令和2年 第4回定例会(12月定例会)- 12月3日

令和2年 第4回定例会(12月定例会)- 12月3日

◆小川利彦
皆様、改めましてこんにちは。議席番号7番、小川利彦です。令和2年第4回定例会におきまして、印西市議会会議規則第62条に基づきまして議長に通告し、許可をいただきましたので、通告に基づきまして一問一答方式にて一般質問を行います。大きい1番、これからの印西市について。印西市第1次基本計画素案、令和3年度から令和7年度が示されております。印西市の施策を実現していく必要な計画であることは理解しており、この計画に示されている一部について伺います。(1)、人口減少となることへの対策について伺いたいと思います。

○議長(板橋睦)
板倉市長。

○市長(板倉正直)
お答えいたします。人口減少に歯止めをかけ、地域の持続的な成長を目指すための第2期印西市まち・ひと・しごと創生総合戦略につきましては、現在策定を進めております次期印西市総合計画第1次基本計画と一体的な策定を進めているところでございます。第2期印西市まち・ひと・しごと創生総合戦略におきましては、第1期の取組の継続性を加味するとともに、印西市総合計画と一体的な推進を図り、多面的な施策を実施することにより、市が一丸となって人口減少の対策に取り組んでまいりたいと考えております。

○議長(板橋睦)
小川利彦議員。

◆小川利彦
第2期印西市まち・ひと・しごと創生総合戦略や第1期の取組の継続性を加味するという答弁が今ございました。さらに伺いますけれども、では具体的にはどのように進めていく予定なのか、これについて伺いたいと思います。

○議長(板橋睦)
小林企画財政部長。

○企画財政部長(小林正博)
お答えをいたします。第2期印西市まち・ひと・しごと創生総合戦略の推進につきましては、総合計画の行政評価と一体的に数値目標及び重要業績成果指標、いわゆるKPIの状況を確認いたしまして、PDCAサイクルによる進行管理を行う予定でございます。以上でございます。

○議長(板橋睦)
小川利彦議員。

◆小川利彦
今の答弁、なかなか市民の皆様には伝わりにくい言葉であるように感じます。俗に言うお役所用語、表現ではないかなというふうには考えますが、分かりやすい表現で言うとするならば、伺いますけれども、目玉政策としてはどうなのか、これについて伺いたいと思います。

○議長(板橋睦)
小林企画財政部長。

○企画財政部長(小林正博)
お答えをいたします。第2期印西市まち・ひと・しごと創生総合戦略の基本目標でございます「安定した雇用を創出する」、「新しいひとの流れをつくる」、「結婚・出産・子育ての希望をかなえる」、「ひとが集う、安心して暮らすことができる魅力的な地域をつくる」の多面的な取組により、総合的に人口減少に対応してまいりたいと考えているところでございます。以上でございます。

○議長(板橋睦)
小川利彦議員。

◆小川利彦
分かりました。続きまして、今回の質問に関しまして資料として使用させていただいております印西市第1次基本計画素案、令和3年度から令和7年度という資料を基に質問させていただいているわけですけれども、この3ページに2028年、令和10年をピークに緩やかに人口減少していき、2060年、令和42年時点で10万人程度の人口維持を目標としますと表現されています。令和42年、40年先ですから、私はここにはいないですし、この世の中にもいないかとは思うのですけれども、そこで伺いたいと思いますが、現役世代が減少した場合という観点で伺いますけれども、(2)のほうに入ります、税収減による行政サービス低下の対策について伺いたいと思います。

○議長(板橋睦)
古川総務部長。

○総務部長(古川正明)
お答えをいたします。人口減少や少子高齢化等によります税収の減少や社会保障費の増加等が懸念されている中、市民サービスを維持するため、将来を見据えた行政運営に努める必要がありますことから、次世代に大きな負担を残すことなく、多様な行政需要に対応できるよう、行政改革大綱に基づきまして歳出経費の抑制や事務事業の見直し等効果的な行政運営に努めてまいりたいと、そのように考えております。以上でございます。

○議長(板橋睦)
小川利彦議員。

◆小川利彦
分かりました。では、具体的な数字はどうかという部分について伺ってまいりたいと思いますが、試算状況はどうなっているのか、これについて伺いたいと思います。

○議長(板橋睦)
小林企画財政部長。

○企画財政部長(小林正博)
お答えいたします。次期印西市第1次基本計画の財政計画におきましては、市税収入の見通しでございますが、横ばいで推移すると見込んでおるところでございます。以上でございます。

○議長(板橋睦)
小川利彦議員。

◆小川利彦
市税収入の見通しは、計画期間内では横ばいと今答弁がございましたけれども、コロナの関係や社会情勢により先が見えない状況であると思います。もしかしたら市税収入が減になってしまうかもしれないという観点での再質問となりますけれども、歳出削減や事務事業の見直しによる市民への影響はどうか、これについて伺いたいと思います。

○議長(板橋睦)
小林企画財政部長。

○企画財政部長(小林正博)
お答えをいたします。今後超高齢化社会下におけます社会保障関係費の増加が見込まれますことから、予算編成に当たりましては各事業の必要性を検証するとともに、創意工夫を凝らしまして市民サービス水準の低下を招かぬよう、歳入歳出予算の収支均衡を図ってまいりたいと考えておるところでございます。以上でございます。

○議長(板橋睦)
小川利彦議員。

◆小川利彦
分かりました。続きまして、(3)のほうに移ります。(3)、市内の適正な土地利用について伺いたいと思います。

○議長(板橋睦)
川嶋都市建設部長。

○都市建設部長(川嶋一郎)
お答えいたします。適正な土地利用の基本方針といたしまして、駅圏機能の強化、地域生活拠点の機能保全、産業拠点の充実、開発検討拠点の促進、地籍調査の推進の5つの方針を掲げております。このような取組によりまして、各地域の特性に応じた秩序あるまちづくりや豊かな自然と都市機能のバランスが取れたまちを目指してまいりたいと考えているところでございます。以上でございます。

○議長(板橋睦)
小川利彦議員。

◆小川利彦
ただいまの答弁において5つの方針が示されました。それぞれ重要なことであるというのは理解いたします。さらに伺いますけれども、5つの方針という基本方針の事務事業の具体的な進め方はどうか、これについて伺いたいと思います。

○議長(板橋睦)
川嶋都市建設部長。

○都市建設部長(川嶋一郎)
お答えいたします。現在作成を進めております実施計画に掲げる事業に基づきまして、適正な土地利用が図られるよう進めていきたいと考えております。以上でございます。

○議長(板橋睦)
小川利彦議員。

◆小川利彦
今答弁にありました適正な土地利用が図れるよう進めていっていただきたいと思います。続きまして、(4)のほうの市内の居住環境について、これについて伺いたいと思います。

○議長(板橋睦)
川嶋都市建設部長。

○都市建設部長(川嶋一郎)
お答えいたします。居住環境の基本方針といたしまして、災害に強い住まいづくりの促進、空家等対策の推進、公園の適切な維持管理の推進の3つの方針を掲げております。このような取組によりまして、市民が緑を身近に感じ、自然災害に強く、安心して暮らすことができる住環境が整ったまちを目指してまいりたいと考えております。以上でございます。

○議長(板橋睦)
小川利彦議員。

◆小川利彦
ただいまの3つの方針ということを理解しました。その中の一つについて、さらに伺ってまいりたいと思います。再質問を行います。災害に強いまちづくりの推進とはどのような取組を実施するのか、これについて伺いたいと思います。

○議長(板橋睦)
川嶋都市建設部長。

○都市建設部長(川嶋一郎)
お答えいたします。現在作成を進めております実施計画に掲げる事業に基づきまして、災害に強い住まいづくりの促進が図られるよう進めていきたいと考えております。以上でございます。

○議長(板橋睦)
小川利彦議員。

◆小川利彦
市内の一部地域では、強固な地盤ということにより多くの企業が進出しております。そういう意味において、千葉ニュータウン部分を上手に利用することにより災害に強いまちづくりができるものだと私も思います。続きまして、そういったことから(5)のほうの市街地の拡張について、これについて伺いたいと思います。

○議長(板橋睦)
川嶋都市建設部長。

○都市建設部長(川嶋一郎)
お答えいたします。市街地の拡張につきましては、先ほど答弁いたしました基本方針におきまして、開発検討拠点としております印旛中央地区の約100ヘクタールにおいて、北千葉道路により東京方面や成田国際空港に近接する立地条件などを生かしまして、組合施行での土地区画整理事業により産業、業務機能と居住環境が集積、調和した市街地形成を目指し、必要な支援を行うことで市街化を促進していく考えでございます。以上でございます。

○議長(板橋睦)
小川利彦議員。

◆小川利彦
産業、業務機能と居住環境が集積、調和した市街地形成を目指し、必要な支援を行うことで市街化を促進していくという答弁がありましたので、再質問でさらに伺ってまいりたいと思いますが、今答弁にありました印旛中央地区以外の土地はどうか、これについて伺いたいと思います。

○議長(板橋睦)
川嶋都市建設部長。

○都市建設部長(川嶋一郎)
お答えいたします。印旛中央地区以外におきましては、上位計画や都市マスタープランの方針に基づきましてまちづくりを進めてまいりたいと考えているところでございます。以上でございます。

○議長(板橋睦)
小川利彦議員。

◆小川利彦
今答弁いただきましたけれども、計画だけでは前に進まないような気がいたしますので、もう少し伺いますけれども、市街地と調整区域の現状を見て、今市としてはどう感じているのか、これについて伺いたいと思います。

○議長(板橋睦)
川嶋都市建設部長。

○都市建設部長(川嶋一郎)
お答えいたします。市街化区域及び市街化調整区域の現状といたしましては、都市計画法に基づき健全な環境が保全され、文化的な都市生活及び都市機能が確保されているものと考えているところでございます。以上でございます。

○議長(板橋睦)
小川利彦議員。

◆小川利彦
市街化調整区域では、法律に基づきまして健全な環境が保全されるという答弁がありました。櫻井議員の質問ではありませんけれども、調整区域の一部はイノシシの楽園化しており、こうしたことから調整区域の全てを市街化区域にしてほしいとは申しません。現状を見て、地元の方々の声を聞いて、人の思いや考えを感じてほしいのです。といっても法律や条例がありますから厳しい状況なことも理解できます。そういった観点から、さらに伺ってまいりますけれども、千葉ニュータウン以外の市街地の線引きについてはどうか、これについて伺いたいと思います。

○議長(板橋睦)
川嶋都市建設部長。

○都市建設部長(川嶋一郎)
お答えいたします。市街化区域への編入につきましては、土地利用の現状や動向を把握し、必要に応じて対応していきたいと考えております。以上でございます。

○議長(板橋睦)
小川利彦議員。

◆小川利彦
分かりました。今板倉市長をはじめ、市の幹部職員さんの胸につけているSDGsのバッジがあります。このSDGsは、ご承知のとおり17項目の目標があり、その11番目には住み続けられるまちづくりとあります。これが重要な部分だと私は思います。市内の低地部では様々な縛りがありますことから、まちをつくることはほぼほぼ無理な状況であります。だから、千葉ニュータウンの隣接地を市街化すべきではないかと思うのです。40戸連檐制度でまちをつくることもよいことかもしれませんが、しかししっかりとしたまちをつくるため、そして何よりも今ニュータウンで生活されている2代目の方々の居住場所を考えるべきだと思うのです。この議場内にも2代目の方で、ニュータウンで生活されている方もいらっしゃいます。生活する場所がなければ、他市町村へ転出してしまう可能性もあるのです。そうすると、基本計画素案に示されているような将来人口の見通しにならなくなるのではないでしょうか。ということで、伺いたいと思います。(6)です。今後の印西市について伺いたいと思います。

○議長(板橋睦)
小林企画財政部長。

○企画財政部長(小林正博)
お答えをいたします。市がさらに発展していくためには、市を取り巻く諸課題に適切に対応していくとともに、全ての市民の皆様にこのまちに住んでいてよかった、住み続けたいと感じる市への愛着、いわゆるシビックプライドの形成に寄与していくことが必要であると考えております。したがいまして、今後におきましても市民ニーズ等を的確に捉えながら、次期印西市総合計画に掲げる将来都市像の実現に向けまして、施策等を着実に推進してまいりたいと考えているところでございます。以上でございます。

○議長(板橋睦)
小川利彦議員。

◆小川利彦
市民ニーズの把握はよいことであります。それを予算化して実現化するには大変なことばかりかとは思いますが、さらにこの辺についてちょっと伺ってまいりますけれども、人口減少社会となり、自治体間競争となって、勝てる印西市とは何か、これについて伺いたいと思います。

○議長(板橋睦)
小林企画財政部長。

○企画財政部長(小林正博)
お答えをいたします。本市におきましては、社会移動率の高さから現在も人口増加が続いておりますが、今後におきましては人口減少の局面に入ることも想定してございます。このようなことから、本市におきましても人口減少に歯止めをかけ、さらなる発展を続けていけるよう、次期総合計画に掲げます将来都市像の実現に向け鋭意努力をしてまいりたいと、このように考えておるところでございます。以上でございます。

○議長(板橋睦)
小川利彦議員。

◆小川利彦
分かりました。ぜひ自治体間競争となりましても、我が印西市が勝ち組でいられるように勝てる印西市ということの調査研究を行ってくださることを期待したいということを申し添えさせていただきます。続きまして、大きい2番のほうに入らせていただきます。2番です。自然災害の対応についてとなります。毎年日本のどこかで自然災害は発生しているような状況下において、我が印西市では今年度は大きな被害もなく、平穏な日々でありますが、昨年の台風15号、19号、そして10月25日の豪雨災害では甚大な被害が発生し、市職員さん、そして消防職団員さん等の方々の活躍があったことは皆様も記憶にあると思います。また、市職員さんは災害発生後も罹災証明書の発行など様々な事務手続をなされておりますが、災害現場では手つかずの部分もありますので、対応等について伺います。これにつきましては、12月1日の櫻井議員の質問と重複している部分もありますが、私なりに質問を行っていきたいと思います。(1)、令和元年度中の自然災害による市道の被害状況について、これについて伺いたいと思います。

○議長(板橋睦)
川嶋都市建設部長。

○都市建設部長(川嶋一郎)
お答えいたします。令和元年度の台風15号、19号及び10月25日の大雨の影響により、市内一円におきまして倒木、冠水や路肩の崩れ等被害が発生いたしまして、現在3つの路線で通行止めとなっている状況でございます。以上でございます。

○議長(板橋睦)
小川利彦議員。

◆小川利彦
分かりました。さらに伺ってまいりますけれども、再質問です。令和元年度の災害から約1年が経過しておりますが、現在も通行止めとなっている路線がある状況が分かりました。市では、通行止め解消に向けてどのような取組をしていたのか伺いたいと思います。

○議長(板橋睦)
川嶋都市建設部長。

○都市建設部長(川嶋一郎)
お答えいたします。通行止めとなっている箇所につきましては、令和元年度より復旧工事を実施するために必要となります測量業務や設計業務を進めておりました。市といたしましては、準備が整った箇所から順次工事を発注しているところでございます。

○議長(板橋睦)
小川利彦議員。

◆小川利彦
櫻井議員の質問の発言でもございましたが、地元の方々からすると、いつになったら工事をするのかや通行可能になるのはいつか、またどれだけ待たせるのだろうかといったようなご意見も伺っております。これまで、今答弁にもありました、いろいろ大変だったとは思いますけれども、途中経過だけでも、当該地区と隣接地区に回覧を流すなど、広報するべきだったのではないかなという考えもしました。今後は、その辺りも検討していただけたらと思います。続きまして、(2)のほうに入ります。令和2年度中の復旧作業状況について、これについて伺いたいと思います。

○議長(板橋睦)
川嶋都市建設部長。

○都市建設部長(川嶋一郎)
お答えいたします。令和2年度中の市道復旧に関連した進捗状況といたしましては、令和元年10月25日の大雨の影響により通行止めとなっている師戸地先の市道岡台・内野線と草深地先の市道25―012号線では、工事の契約手続が完了したところでございます。また、下井地先の市道下井2136号線では、下井3号橋の補修設計を進めているところでございます。以上でございます。

○議長(板橋睦)
小川利彦議員。

◆小川利彦
少し先が見えてきたのかなという感じもしまして、さらに伺いますけれども、令和3年度中には令和元年度の災害で通行止めとなっている箇所は全て解消されるかを伺いたいと思います。

○議長(板橋睦)
川嶋都市建設部長。

○都市建設部長(川嶋一郎)
お答えいたします。市道岡台・内野線及び市道25―012号線につきましては、令和2年度中の完成を見込んでいるところでございます。また、市道下井2136号線の下井3号橋につきましては、令和3年度に補修工事の実施を予定しているところでございます。以上でございます。

○議長(板橋睦)
小川利彦議員。

◆小川利彦
今答弁の中に市道下井2136号線の下井3号橋の答弁がありましたので、少しお話し申し上げさせていただきたいと思いますけれども、橋のある地域にとってはこの橋はとても重要な橋であります。よくないことではございますけれども、通行止め対策をしてあるものをずらして通行されている方もおりました。なぜ通行止めなのかを理解して通行されているものだと思いますけれども、本当はよくないことなのですが、それだけ地元の方々にとっては必要で大事な橋なのです。令和3年度中に補修工事の実施を予定しているということでございます。予算が通りましたらの話ではございますけれども、令和3年度になりましたら即事務が進められるように準備をしていただけたらと思います。これは、地域の方々の願いでもありますことを申し添えさせていただきます。さらに伺いますが、令和2年度予算では通行止め解消に向けて2つの工事が予定され、令和3年度には下井3号橋の補修工事も予定されているということですけれども、このほかで災害復旧に関連した工事について伺いたいと思います。

○議長(板橋睦)
川嶋都市建設部長。

○都市建設部長(川嶋一郎)
お答えいたします。令和元年10月25日の大雨の影響により道路のり面の一部が崩落しました師戸地先の市道宮向線につきましては、令和2年2月に応急復旧工事が完了し、現在車両などの通行は可能となっております。その後道路のり面の予備設計を令和元年度から令和2年度にかけて実施し、現在用地測量を行っているところでございます。以上でございます。

○議長(板橋睦)
小川利彦議員。

◆小川利彦
分かりました。事務的には進められているようですので安心しております。さらに続けて伺いたいと思いますけれども、復旧工事に関しましてどのような問題が生じているのか、これについて伺いたいと思います。

○議長(板橋睦)
川嶋都市建設部長。

○都市建設部長(川嶋一郎)
お答えいたします。市道宮向線ののり面の復旧工事につきましては、用地を新たに取得することとなりますことから、必要となる面積を確定した後、用地の取得に努め、のり面復旧工事に着手してまいりたいと考えているところでございます。以上でございます。

○議長(板橋睦)
小川利彦議員。

◆小川利彦
分かりました。一刻も早く着手していただきたいと思います。さて、続きましては12月1日、藤江議員の質問と重複する部分もあるのですけれども、以前にも私質問を行っておりますけれども、今回千葉県に動きがありましたので、この場にて質問させていただきたいと思います。(3)です。民地等の崖崩れの対応について、これについて伺いたいと思います。

○議長(板橋睦)
川嶋都市建設部長。

○都市建設部長(川嶋一郎)
お答えいたします。民有地の崖崩れにより土砂流出など道路に影響のあった箇所につきましては、道路部分の復旧工事を行ったところでございますが、道路部分以外や道路に影響しない民有地の崖崩れにつきましては、土地所有者により対応をいただいているところでございます。以上でございます。

○議長(板橋睦)
小川利彦議員。

◆小川利彦
今部長より答弁いただいたことは、これまでも伺っていることでございまして、今回の質問は先ほども申し上げましたけれども、千葉県のほうで動きがありまして、我が印西市はどうかという部分での質問となります。民有地の崖崩れの対応について再質問します。千葉県が新たに行う土砂災害の補助金では、市町村へ補助が行われるものと思われるが、対応はどうなっているのか、これについて伺いたいと思います。

○議長(板橋睦)
川嶋都市建設部長。

○都市建設部長(川嶋一郎)
お答えいたします。千葉県が令和2年度補正予算において新規に制定されました土砂災害対策支援事業補助金につきましては、千葉県に確認したところ、要綱などが策定中とのことでございますので、その動向を注視してまいりたいと考えているところでございます。以上でございます。

○議長(板橋睦)
小川利彦議員。

◆小川利彦
他自治体から遅れることのないように情報収集をお願いしたいと思います。さて、さらに伺いたいと思いますが、今回の千葉県の動き、千葉県が新たに行う土砂災害の補助金の内容で分かっていることは何か、これについて伺いたいと思います。

○議長(板橋睦)
川嶋都市建設部長。

○都市建設部長(川嶋一郎)
お答えいたします。既存の支援制度の対象とならない土砂崩落等対策工事について、市町村に対しまして補助が行われるもので、補助率は全体事業費の6分の1、上限額は50万円とのことでございます。以上でございます。

○議長(板橋睦)
残り時間を考慮の上質問を行ってください。小川利彦議員。

◆小川利彦
分かりました。では、印西市としてはどうするのかという部分に入っていきたいと思います。(4)の今後の対応について、これについて伺いたいと思います。

○議長(板橋睦)
川嶋都市建設部長。

○都市建設部長(川嶋一郎)
お答えいたします。民有地の崖地対策につきましては、千葉県が行う急傾斜地崩壊対策事業を基本といたしまして対応してまいりたいと考えております。他市における補助制度や千葉県における土砂災害対策支援事業補助金につきましては、今後調査研究してまいりたいと、このように考えております。以上でございます。

○議長(板橋睦)
小川利彦議員。

◆小川利彦
分かりました。今回この質問をしたのは、千葉県があえて補正予算で予算化までした事業でございます。近隣自治体では、佐倉市さんが支出の実績はないものの、これまで毎年当初予算で計上していることが分かりました。これは、その自治体の本気度というか、市民に対しての優しさというのでしょうか、そういった部分が考えられるのかなというふうに思います。このことについてさらに伺いたいのですが、土砂災害対策支援事業補助金を県が実施していく以上、今後は印西市としても補助を実施していくべきと考えますが、これについて改めて伺いたいと思います。

○議長(板橋睦)
川嶋都市建設部長。

○都市建設部長(川嶋一郎)
お答えいたします。県が新たに制定いたしました補助制度につきましては、要綱など策定中とのことでございますので、県の動向を注視いたしまして、市としてどのような対応が可能となるか、調査研究をしてまいりたいと考えております。以上でございます。

○議長(板橋睦)
小川利彦議員。

◆小川利彦
分かりました。千葉県で本当にいろんな災害があったり、または藤江議員の民有地の崖崩れがあったり、そういったことで始まった事業だと思います。印西市もぜひその辺の調査研究していただきまして、印西市に合ったものを検討していただいて、ぜひ実施していただきたいということを申し添えさせていただきまして私の一般質問を終わります。

○議長(板橋睦)
これで小川利彦議員の個人質問を終わります。