。
まずは、今年もあっという間に月日が流れまして、師走となっております。特にこの時期は、何かと気ぜわしい日々となっておりまして、各自が体調管理をしていただきまして、皆様方も病の流行には乗らないでいただきたいですし、また私もその流行には乗りたくないものであります。
今回の定例会での一般質問は、19名の質問となりまして、私の前まで10名の先輩、同僚議員の質問が終了し、私からは後半戦となります。週の中日で、いろいろとつらい状況もあるかと思いますが、執行部の皆様におかれましては、引き続きよろしくお願い申し上げます。
それでは、通告に従いまして、一問一答方式にて一般質問を行います。どうぞよろしくお願いいたします。まずは、大項目1となります。1、印西市の行政改革について。行政改革とは、行政サービス向上を目的とした業務改革と思います。藤代市長の意向を加味した改革を現在検討中であると思いますが、現時点と、そして今後の行政改革について伺いたいと思います。
(1)、行政組織について伺いたいと思います。
○議長(海老原作一)
藤代市長。
◎市長(藤代健吾)
お答えをいたします。
多様化する市民ニーズであるとか、また新しい行政課題に的確に対応していくために、業務内容に応じた組織編成を進めてまいりたいと考えております。ただ、私はまだ就任して4か月です。いきなり大きな改革をしていくというのは、やはり相当程度職員の方々にも負担かけてしまいますので、まずはできることからちょっとずつということで考えております。そうした中で、まず来年度、令和7年度につきましては、一部の課であるとか係の体制の見直しに関して今議論を進めているところでございます。その上で、より抜本的に部の再編に関しましては、令和8年度に向けて検討を進めていく予定で考えております。また、昨今複数の部にまたがる事項への対応を機動的に、かつ各部連携して進められるようにする体制の構築が重要になってくると考えております。そうした観点で、重要案件に関しましては三役であるとか、関係部によるワーキングチーム、またプロジェクトチーム等を立ち上げるなどの対応を進めてまいりたいと考えております。変化が激しい時代でありますので、組織についても一つの答えってないのだと思うのです。状況を見ながら、市民の方々のための行政組織づくりに向けて柔軟に対応していきたいと考えております。
以上でございます。
○議長(海老原作一)
小川利彦議員。
◆小川利彦
令和7年度、そして令和8年度の予定についても触れていただきました。何が、どのようなことが市民のためになるかをまず第一に考えていただきまして進めていただきたいと思います。昨日でしたか、市長のほうからありましたけれども、三役の経営陣や執行部、職員の考え方もよいと思いますけれども、視点が異なる方々のご意見も参考にすべきと考えます。そこで伺います。地域別対話会、いわゆるタウンミーティングで得たものを行政運営に反映するのか、これについて伺いたいと思います。
○議長(海老原作一)
藤代市長。
◎市長(藤代健吾)
お答えをいたします。
まさに地域別の対話会、またいろんなグループ別の対話会も開催させていただいていまして、非常に私自身も勉強になることが多いです。視点が異なるというのはまさにそのとおりでして、同じ取組、また課題であっても、見る人によってやっぱり見るもの、感じるもの全く違ってきますし、さらに言うと、やはり行政サービスの受け手である市民の方々がどう思われているかというところが一番大事だと思っていますので、そういう意味でも、繰り返しになりますけれども、本当に対話会というのはいい場だなと思いながら私も開催させていただいています。当然ながら、その場所で上がった様々な意見については、なるべく市政運営に反映させるということで、議事録も今作成を鋭意進めているところでありますけれども、それぞれのテーマごと、トピックごとに市としてどういう対応をしていくのかというところ、私がその場で答えたものは議事録に残っていますし、持ち帰って検討すると言ったものについては回答を別途付記させていただくような形で、議事録のほうも準備をしております。
そういった中で、関係各課のほうにも様々市民の方々からの声を踏まえて確認させていただいた上で、いろいろと対応をお願いしているところであります。なかなかこれ、特に秘書広報課の職員の方には結構な負荷がかかっていますし、また現場の各担当の課の方々からしても、いきなり通常業務の中で私からいろんな依頼が飛んでくるということで、非常に負担感も高まっているところもあるかと思いますので、しっかりと職員の方々がスムーズにこういった市民の方々からの声を取り込めていけるような、そうした体制づくりも同時に進めていかなければなと、そういうふうに考えているところであります。
以上であります。
○議長(海老原作一)
小川利彦議員。
◆小川利彦
分かりました。様々なご意見を聴取し、予算や施設などを含めて総合的に判断をして、推し進めていただきたいと思うものでございます。
今ご答弁いただきました藤代市長がよく発言する言葉の一つに横串という言葉があります。これについてしっかりと進め、考えていただきたいと思います。このことから、横串についてちょっと伺ってまいりたいと思います。行政組織の横串の運営について、これについて伺いたいと思います。
○議長(海老原作一)
藤代市長。
◎市長(藤代健吾)
昨今、議員もご指摘のとおり非常に横串、様々な部が関係してくるような行政課題が増えてきています。そうした中で、やはり経営陣、私の中ではいわゆる三役と言われている3人に加えて、市長、副市長、教育長ですけれども、部長陣、また最近でいうと局長の方々ですか、様々な事務局の方々、こういった方々も含めたメンバーが経営陣になってくるのかなと思っています。この経営陣でのコミュニケーションを円滑に取っていくということが一番大事なのだろうなと思っているところです。その中で、最近の取組で申し上げますと、市長、副市長、教育長と週に1回必ず部署の案件について意見交換をする場を設けさせていただいていますし、また部長陣、局長陣以上の場というのも、2週間に1回程度ですか、設けさせていただいています。ただ、当然ながらそれではなかなか1つの案件に時間を割けないということで、特に重要な、非常に今喫緊迫っているような横串を通さなければいけない案件については、別途関係部、市長以下集まっていただいて議論するような場も設けているところであります。基本的には、こういった形で様々な横串を通せるような場をつくっていくということと、あと大事なのが形式的な場にしないということが大事なのだろうと思っています。お互いに思っていることを本音でしゃべる、議論する中で真に横串を通した取組ができていけるかと思いますので、そうした文化の醸成というところも進めていきたいと考えている次第です。
以上でございます。
○議長(海老原作一)
小川利彦議員。
◆小川利彦
よく分かりました。組織編成に当たり、タウンミーティングで得た内容や三役の経営陣と管理職の意見を取り入れて物事を進めることは、本当によいことだと思います。ですが、窓口で、この市役所や出先機関の窓口などで直接対応している職員の意見も市民の声であると思いますので、そうした意見も聞き入れていただき、真の市民のための組織づくりとなるものと思いますので、ぜひそこの部分についても、三役だけではなく、管理職だけではなく聞いていただけたらなというふうに思います。それらを総合的に判断をしていただきまして、行政組織づくりを行っていただきたいというふうに申し添えさせていただきます。そしてまた、藤代市長の選挙公約でもあります支所や出張所の機能充実も併せて同時にご検討をいただきたいというふうに考えております。以前にもこの場で申し上げましたけれども、行かない窓口、書かない窓口を進めることも大事なことではありますけれども、やはりITに不慣れな高齢者等の方々のためにも配慮した支所や出張所となることを願うものでございます。
続きましては、人材のほうに入らさせていただきます。印西市の行政改革についての(2)、人材マネジメントについて伺いたいと思います。
○議長(海老原作一)
藤代市長。
◎市長(藤代健吾)
お答えをいたします。
どこの組織でもそうですけれども、人材がもう宝です。人材が全てでもありますので、しっかりとこの印西市役所で働かれる方々が真に働きやすいような、そういう環境をつくっていくことが最も大事だと私としても思っているところであります。その上で、まず第一にはやはり職員の方々の現状であるとか、思いというのを知るということが大事なのかなと思っています。今、試験的にでありますけれども、三役と若手職員の方々とのランチ対話会を開催をしたりであるとか、またDX推進課であるとか総務課、それぞれのほうから職員アンケート等々も取っていただいているところであります。あとは、こうした中で実際に職員の方々が今何を考えられているのか、またどういったところに課題感をお持ちなのかというところについて、把握を努めていければと考えているところです。また、来年度できればやりたいと思っているのが意識調査です。いわゆるエンゲージメント調査と言われているような、職員の方々が組織に対してどれぐらいモチベーション高く働いていただけているのか、ないしはどこに問題を感じられているのか、そういった意識調査も実施をしていきたいと考えています。こういった現状をしっかり把握した上で、まだ課題だなと思っているのが、そこで吸い上げた意見をどうやって組織の改善に反映させていくのかというところはまだ課題だと思っていますので、この辺りは来年度に向けて引き続き組織内で議論をしていきたいと思っているところです。
これが特に現場の職員の方々に対するところでありますけれども、もう一つ大事なのがやはりマネジメントの部分です。管理職以上の方々ですね。現場の方々が上げていただいた様々な施策というものを実際に形にしというところで、どうしても管理職の方々のお力をお借りせざるを得ないところも多いですし、また私の思いというところ、ないし市政の方向性を現場に浸透させる上でも、当然ながらマネジメントの方々の力が大きいというところでございますので、マネジメント研修であるとか、マネジメントの在り方の見直しというところもしっかり進めていきたいと考えているところです。
あとは、私ですか。市のトップである私がしっかりとこの市の在り方、市役所の在り方について、在り方のビジョンを持った上でお示しをし続けるということが大事だと思っています。やはり会話をしていく中でも、800人超えるような職員の方々がいらっしゃる中で、どうしても会話できる方々が限られてしまっているということがあるかと思います。かなりコミュニケーション量でいうと濃淡が出てきているなというのも感じているところなのです。なので、就任直後に市長訓示で管理職、担当双方の職員の方々に講演形式で少しお話しさせていただきましたけれども、こういった場を継続的に設けることによって、私の思いもしっかりと組織の皆さんに知っていただくような場を増やしていきたいと考えております。
以上でございます。
○議長(海老原作一)
小川利彦議員。
◆小川利彦
今の市長答弁の中で、一番の財産は人材ということでお答えいただきました。これはちょっと耳の痛い話かと思うのですけれども、私の個人的な肌感覚の見解ではございますけれども、市役所内のどの部署もどんよりとした空気感で、活気に満ちあふれているところがないように感じるのです。業務多忙で、パソコンの画面しか見ていないから、そうなるのかもしれないですけれども、活気がなかったり、職場環境がよくなければ、よい仕事、業務ができないのではないかなというふうに私は考えます。テーマパークのような活気をとは申しませんけれども、それなりに市役所内が活気に満ちあふれた市役所にしていただきたいということを申し述べさせていただきます。
そこで、さらに伺いますが、職員の意識向上への取組とはどういうことか伺いたいと思います。
○議長(海老原作一)
岡本総務部長。
◎総務部長
お答えします。
職員の意識向上への取組といたしましては、これまでも職員を専門研修や階層別研修といった各種研修に参加をさせることで、担当します業務の専門知識の習得や、職責に応じました職員意識の浸透に努めております。今後は、このような取組に加えまして、マネジメントに当たる職員の意識改革や能力開発を促すために研修の充実を図るとともに、各分野の有識者を招いた講演会等を行いまして、市職員として求められる能力や資質について理解を深めまして、職員のさらなる意識向上を図ってまいりたいと思っています。
○議長(海老原作一)
小川利彦議員。
◆小川利彦
分かりました。
では、もう少しさらに伺いたいと思いますけれども、印西市の思う適材適所の考え方について、これについて伺いたいと思います。
○議長(海老原作一)
岡本総務部長。
◎総務部長
お答えします。
本市の人事配置につきましては、職員が持ちます知識や技能に加えまして、本人の経歴や意向、人事評価の結果、配属先の職場環境等を総合的に考慮した上で配属先を決定しております。
○議長(海老原作一)
小川利彦議員。
◆小川利彦
ただいまご答弁いただきまして分かりましたけれども、あまり適材適所の配置がなされていないように私は感じます。今後は、ぜひ個々の能力を生かせるような本当の適材適所の配置をお願いしたいと考えます。これこそが市民サービスの充実となるものだと考えます。ということをご提案させていただきます。
先月のことですが、総務企画常任委員会において視察研修に行ってまいりました。大阪府池田市において、人材育成についてということを研修させていただきました。我が総務企画常任委員会の視察研修に総務部長も、そして市民部長もご同行いただきまして、先進事例を学ばせていただきました。池田市のことをちょっとご説明させていただきますと、池田市の人材育成方針や採用戦略、人事評価制度の取組を学び、印西市における職員育成や、働きやすい環境整備を活用することを目的としたことを学んでまいりました。特に職員採用から育成、評価、職場環境改善まで一貫した取組の中で、職員の成長と組織の活性化をどのように図っていくのかを重点的に学ぶことができ、印西市においても活用していけるように、様々な場面において提言をさせていただきたいと考えます。ここの部分、今ちょっと私発言しましたけれども、総務部長も行っていますし、市民部長も一緒に行っていただいて、復命書で多分報告されていると思うのですけれども、ぜひそこの部分、本当に池田市の取組、すばらしい取組でございますので、ぜひそちらの資料のほうも御覧になっていただきたいと思います。
続きましては、大項目2のほうに移らさせていただきます。こちら還付となります。この還付に関する質問は、これで3回目の質問となります。すばらしい答弁を期待しつつ、質問させていただきます。大きい2番です。体育施設の還付について。令和5年第4回定例会及び令和6年第2回定例会において質問を行った体育施設の還付についてですが、都度の答弁では検討中や関係部署との協議中とのことでありました。今現在、実施に至らないことについて伺いたいと思います。印西市例規集にもあることですので、伺わせていただくものですが、令和5年3月28日に告示第55号として改正されておりますことであり、繰り返しとなりますが、還付に関する事項は私自身3回目の質問となります。何度も質問に取り上げておりますので、既に皆様ご理解されていると思いますけれども、改めて質問をさせていただきます。
(1)、市長の権限に属する事務の補助執行について、これについて伺いたいと思います。
○議長(海老原作一)
藤﨑都市建設部長。
◎都市建設部長
お答えいたします。
市長の権限に属する有料公園施設に係る事務のうち、教育委員会において事務の補助執行を行っている施設につきましては、公民館及び中央駅前地域交流館となり、事務内容につきましては、使用許可申請書の受理、使用許可書の交付、使用料の徴収、還付及び減免、監督処分でございます。現在窓口において使用料の還付が可能となっている施設は、松山下公園総合体育館、印旛公民館及び改修工事中の本埜公民館に代わる小林公民館の3施設でございますが、その他の公民館における還付手続につきましては、実施に向けて検討を行っているところでございます。
○議長(海老原作一)
小川利彦議員。
◆小川利彦
答弁ありがとうございます。これまでの答弁と全く変わらないところがぶれずに、すばらしいと感じます。
では、さらに伺いますが、約1年間各部、各課は何をしていたのか、これについて伺いたいと思います。
○議長(海老原作一)
藤﨑都市建設部長。
◎都市建設部長
お答えいたします。
関係する部署で還付に関する手続などについての確認を行ってきたものでございます。
○議長(海老原作一)
小川利彦議員。
◆小川利彦
検討や協議を行っていたことは理解しますが、結果が出ていないのではないかなと思いました。この還付については、都市建設部、教育部、あと健康子ども部、3つの部であったり、都市整備課、そして生涯学習課、そしてスポーツ振興課の3つの課が該当したりと、しっかりと連携しなければならないのではないかなと思います。これがまさに市長が言う横串が必要ではないかなというふうに感じるものでございます。
では、このような考え方はいかがでしょうかという提案をさせていただきます。それは、底地は都市建設部の都市整備課が管理しています。その上にある体育施設は、健康子ども部のスポーツ振興課が管理しております。申請や使用料の支払いは、教育部の公民館や、または健康子ども部のスポーツ振興課で行っているのですが、このようなことでよいのかとも考えまして、このような考え方を申し述べさせていただきます。今後は1つの部であるとか、1つの課で全てを対応すべきではないかなと考えます。今日、明日に改革はできなくても、今後の行政サービス向上に向けた新しいスタイルでのご検討を願うものであります。
では、実際にどのような検討をしていたのかという部分について伺ってまいります。(2)、これまでの検討内容について伺いたいと思います。
○議長(海老原作一)
藤﨑都市建設部長。
◎都市建設部長
お答えいたします。
令和7年4月1日から中央駅前地域交流館が指定管理者による事務となりますことから、同施設内に集約される部署における利用申請手続の実施について調整を行ってきたところでございます。また、使用料還付手続の実施施設の拡充検討に際して、手続マニュアルのフロー図を作成するなど、具体的な対応に向けた準備を行ってきたところでございます。
○議長(海老原作一)
小川利彦議員。
◆小川利彦
分かりました。
では、さらに伺いたいと思います。還付の申請から還付金返還まで相当の期間というか、時間がかかると聞いておりますけれども、利用者からの還付申請に対する事務処理はどう対応するのか、これについて伺いたいと思います。
○議長(海老原作一)
藤﨑都市建設部長。
◎都市建設部長
お答えいたします。
使用料の還付手続については、還付金の輸送や事務手続の効率化、還付金申請者の負担等を考慮して検討を行っているものでございます。使用料の還付が発生した際の具体的な事務処理といたしましては、還付申請書の提出の際に必要事項の確認を窓口の職員が行い、還付金については後日指定口座に振り込むものとするもので、現金での還付は行わないことを検討しております。これは、現金を職員が輸送する際の安全性、事務手続の効率化による事務時間の削減のほか、申請者が還付金の申請以降に再度還付金受領のために窓口を訪れる負担を考慮したものでございます。
○議長(海老原作一)
小川利彦議員。
◆小川利彦
ただいまの答弁内容にちょっと疑問点が多数ありますが、議場の答弁でありますので、これは理解しなければならないのですが、もう少し伺いたいと思います。現金還付ができない理由は何か、これについて伺いたいと思います。
○議長(海老原作一)
藤﨑都市建設部長。
◎都市建設部長
お答えいたします。
繰り返しとなりますが、現金を職員が輸送する際の安全性、事務手続の効率化による事務時間の削減のほか、申請者が還付金の申請以降に再度還付金受領のために窓口を訪れる負担を考慮したものでございます。
○議長(海老原作一)
小川利彦議員。
◆小川利彦
繰り返しの答弁をいただいたのかなというふうに感じますけれども、例えばテニスのグループがありました。毎回の利用時にお互いに使用料を出し合って申請を行い、現金で窓口で支払うものと思います。そこで悪天候などによりテニスコートが使用できず、テニスができずに還付申請をしたら、グループ内のどなたかの口座に振り込まれるという答弁かと思います。今現在、3か所で申請した場所で還付が行われております。どうして今現在と同様のスタイルでできないのか、理解に苦しむものでございます。
では、さらに伺いますが、口座振込を希望されない方への対応はどのように考えているか、伺いたいと思います。
○議長(海老原作一)
藤﨑都市建設部長。
◎都市建設部長
お答えいたします。
口座振込について理解を求めてまいりたいと考えております。
○議長(海老原作一)
小川利彦議員。
◆小川利彦
理解を求めてまいりますというご答弁いただきました。理解できない方もいると思いますので、その対応について早急に、対応マニュアルというのですか、マニュアル化すべきと思います。窓口の混乱を避けるためにも、ぜひご検討ください。
では、さらに伺いますけれども、即日還付を行わないことは行政サービスの低下になるのではないかなと思うのですが、それについてはどうなのか、伺いたいと思います。
○議長(海老原作一)
藤﨑都市建設部長。
◎都市建設部長
お答えいたします。
繰り返しになりますが、口座振込について理解を求めてまいりたいと考えております。
○議長(海老原作一)
小川利彦議員。
◆小川利彦
ここで答弁を聞き、このことに理解するものの、窓口で対応する職員の研修も必要ではないでしょうか。はっきり申し上げますが、窓口は混乱すると思います。窓口の対応する職員の能力とか、納得していただく、こういった発言するためには、やっぱり必要なことは、こう言われたらこう言うというようなお役所マニュアル的なものをぜひご検討いただいて、研修をしていただくことが重要かなというふうに思います。
では、もう少し伺いますけれども、現金還付を拒む理由は何か、これについて伺いたいと思います。
○議長(海老原作一)
藤﨑都市建設部長。
◎都市建設部長
お答えいたします。
繰り返しになりますが、現金を職員が輸送する際の安全性、事務手続の効率化による事務時間の削減のほか、申請者が還付金の申請以降に再度還付金受領のために窓口を訪れる負担を考慮したものでございます。
○議長(海老原作一)
小川利彦議員。
◆小川利彦
市民や施設利用者の考え方と市役所の職員の考え方には乖離があると思いますことを申し添えさせていただきます。
では、この還付に関しての今後となります。(3)、今後の対応について伺いたいと思います。
○議長(海老原作一)
藤﨑都市建設部長。
◎都市建設部長
お答えいたします。
使用料の還付手続につきましては、令和7年1月頃から全ての公民館で対応が可能となるよう協議を行っていくほか、オンライン手続に関しましても引き続き周知してまいりたいと考えているところでございます。
○議長(海老原作一)
小川利彦議員。
◆小川利彦
現在、市内施設3か所でその申請還付が行われております。今後3か所を加え、計6か所体制で実施すべきと何度も申し上げてまいりました。いよいよ来月からといった感じでありますが、繰り返しとなりますが、今まで現金での申請と現金での還付をしていて何でできないのか、しかもこのようなことに約1年もの時間を要したことについて、本当に理解に苦しみました。ですが、先ほどの答弁では、来月より6館体制で実施することは確認できましたので、安心しておりますが、しかしこれについての周知に関してどうなっているのかという疑問があります。これについてはしっかりと周知されることを願い、この大きい2番の還付の質問を終了させていただきます。
続きまして、3の市道の維持管理について伺いたいと思います。この市道の維持管理については、これまでも何度も質問しており、しっかりと対応していただいております。パトロールの充実もご答弁いただいております。しかし、市民や市道利用者からの苦情のようなご意見をいただいております。改めて市道の維持管理について伺いたいと思います。
(1)、新設された主要地方道鎌ケ谷本埜線バイパスに接続している生活道路の現状を把握しているか、これについて伺いたいと思います。
○議長(海老原作一)
藤﨑都市建設部長。
◎都市建設部長
お答えいたします。
主要地方道鎌ケ谷本埜線バイパス周辺の市道につきましては、舗装のひび割れや路面の凹凸などが部分的に生じている状況がございますことから、下井地先の市道下井2109号線の一部について令和6年度中に補修する予定でございます。
○議長(海老原作一)
小川利彦議員。
◆小川利彦
分かりました。とにかく今ご答弁いただいたとおり、道路の状況がよくない状況にあります。市長も多分こちらのほうとか通られたことがあると思いますので、よく状況は分かるかと思うのですけれども、予算や優先順位もあろうかと思いますが、安全に通行できるような維持管理を願うものであります。鎌ケ谷本埜線バイパス、開通して本当によかったのですけれども、その通りに入る車と出る車、要するに今までそんなに通っていなかった通りがたくさんの車が通るようになってしまったがゆえに、そういう破損状況が著しく出てきている。あの通りの辺りはもともと印旛沼であったということもあって、地盤はそんなによくないところではあるのですけれども、本当に出たり入ったりのところで、通りが車の台数に耐えられないのかどうなのか、旧本埜村時代に補修がされていなかったのかどうかというところもあるのですけれども、とにかく傷んでいます。そういった部分をしっかりと見ていただきたいと思います。
では、さらに伺いたいと思いますが、市が道路状況を把握するとき、道路利用者の目線に偏っているのではないでしょうか。私のところには、破損した舗装の破片が水田内に飛散して、農作業に支障が出ているといった声が寄せられております。要するに道路が劣化して割れて、割れた破片が水田内に落ちて、結局営農に支障を来しているということでございます。飛散して、農作業に支障が出ているといった声が寄せられております。最近では、主要地方道鎌ケ谷本埜線バイパスの開通もあり、先ほど申し上げましたけれども、周辺の交通量が増加していることもあってか、心配をされているようでございます。このような営農にも影響が生じていることについてどのような認識をしているか、これについて伺いたいと思います。
○議長(海老原作一)
藤﨑都市建設部長。
◎都市建設部長
お答えいたします。
道路パトロール等により舗装の破損などの状況把握に努め、必要に応じて舗装の打ち替えを実施してまいります。なお、隣接する水田への舗装材の飛散については個別に対応を行い、適切な維持管理に努めてまいります。
○議長(海老原作一)
小川利彦議員。
◆小川利彦
先ほども申し上げまして繰り返しとなるのですが、水田内に道路の破片的なものが飛散しているのも現実でございます。営農に支障が出ているのも現実であります。場所は、今質問させていただいて答弁いただいた通りとはまた異なるのですが、市内のほかの道路でも同じようなこのようなことが起きております。農家の方々は、よほどのことがなければ苦情を申し上げません。みんな我慢をしているのです。こうしたことの解消に向け、ご検討いただきたいということを改めて申し添えさせていただきます。
続きましては、大型車両関連に移ります。(2)です。生活道路において、大型車両通行が原因で市道破損が生じた場合の対応について、これについて伺います。
○議長(海老原作一)
藤﨑都市建設部長。
◎都市建設部長
お答えいたします。
生活道路となる市道におきまして、大型車両の通行に起因する破損が認められ、原因者が特定された際は、復旧していただくよう協議しているところでございます。
○議長(海老原作一)
小川利彦議員。
◆小川利彦
以前にもこれ申し上げたのですが、印西市の財産ですから、壊されたのなら復旧してもらうことは当然のことであると思います。
さらに伺ってまいります。原因者に責任を取らせる姿勢であることは分かりました。最近は、深夜に通行する怪しい大型車や、誤進入した大型車などが生活道路に入り込み、道路を壊してしまう事例を聞いておりますので、市の対応に期待したいと思います。では、原因者が特定されている、これも以前から申し上げております印旛沼二期農業水利事業所の工事に伴う大型車両通行による影響への対応は、どのようになっておりますでしょうか。まだ事業中でありますが、今後の市道復旧に向けてどのように認識しているのかを伺います。
○議長(海老原作一)
藤﨑都市建設部長。
◎都市建設部長
お答えいたします。
印旛沼二期農業水利事業の工事に起因する市道の破損につきましては、事業が継続していることから、その進捗と市道の破損状況の把握に努め、適切な復旧について協議を行っているところでございます。
○議長(海老原作一)
小川利彦議員。
◆小川利彦
印旛沼二期事業所のことは以前から取り上げさせていただいておりまして、たまたま私、農業水利の関係の役員をやっておりますので、農林水産省の職員に印西市道壊して、それで帰らないよねというような話をちゃんとしておりまして、印旛沼二期農業水利事業が終了次第、必ず印西市さんと協議して、復旧するものはしますということをお答えいただいておりますので、そこの部分についてはいいです。ですが、私今回、その事業所がやっていることで道路を壊した場合は、それは直していただけるのですが、印西市内のヤードに移動中なのか、市外のヤードに移動中なのか、仮ナンバーをつけた怪しい大型車が夜間の早い時間帯、夕方の遅い時間といいますか、夜間の早い時間といいますか、夕飯どきといいますか、そういった頃合いによく走っているのを見かけます。取締りに関しては、大型車の規制のところは印西市の業務外でありますので、何とかしてほしいとは申しませんけれども、その怪しい大型車が市道を壊してしまうようなこともあるわけです。市道の維持管理に関しては、土木管理課のほうで本当にご注目していただきたいということを思って質問しております。引き続き、特に国道と県道を結ぶ市道など、幹線道路的な市道の道路パトロールでの注目をしていただきたいと思います。
続きまして、生活道路のほうに移りますけれども、(3)になります。生活道路の安全性や利便性を向上するために市はどのような取組をしているのか、これについて伺いたいと思います。
○議長(海老原作一)
藤﨑都市建設部長。
◎都市建設部長
お答えいたします。
生活道路となる市道につきましては、幹線道路と同様な舗装修繕計画を策定することは難しいことから、道路パトロール等による損傷などの状況把握が重要であると考えており、安全性や利便性を向上させる取組といたしましては、道路パトロールの拡充を図り、損傷などの速やかな状況把握に努め、予算の範囲内で現地の状況に応じた対応をしているところでございます。
○議長(海老原作一)
小川利彦議員。
◆小川利彦
分かりました。
ですが、さらに伺いたいと思いますけれども、生活道路を維持修繕するための予算は一体どのぐらいあるのでしょうか。生活道路の維持修繕に係る予算について、前年度の実績を伺いたいと思います。
○議長(海老原作一)
藤﨑都市建設部長。
◎都市建設部長
お答えいたします。
生活道路である市道の維持修繕に係る令和5年度の工事費の実績といたしましては、約4,000万円でございます。
○議長(海老原作一)
小川利彦議員。
◆小川利彦
全市的に見て、この数字ではもう全く足りないのではないかなというふうに私は常々感じておりました。
では、もう少し伺いたいと思います。生活道路の維持修繕に充てられている1年間当たりの工事費が約4,000万円では、現状を改善することは難しいと感じますが、市の認識を伺います。
○議長(海老原作一)
藤﨑都市建設部長。
◎都市建設部長
お答えいたします。
生活道路である市道につきましては、幹線道路と同様に地域に密着した重要な道路であると認識しておりますので、維持修繕の予算の確保に努めてまいりたいと考えております。
○議長(海老原作一)
小川利彦議員。
◆小川利彦
ぜひ予算確保に努めていただきたいと思います。道路の維持管理予算は限りがあることも理解します。しかし、私の生活する調整区域も、開発された市街地も、道路は傷み続けております。先日の会派創進の市政報告会でも開発地区の方が出席をされておりまして、道路の劣化について修繕要望を発言された参加者さんもおりました。経年劣化ということで、穴が開いたり、路肩が崩れたり、陥没したりと、不具合は様々あるのも理解できますが、以前私の同期の議員がよく質問していた通り、大型車の通行禁止となっておりますが、通行許可証を所持しているから、規制対象外となっておりますということで、大型車両が住宅街の幹線道路を通過しております。ゆえに、道路の劣化が進行し、振動や騒音ということの苦情が寄せられているものだと思います。以前の定例会で、道路パトロール強化ということを伺いました。藤代市長も市内の道路状況は十分に理解していることであると思いますが、維持管理として道路修繕にもご注目をいただければと思います。
こうしたことを申し述べさせていただきまして、私の一般質問を終わらせていただきます。