令和6年 第2回定例会(6月定例会)-6月3日

令和6年 第2回定例会(6月定例会)-6月3日

◆小川利彦
皆様、こんにちは。議席番号10番、小川利彦でございます。先月の話ではございますけれども、5月24日の日曜日に印西牧の原駅周辺や商業施設敷地内において第3回印西まちなか音楽祭が開催され、朝から天候にも恵まれまして、最高のイベント日和になったことは言うまでもありませんが、何よりも出演された皆様方の笑顔で最高のパフォーマンスができたものと思いました。中でも印西市の職員さんの保健室や印西市議会議員のぎかいバンドと身近な方々も出演されており、すばらしい演奏と歌を披露されておりました。印西まちなか音楽祭実行委員会の皆様方、本当に大変だったと思いますが、さらに回数を重ねていただき、さらに大きなイベントとなることをご祈念申し上げさせていただきます。今後に期待したいと考えます。
さて、それでは通告に基づきまして、一問一答方式にて一般質問を行わせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。大きい1番です。竜腹寺交差点の交差点改良について。これまで一般質問でも取り上げられ、また先月の4月24日にはNHKの夕方の番組「首都圏ネットワーク」という番組でも放送されるなど、注目されている交差点であることには間違いありません。このようなことから、印西市としてどのような対応をしているのかを伺いたいと思います。
(1)、信号機設置に向けた千葉県警察との協議について伺いたいと思います。

○議長(海老原作一)
板倉市長。

◎市長(板倉正直)
お答えをいたします。
主要地方道佐倉印西線と市道竜腹寺線との交差点の信号機の必要性につきましては、市といたしましても認識をしておりまして、地元自治会や市民から寄せられました設置要望を受けまして、印西警察署へ要望を提出しているところでございます。
以上でございます。

○議長(海老原作一)
10番、小川利彦議員。

◆小川利彦
先ほども申し上げましたこのNHKの「首都圏ネットワーク」という放送では、その放送の内容の一部をちょっとご紹介いたしますが、千葉県内の信号機の維持管理費に年間40億円の予算が必要とのことでございました。そして、年間の信号機の新規の設置要望箇所は県内約300か所、しかし実際の新規設置は約10か所程度とのことでございました。老朽化した信号機の更新もありますので、新規設置は難しいかもしれませんが、印西市として市内の信号機早期設置に向けての対応についてさらに伺いたいと思います。要望書の提出以外にどのような要望活動を行っているのか、これについて伺いたいと思います。

○議長(海老原作一)
川島市民部長。

◎市民部長(川島俊之)
お答えいたします。
一般質問など、市議会で取り上げられた際を含め、適宜担当課において印西警察署を訪問し、信号機の設置について直接申入れを行っているところでございます。

○議長(海老原作一)
10番、小川利彦議員。

◆小川利彦
分かりました。昨年のことでございます。令和5年7月3日のことでした。当時の市民活動推進課防犯対策係長と地元の県議会議員、瀧田敏幸県議、そして私で印西警察署にて竜腹寺交差点信号機設置に関する要望活動ということでちょっと交通課のほうにお話に行ってまいりました。このとき、現在設置に至らないことなども含めまして、印西警察署交通課としての見解を伺ったものでございました。私たちが伺ってきた内容と印西市として伺っている内容の違いがあるのか、そこで伺いたいと思います。印西警察署からの回答としてはどのような回答が得られたのか、これについて伺いたいと思います。

○議長(海老原作一)
川島市民部長。

◎市民部長(川島俊之)
お答えいたします。
信号機の設置に関しましては、信号機設置の指針等に基づき、その必要性を総合的に判断していると伺っております。

○議長(海老原作一)
10番、小川利彦議員。

◆小川利彦
分かりました。先ほども申し上げました「首都圏ネットワーク」の放送の中でも、全ての要望に対応はできないと発言をされておりましたので、理解できなくもありませんが、やはり市としても強く要望していく必要があるかと思います。そこで伺います。信号機設置に向け、今後どのような取組を考えているのか、これについて伺いたいと思います。

○議長(海老原作一)
川島市民部長。

◎市民部長(川島俊之)
お答えいたします。
警察や各道路管理者等、関係機関の連携を図り、信号機の設置をはじめとする安全な交通環境が整備されるよう努めてまいりたいと考えております。

○議長(海老原作一)
10番、小川利彦議員。

◆小川利彦
分かりました。では、さらにもう少し伺いますが、具体的な策としてはどのように考えているのか、市の見解を伺いたいと思います。

○議長(海老原作一)
川島市民部長。

◎市民部長(川島俊之)
お答えいたします。
繰り返しとなりますが、警察や各道路管理者等、関係機関の連携を図り、信号機の設置をはじめとする安全な交通環境が整備されるよう努めてまいりたいと考えております。

○議長(海老原作一)
10番、小川利彦議員。

◆小川利彦
信号機設置については、重要なことだと思います。この信号機設置は、印西市では設置することはできず、千葉県警察本部での対応ということは理解しております。もうこれ以上交通事故を発生させないようにするのも行政の仕事だと考えます。各方面と連携を密にして、信号機設置に向けた活動を願うものでございます。
では、この(1)の信号機設置の質問から、今度は(2)の道路に関する質問に移りたいと思います。この道路は竜腹寺線となります。これまでも私も一般質問してきましたし、板橋議員も一般質問をされております。何よりも市村合併のときの約束の道路でもあります。合併から10年以上経過しても開通しておらず、このことによりまして様々な問題が生じているように感じておりますので、これについて伺いたいと思います。
(2)、県道と市道の交差について、千葉県との協議について、これについて伺いたいと思います。

○議長(海老原作一)
藤﨑都市建設部長。

◎都市建設部長(藤﨑博一)
お答えいたします。
平成15年度に主要地方道佐倉印西線と市道竜腹寺線の交差点について、千葉県公安委員会及び千葉県印旛土木事務所と交差点形状や交通規制に関する協議を実施しており、協議内容につきましては信号機の設置を要望した完成形での協議のほか、現在の交差点形状である信号機が設置されない暫定形での協議を実施している状況でございます。また、令和5年2月から3月にかけて、交差点の注意喚起対策として、市道下池・三度山線側に「交差点あり」及び「この先交差点事故多発注意」の標識を設置したほか、交差点注意の路面標示を設置したところでございます。

○議長(海老原作一)
10番、小川利彦議員。

◆小川利彦
分かりました。印西市道の部分には、看板や路面標示といった印西市ができることについては対応がなされていることは理解します。私も、常日頃通過したときに確認をしております。先ほど答弁がありました交差点協議から何年も経過をしております。当時の交通量より増えているのも現実でございます。さらに伺いたいと思います。去る5月17日でございます。今年の5月17日、千葉県警察本部、印西警察署、千葉県印旛土木事務所、印西市で竜腹寺交差点付近にて協議が行われました。これを受けて、印西市としてどのような動きとなるのか、これについて伺いたいと思います。

○議長(海老原作一)
藤﨑都市建設部長。

◎都市建設部長(藤﨑博一)
お答えいたします。
市といたしましては、千葉県印旛土木事務所の検討状況を踏まえまして、市道部分の安全性が向上するよう対応してまいりたいと考えております。

○議長(海老原作一)
10番、小川利彦議員。

◆小川利彦
分かりました。先ほども申し上げましたが、今回の5月17日のことは昨年の印西警察署での要望活動から一歩進んだ現地調査となりました。それは、現地に千葉県警察本部交通部交通規制課さん、そして印旛土木事務所維持課さん、印西警察署交通課さん、そして印西市都市建設部の職員さん、地元の先ほども言いました瀧田県議、そして私が現地で立会いとなりまして、信号機設置も含めた協議がなされたものですが、今日、明日の即設置とはならないことから、道路の線形変更により事故防止をすべきとのことでございました。千葉県警察本部と印旛土木事務所では見解の相違があるのも現実で、また道路部分は千葉県と印西市で協議がなされている。ですから、それだけでは物事が進まないというのも現実でございました。あらゆる手段を講じて、信号機に頼らない交差点づくりを目指すとも伺いまして、それでもやっぱり危険な交差点には変わらないものだと思います。
では、さらに伺ってまいります。(3)となります。地元との協議については、どのようなものなのか伺いたいと思います。

○議長(海老原作一)
藤﨑都市建設部長。

◎都市建設部長(藤﨑博一)
お答えいたします。
地元との協議につきましては、現在の暫定形での交差点として整備する際に、隣接地の出入口と仮設ガードレールの設置位置などについて協議を行っている状況でございます。

○議長(海老原作一)
10番、小川利彦議員。

◆小川利彦
ただいまの答弁ですと、交差点の直近の隣接地だけということになるかと思うのですけれども、隣接地だけではなく、地域の説明も必要かと思います。といった部分では、地域への説明という部分を伺いたいと思います。そこで伺います。交差点隣接地との協議以外に、地元地区にどのような周知を行っているのか、これについて伺いたいと思います。

○議長(海老原作一)
藤﨑都市建設部長。

◎都市建設部長(藤﨑博一)
お答えいたします。
地元地区への周知につきましては、令和3年に市道竜腹寺線側の歩道舗装等を実施した際に、工事の周知を行っている状況でございます。

○議長(海老原作一)
10番、小川利彦議員。

◆小川利彦
周知については分かりました。では、印西市として竜腹寺線を今後どのようにしていくのか、これについて伺いたいと思います。
(4)です。今後の活動について伺いたいと思います。

○議長(海老原作一)
藤﨑都市建設部長。

◎都市建設部長(藤﨑博一)
お答えいたします。
今後の予定といたしましては、市道竜腹寺線の橋梁整備に向けて、橋梁詳細設計、工事用道路詳細設計を行い、その後工事に着手する予定でございますが、主要地方道佐倉印西線との交差点部分につきましては、信号機の設置に合わせて交差点改良工事を実施する予定でございます。

○議長(海老原作一)
10番、小川利彦議員。

◆小川利彦
信号機設置に合わせて交差点改良工事ということですが、そこの部分が重要なことではないかなと考えます。これは、千葉県と警察との交渉によりまして交差点の形状を確定していくのではないかなと思います。そこで伺います。竜腹寺線の供用開始により、県道と市道の通過交通量の増加が見込まれることで信号機設置に向けての動きが加速されるとも伺ってまいりました。見方を変えますと、竜腹寺線の工事着手や供用開始の見込みとなれば、信号機設置に向けて千葉県警察本部が動き始めるとも言われております。今現在は通過交通量での換算となっていることから、そこまでの通過台数がないとも言われておりまして、いまだに信号機が設置されない状況だということでした。また、近年の交通死亡事故で信号機設置に向けて協議がなされていて、県道の線形変更も検討され、事故が発生しにくい交差点を目指していくそうでございます。でも、根本的な対策にはなっておりません。具体的には、印西市としてどのように進めていくのか、これについて伺いたいと思います。

○議長(海老原作一)
藤﨑都市建設部長。

◎都市建設部長(藤﨑博一)
お答えいたします。
現在の暫定形状の交差点につきましては、千葉県印旛土木事務所の検討状況を踏まえた対応を行っていくほか、引き続き市道竜腹寺線の橋梁整備に向けて取り組んでまいりたいと考えております。

○議長(海老原作一)
10番、小川利彦議員。

◆小川利彦
先ほども申し上げましたが、市道部分の道路確定や交差点部分の県道との交差確定といった協議がなされなければ物事が進まないということも教えていただきました。また、先ほども申し上げましたけれども、千葉県警察本部交通規制課さんより伺った話では、交差点部分の通過車両が少ないことから信号機の設置順位が上がらないそうです。県道のあれだけの台数と朝夕の本埜支所のほうから来た道、台数では足りないということなのです。今は2件の人身事故発生したことにより、検討しなければならない交差点という分類になっているそうです。このような状況では、いつまでも事故が発生するような交差点となりそうですから、竜腹寺線を国道464号線に接続して交差点部分の通過交通量を増やさないと信号機設置の優先順位は上がらないものだと思います。市民の方はもちろん、近隣市町の方々が利用する交差点でもありますし、小学校のスクールバスや幼稚園の送迎バス、そして幼稚園の保護者送迎の車両、本埜支所公用車が本庁や印旛支所に向かうにも通過する交差点でございます。様々なことを考慮するならば、早期の供用開始に向けて最大限の努力をすべきではないかと申し添えさせていただきます。
これで大きい1番を終了させていただきまして、続きまして2番に移りたいと思います。2番、小規模特認校の本埜中学校の教育についてとなります。本年度より、本埜中学校では欠学年もなく学校運営がなされています。通常どおりに通学されている生徒、そして転校前の学校で長期欠席等があった生徒が通学しておりますことから、これからの学校運営について伺いたいと思います。
(1)、令和6年度の学校運営について印西市教育委員会の見解を伺いたいと思います。

○議長(海老原作一)
大木教育長。

◎教育長(大木弘)
お答えいたします。
令和6年度の学校運営につきましては、本埜中学校に転入した生徒には確かに以前の学校になじめないなど様々な特性を持つ生徒が増加している状況がありましたことから、千葉県教育委員会に依頼をし、学習サポーターを1名配置していただき、また印西市におきましても学習指導員を1名配置することにより、きめ細やかな学習支援に取り組んでいるところでございます。また、学級数に応じて配置される定数の教員では全教科の指導ができないため、千葉県教育委員会に依頼をし、美術科、音楽科、技術科の教科担任講師を配置していただき、円滑な学校運営を進めているところでございます。

○議長(海老原作一)
10番、小川利彦議員。

◆小川利彦
教育委員会としてご配慮いただいていることは理解いたしました。小規模特認校という中学校も、年間1,015時間の授業を実施しなければならないと伺っております。引き続き、教育面でもできるだけの支援をお願いしたいと考えます。そして、小回りが利く小規模特認校ということですが、生徒数が少ないことでの不便もあるということを伺っておりまして、さらに伺ってまいります。修学旅行など小規模特認校については、1人当たりの負担が大きいということを伺いました。修学旅行補助金について生徒に応じて増額などを考えているのか、これについて伺いたいと思います。

○議長(海老原作一)
大木教育長。

◎教育長(大木弘)
お答えいたします。
修学旅行補助金につきましては、人数の多寡にかかわらず、一定の負担が必要なバス代等につきまして、中学校では1クラス当たり20万円、小学校では1クラス当たり10万円を限度に補助しております。これにつきましては、小規模校に手厚い制度となってございます。具体的に申しますと、例えば中学校の場合、1クラス10人の学級では20万円ですので、1人当たり2万円の補助になります。20人の学級では1人当たり1万円、40人の学級では1人当たり5,000円の補助ということになりまして、小規模校に手厚い制度となってございますので、現在は増額については考えておりません。
以上でございます。

○議長(海老原作一)
10番、小川利彦議員。

◆小川利彦
分かりました。人数に応じて換算すると1人当たりの金額が大きくなるものですから、本当に小規模特認校についてはすばらしい制度だなというふうには考えます。本当に先ほどちょっと質問でも言ったことで、1つの学校だけで特別扱いできないということも理解できます。
では、異なる観点で伺いたいと思います。当初予算で教育現場において必要な予算は、満額ではないものの配分されていると思います。これまでも質問でもそういった答弁をいただいておりました。以前の質問で必要な予算は配分されていると伺っており、年度途中での要望に関しては柔軟に対応されているのでしょうか。そこで伺います。学校運営に必要な予算はきちんと配分されているのか、これについて伺いたいと思います。

○議長(海老原作一)
大木教育長。

◎教育長(大木弘)
お答えいたします。
予算につきましては、各学校で年間執行計画を立てまして、その計画に基づいて配当をしているところでございます。不測の事態が起きるなどして年度途中に不足等が生じる場合には、予算の範囲内でございますが、再配当を行っているところでございます。

○議長(海老原作一)
10番、小川利彦議員。

◆小川利彦
分かりました。教育委員会から十分な予算が配当されていないということで、PTA会費で対応するようなことのないように十分な配慮をすべきだと思います。教育現場で予算が足りないから学習できませんといったことのないようにしていただきたいのです。
続きましては(2)となります。(2)、今後の本埜中学校の運営について、これについて伺いたいと思います。

○議長(海老原作一)
大木教育長。

◎教育長(大木弘)
お答えいたします。
今後の本埜中学校の運営につきましては、学校運営面、そして教育指導面についての検証を継続して行うとともに、小規模特認校の運営について学校や学校適正配置審議会に意見を求めながら適切に判断してまいりたいと考えております。

○議長(海老原作一)
10番、小川利彦議員。

◆小川利彦
分かりました。教育長をはじめ部課長で学校訪問をされているかと思います。その際、学校から現状報告や要望という部分を見て、聞いて、感じてきていると思います。その状況を総合的に判断し、決断されると思います。予算的にも、様々な点においても許されるのならば継続すべきですし、何よりも転校してきた生徒は約2か月で本当に変わりました。自分の居場所を見つけたようでございます。
では、さらに伺います。本埜中に通う生徒の中には、以前の学校でなじめなかった生徒がいるが、転校後は元気に登校し、学習や学校行事などに頑張っている話を聞いております。今後一人一人が成長できる効果的な教育指導が一層必要と考えます。そこで、教育委員会としての見解を伺いたいと思います。

○議長(海老原作一)
大木教育長。

◎教育長(大木弘)
お答えいたします。
生徒の良好な変容等につきましては、令和5年度末の学校からの報告や学校訪問時で、いろいろな特性を持った生徒に対して個に応じた指導を行っていると確認しております。学校の適切な支援の表れの一つと考えております。今後につきましても、学校の要望等を聞きながらきめ細やかな指導が進められるよう連携してまいりたいと考えております。
以上でございます。

○議長(海老原作一)
10番、小川利彦議員。

◆小川利彦
分かりました。これからの時代を担う生徒たちへ、教育委員会としてできる限りの連携をお願いしたいと思います。
では、もう少し伺いたいと思います。生徒一人一人にきめ細やかな教育指導を行うためには、先生方の資質や能力も必要かと考えます。そこで、教育委員会としての見解を伺いたいと思います。

○議長(海老原作一)
大木教育長。

◎教育長(大木弘)
お答えいたします。
教員の研さん意欲や優れた指導が生徒一人一人の学力向上や心の成長につながることから、生徒の実態に応じた県や市主催の研修に参加することや校内研修を実施することなどにより資質能力の向上に努めるよう、管理職を通して継続的に指導していきたいと考えております。
以上でございます。

○議長(海老原作一)
10番、小川利彦議員。

◆小川利彦
分かりました。教員免許を持っていない者が申し上げるべきではないかもしれませんが、やはり生徒を教育する先生方も日々の研さんをお願いしたいのです。今年度の本埜中学校は、ベテランの先生が多いです。がゆえに、熱さを感じないといったご意見も漏れ伝わってきました。若い先生方がいるから熱いのかといった部分もあり、そこは不明でございますが、ベテランの先生は熱さがなくても知識と経験ですばらしい教育をされているとも伺っております。何を申し上げたいかといいますと、小規模特認校の制度を利用して転校してきた生徒は様々な事情で本埜中学校に登校してきております。その生徒に寄り添っていただけるような学校運営をしていただき、この生徒たちが本埜中学校から高校や大学、さらには社会に出て活躍する準備となるような本埜中学校となることを期待しているからです。
これで2番のほうは終了となりまして、続きましては大きい3番の還付に移ります。3番、体育施設の使用料の還付について。令和5年第4回定例会において一般質問をさせていただいたことの検証となります。このときの質問、答弁で、各公民館等の施設状況等を考慮いたしまして関係部署と調整してまいりますとの答弁もあり、我が会派の市政公聴会においてなぜやらないのかといったご意見も参加された市民の方からもいただいてきましたので、改めて伺いたいと思います。
(1)、令和5年第4回定例会以降の検討状況について伺いたいと思います。

○議長(海老原作一)
藤﨑都市建設部長。

◎都市建設部長(藤﨑博一)
お答えいたします。
窓口における有料公園施設等の体育施設の使用申請手続が可能となる施設につきましては松山下公園総合体育館などの12か所の施設となりますが、使用料の還付が可能となる施設につきましては松山下公園総合体育館、印旛公民館、本埜公民館の3館でございます。なお、本埜公民館につきましては現在改修工事により休館となっておりますことから、使用申請手続が可能となる施設は11か所の施設となり、使用料の還付につきましては本埜公民館に代わりまして小林公民館にて対応しているため、使用料の還付が可能となる施設につきましては松山下公園総合体育館、印旛公民館、小林公民館の3館でございます。松山下公園総合体育館、印旛公民館、小林公民館の3館以外の施設でも還付の手続が可能となりますよう、施設の拡大に向けて関係部署と調整中でございます。

○議長(海老原作一)
10番、小川利彦議員。

◆小川利彦
分かりました。この答弁は、以前の答弁と同じであるなというふうに感じました。先ほど申し上げましたように、令和5年第4回定例会において一般質問を行いまして、そのときも検討しますとの答弁をいただいておりました。今現在半年が過ぎました。私的には、令和6年度が始まる4月にはほかの施設も還付ができるようになるかななんて思っておりましたが、そのような状況にはならなかったので、改めて伺うものでございます。そして、今回何が問題なのか、どんな障害があるのか疑問に思うものであります。そこで伺います。都市建設部から教育部へ委任されていると認識しておりますが、教育部としてこのことについてはどう思われているのか、これについて伺いたいと思います。

○議長(海老原作一)
三門教育部長。

◎教育部長(三門宜典)
お答えいたします。
有料公園施設の使用手続に関する事務につきましては、補助執行の事務であると認識しているところでございます。

○議長(海老原作一)
10番、小川利彦議員。

◆小川利彦
ただいまの答弁で認識しているとありました。では、認識していながらなぜ進められないのかということで改めて伺いたいと思います。調整中との答弁が先ほどありました。教育部では、具体的にはどのように進めていく考えなのか、これについて伺いたいと思います。

○議長(海老原作一)
三門教育部長。

◎教育部長(三門宜典)
お答えいたします。
有料公園施設の使用料の還付に係る現金の取扱いや公共施設予約システムの操作方法につきまして、確認を行っているところでございます。

○議長(海老原作一)
10番、小川利彦議員。

◆小川利彦
分かりました。確認することは重要なことであります。しかし、いつまでも確認しているのもどうかと思います。早期の実現に向けて、後ろを決めるべきではないでしょうか。
さらに伺います。(2)です。サービス向上とする認識について、これについて伺いたいと思います。

○議長(海老原作一)
藤﨑都市建設部長。

◎都市建設部長(藤﨑博一)
お答えいたします。
窓口による還付の手続が可能となる施設が多数となれば、施設利用者へのサービス向上につながるものと認識しているところでございます。

○議長(海老原作一)
10番、小川利彦議員。

◆小川利彦
分かりました。まさにそのとおりだと思います。多くの窓口で還付が可能になれば、利用者の選択肢が増えてこそ行政サービス向上となるものだと思います。これまで還付対応していなかった窓口の職員さんは業務量が増えてしまうかもしれませんが、印西市例規集や各種の規則に書かれておりますので、行政サービス向上のためにもお願いしたいと考えております。いろいろと申している職員さんもいるということで伺っておりますけれども、地方公務員法第30条にありますように、全体の奉仕者として業務を行っていただきたいというものでございます。
それでは、続いて(3)に移ります。(3)、実施に至らないことについて、これについて伺いたいと思います。

○議長(海老原作一)
藤﨑都市建設部長。

◎都市建設部長(藤﨑博一)
お答えいたします。
関係部署と調整中でございます。

○議長(海老原作一)
10番、小川利彦議員。

◆小川利彦
繰り返しとなりますけれども、行政サービスは向上し続けるものと思います。予算的に厳しい状況であるならば検討するしかないかもしれませんが、予算的に見て窓口での記入用紙代くらいなものではないでしょうか。
では、さらに伺います。(4)となります。今後の対応について改めて伺いたいと思います。

○議長(海老原作一)
藤﨑都市建設部長。

◎都市建設部長(藤﨑博一)
お答えいたします。
現金での還付につきましては、窓口での還付が可能となる施設の拡大に向けて関係部署と調整中でございます。また、オンラインでの還付につきましては引き続き周知してまいりたいと考えているところでございます。

○議長(海老原作一)
10番、小川利彦議員。

◆小川利彦
分かりました。繰り返しとなりますけれども、職員さんの研修と返金する現金の取扱いを検討すれば即対応可能だと考えます。そこで、伺いたいと思います。現金での還付は窓口で必要な職員さんのシステム研修だけで問題解決し、行政サービス向上となると考えますが、教育部として早期に還付が可能となる施設を増やす対応をすべきではないか、これについてどのような考えを持っているか伺いたいと思います。

○議長(海老原作一)
三門教育部長。

◎教育部長(三門宜典)
お答えいたします。
現在全公民館におきまして、できるだけ早く有料公園施設の使用料の還付手続が開始できるよう調整をしているところでございます。

○議長(海老原作一)
10番、小川利彦議員。

◆小川利彦
何度も繰り返し申し上げますが、対応できる窓口は多いことにこしたことはございません。利用者の選択肢を増やすことで行政サービス向上につながるものと思いますので、早期の実現に向けて調整されますことを願いまして、私の一般質問を終了させていただきます。