30 7月 令和5年 第4回定例会(12月定例会)-12月4日
◆小川利彦
皆様、こんにちは。議席番号10番、小川利彦です。師走となりまして、何かと慌ただしく、気ぜわしい時期となりました。様々な感染症に関する報道もございますので、皆様方も体調管理には十分にご注意いただきたいと思います。
さて、印西市議会会議規則第62条に基づきまして、議長に許可をいただきましたので、通告に基づきまして、一問一答方式にて一般質問を行わせていただきます。本日最後の質問者となりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
まず、大きい1番です。土木管理課の事業について、市道管理で経年劣化等の破損状況の確認と、国、県の事業で破損した市道の事業者への指導についてということになります。まず、道路パトロールです。ほぼ毎日長距離の道路パトロールが行われているかと思います。今定例会においても専決処分の報告がありましたように、市道の不具合は突発的に発生するものでございます。こうしたことから伺ってまいりたいと思います。
そこで伺います。(1)、市道の道路パトロールの状況について市の見解を伺いたいと思います。
○議長(海老原作一)
藤﨑都市建設部長。
◎都市建設部長(藤﨑博一)
お答えいたします。
道路パトロールにつきましては、職員による市内全域のパトロールのほか、市内を4分割した区域の道路パトロールを業者に委託しております。いずれのパトロールにおいても補修材を積載し、道路の穴埋めなどの軽微な補修についてはその都度対応しているところでございます。
○議長(海老原作一)
10番、小川利彦議員。
◆小川利彦
補修材を積載し、道路の穴埋めなどの軽微な補修についてはその都度対応しているところということでございますが、ではさらに伺いたいと思います。
市道のパトロールにおいて、どのような点に注力して日々のパトロールをしているのかを伺いたいと思います。
○議長(海老原作一)
藤﨑都市建設部長。
◎都市建設部長(藤﨑博一)
お答えいたします。
市道で実施しております道路パトロールの内容といたしましては、主に舗装などの状況把握に注力し、事故の原因となるような破損箇所等の発見に努めております。
○議長(海老原作一)
10番、小川利彦議員。
◆小川利彦
事故原因となるような破損箇所等の発見に努めておりますというご答弁をいただきましたけれども、私が普通に市道を走ってしていても、本当に見ているのかなというところも実際はあります。全ての路線を注視することは本当に困難なことだと思いますが、ちょっとさらに伺ってまいりますけれども、事故防止の観点より舗装の状況把握に注力して、市道のパトロールを行っていることは分かりましたが、日々のパトロールでは長い距離を走行しながら、事故防止に対応していることは承知しております。そのためか緊急性の高い破損の把握に終始し、経年劣化等が原因と思われる破損の把握がおろそかになっているように感じます。
そこで伺います。旧本埜地区の中根地区の通学路や平岡の市道ほかで、道路と側溝との舗装面に生じた段差について生じていることは把握はされているのか伺いたいと思います。
○議長(海老原作一)
藤﨑都市建設部長。
◎都市建設部長(藤﨑博一)
お答えいたします。
ご指摘の箇所につきましては、市民からの通報もあり、現状を把握しており、中根地先の通学路である市道208号線につきましては令和5年11月に補修が完了したところでございます。また、平岡地先の市道17―033号線につきましては補修時期を検討しているところでございます。市といたしましては、引き続き道路パトロール等により市道の状況把握に努めまして、事故防止を図ってまいりたいと考えております。
○議長(海老原作一)
10番、小川利彦議員。
◆小川利彦
分かりました。市内には、ほかの地区においても段差がある場所が多々ございます。これは、先ほど質問のときに申し上げましたように、道路側溝と市道のところの段差、こういったことがよく見られるところがありますので、これら全てを早急に補修工事を実施していただきたいと思います。これは、市民はもとより、市道の利用者の安心、安全のためでもありますし、専決処分の報告案件がなくなることを願うものでございます。
続きましては、(2)の国や県が事業主体である案件についてとなります。これまでもこの問題につきましては何度も私は質問させていただきました。ここ最近私の住む地元、本埜地区においては、大規模な工事による市道の不具合があちこちで見受けられますし、また地域の方々からも様々なご意見や苦情も伺っております。
そこで伺います。(2)、国、県事業による市道の破損について市の考え方を伺いたいと思います。
○議長(海老原作一)
藤﨑都市建設部長。
◎都市建設部長(藤﨑博一)
お答えいたします。
国、県事業に伴う工事に起因して市道に破損が生じた場合等につきましては、事業者による補修対応をしていただいているところでございます。
○議長(海老原作一)
10番、小川利彦議員。
◆小川利彦
分かりました。
近年、先ほど申し上げました本埜地区で行われている大規模工事では、大型の重機や資材などが現場に運び込まれており、このことによるものか不明な部分もございますけれども、市道の破損状況が進行しているように感じます。また、市道の一部ではございますが、舗装の割れだけではなく、道路全体的に傾いてしまっている場所もあります。地元の方からは道路排水が農地に流れ込んでいるという情報というか、苦情もいただきました。こうした状況をお伝えしつつ、さらに伺いたいと思いますが、本埜地区の印旛沼2期農業水利事業において工事が完了した区域で、市道安食卜杭2072号線の路面が工事により舗装の状況が悪い箇所がありますが、補修の実施はどのようになっているか伺いたいと思います。
○議長(海老原作一)
藤﨑都市建設部長。
◎都市建設部長(藤﨑博一)
お答えいたします。
ご指摘の箇所につきましては、事業者である農林水産省関東農政局印旛沼二期農業水利事業所により、令和6年1月から3月にかけて舗装補修工事を実施する予定となっております。
○議長(海老原作一)
10番、小川利彦議員。
◆小川利彦
こちらの市道は、先ほど申し上げましたように農地に隣接しておりますから、農繁期になる前に修繕されることは本当によいことですので、安心をいたしました。
では、さらに伺いたいと思います。この本埜地区の印旛沼二期農業水利事業所において、市道笠神202号線や市道安食卜杭206号線についても舗装状況が悪い箇所があり、この補修予定についてはどのようになっているか伺いたいと思います。
○議長(海老原作一)
藤﨑都市建設部長。
◎都市建設部長(藤﨑博一)
お答えいたします。
ご指摘の箇所につきましても、農林水産省関東農政局印旛沼二期農業水利事業所により、令和6年度中に舗装補修工事を実施する予定となっております。
○議長(海老原作一)
10番、小川利彦議員。
◆小川利彦
こちらの路線につきましても補修がなされることを理解いたしました。地元の方々からは、いつになったら工事するのかといったことを申されている方も多くいますので、私はお伝えしていきたいというふうに考えます。
続きまして、(3)に移ります。これまで(2)のほうはピンポイントでご質問をさせていただいておりましたけれども、続きまして(3)は全体的なところになりますので、移ります。今後はどのような市道管理していくのかということになりますので、そこで伺います。
(3)です。今後の市道の管理について、現在本埜地区で実施されている印旛沼二期農業水利事業所につきましては、営農のために整備をしていただいているもので、大変感謝をしておるものでございますが、事業開始より大型ダンプなどが頻繁に走り回るようになりまして、地域の生活道路において不具合が生じていることが多くなっております。今後も印旛沼2期農業水利事業の影響を受ける状況がしばらく続くものと思われる中で、どのような市道管理をしていくつもりなのかを伺いたいと思います。
○議長(海老原作一)
藤﨑都市建設部長。
◎都市建設部長(藤﨑博一)
お答えいたします。
市道の管理につきましては、道路パトロール等による市道の状況把握に努めまして、通行の安全を図っている状況でございます。また、印旛沼2期農業水利事業に起因する市道の破損につきましては、速やかに事業者と協議を行い、対応を指示しております。
なお、印旛沼2期農業水利事業の工事が完了し、工事車両の通行が終了した路線につきましては、事業者より工事完了の報告を受けた後に現地立会いを行い、補修が必要な箇所を指示しているところでございます。
○議長(海老原作一)
10番、小川利彦議員。
◆小川利彦
私ども地元も工事完了後に道路補修工事を行う予定と伺っております。しかし、実際に農業用水の埋設管が工事が完了した場所、地域においても、道路の補修がまだなされていない、未着手となっている路線が多々あるのです。まだ通過するからやらないのかもしれませんけれども、ただ地元としてはやはりいろんな面で不便を感じていることがあります。こうしたことからさらに伺ってまいりますけれども、印旛沼2期農業水利事業に伴う生活道路の破損につきまして、私は常々地域の貴重な財産である市道を壊されたという認識を持っております。農林水産省関東農政局印旛沼二期農業水利事業所にきちんとその辺の責任を取っていただくべきことであると私は思っておりますが、市の考え方を伺いたいと思います。
○議長(海老原作一)
藤﨑都市建設部長。
◎都市建設部長(藤﨑博一)
お答えいたします。
印旛沼2期農業水利事業の工事に起因する市道の破損につきましては、事業者に復旧していただくものであると考えております。
○議長(海老原作一)
10番、小川利彦議員。
◆小川利彦
事業主体が国だろうが、県だろうが、市道を破損させたことについては変わらないわけです。先ほども申し上げましたように、貴重な財産である市道を壊されたという認識を持って、印西市としてしっかりと対応していただきたいと思います。
では、さらに伺ってまいりますけれども、まだまだしばらく続く印旛沼2期農業水利事業区域内の生活道路における通行の安全確保にどのように取り組んでいくのかを伺いたいと思います。
○議長(海老原作一)
藤﨑都市建設部長。
◎都市建設部長(藤﨑博一)
お答えいたします。
印旛沼2期農業水利事業が実施されている区域内におきましては、引き続き事業進捗と市道の破損状況の把握に努めまして、通行の安全確保を図ってまいりたいと考えております。
○議長(海老原作一)
10番、小川利彦議員。
◆小川利彦
何度も繰り返しとなりますけれども、印西市の財産を壊されたという認識で、事業所と交渉していただきたいと思います。
続きまして、大きい1番は終わりまして、続きまして大きい2番となります。防災課の事業についてになります。少し前ではございますが、折り込み新聞の記事において、消防水利のことについての記事がございました。これは、水道未整備地区だから、消火栓がないという記事でしたが、このときの火災では印西地区消防組合の消防車両が消火栓から水を引き、組合のほかの車両や消防団と連携をいたしまして、火災現場直近の防火水槽に中継送水をしておりました。言うまでもありませんが、普通火災には水が必要なのです。こうしたことから、伺ってまいりたいと思います。
そこで伺います。(1)、水道未整備地域の消防水利の状況について伺いたいと思います。
○議長(海老原作一)
鈴木総務部長。
◎総務部長(鈴木秀昭)
お答えいたします。
消防庁の令和4年度消防施設整備計画実態調査における市街地等の消防水利の充足率につきましては92.7%となっております。
なお、同調査では水道が整備されていない地域の消防水利の充足率につきましては算出されておりません。
○議長(海老原作一)
10番、小川利彦議員。
◆小川利彦
ただいまいただいた答弁は以前から伺っておりまして、私自身も認識しております。
では、違う観点で伺いますけれども、水道未整備地域の消防水利の充足率の算出がないとの答弁ではございますが、印西市として市民の安心、安全という観点から、それでよいのでしょうかということについて伺いたいと思います。
○議長(海老原作一)
鈴木総務部長。
◎総務部長(鈴木秀昭)
お答えいたします。
繰り返しとなりますが、上水道が整備されていない地域につきましては、基本的に市街地等に該当しない調査対象外地域となるため、充足率は算出されておりません。市内における消防水利の位置や容量等につきましては、台帳などにより管理し、把握しているところでございます。
○議長(海老原作一)
10番、小川利彦議員。
◆小川利彦
市街地ではなく、調整区域にも連担している区域があることは言うまでもありません。この連担地域での観点で伺いたいと思います。
消防水利と消防水利の間の距離感で、消防水利に関する基準では、調整区域で年間平均風速4メートル未満の地域では半径140メートル以内に設置することになっている。この印西市の状況では基準を満たしていない。このことについてどのように考えているか伺いたいと思います。
○議長(海老原作一)
鈴木総務部長。
◎総務部長(鈴木秀昭)
お答えいたします。
住宅等が点在している地域などへの消防水利の設置につきましては、整備場所の選定や道路事情などの多くの調整が必要となりますことから、全ての水利を消防水利の基準を満たしながら、早期に整備していくことは難しい状況となっております。このため、市ではこのような場所においても消防体制が確保できるよう、常備消防や消防団と連携を図り、水利の把握や消防水槽車の配車、さらには中継送水体制の強化等を進めているところでございます。
○議長(海老原作一)
10番、小川利彦議員。
◆小川利彦
今、答弁で予算のことや道路のこととか、そういった地域のことも含めていろいろな様々な問題があって、なかなかできていない。それで、常備消防と消防団と連携してやっていくということではございますけれども、火災とは人の意に反して延焼拡大していくことを火災と呼びます。物が燃えるとは、物の温度が発火点に達したときに物が燃えるものです。物、可燃物です。熱、温度、そして空気、酸素、これらがそろわなければ物は燃えませんし、火災にもなりません。今回の質問では消防水利の質問としておりまして、水で一般的な火災は消火することができます。可燃物がぬれ、冷却され、窒息されますので、物が燃えません。ということで、多くの消防水利があることが望ましく、こうしたことにより延焼拡大が防げるものではないかなというふうに私は考えます。
では、(2)のほうに移りたいと思いますが、私の地元でも地域の役員の方々や消防団の方々で消防水利の話が出ているのも現実でございます。
そこで伺います。(2)、自治会、町内会からの防火水槽設置要望について印西市の考え方を伺いたいと思います。
○議長(海老原作一)
鈴木総務部長。
◎総務部長(鈴木秀昭)
お答えいたします。
状況でございますが、過去5年間における自治会、町内会からの防火水槽の設置要望につきましては、令和元年度の大森地区1件となっております。
○議長(海老原作一)
10番、小川利彦議員。
◆小川利彦
大森地区1件ということが分かりました。要望あれど、なぜか各地域から出ていないというのがここで分かりましたけれども、さらに伺います。
大森地区からの要望があった防火水槽は、どのような流れで設置がされたのか伺いたいと思います。
○議長(海老原作一)
鈴木総務部長。
◎総務部長(鈴木秀昭)
お答えいたします。
令和元年度に大森地区から要望がありました防火水槽につきましては、令和2年度に不動産鑑定、令和3年度に用地取得及び工事設計、令和4年度に工事をし、整備したものでございます。
○議長(海老原作一)
10番、小川利彦議員。
◆小川利彦
近年では個人の敷地内にある防火水槽の撤去依頼があると伺っております。撤去したらその地域の水利がなくなってしまいますから、新規の消防水利が完成したら撤去工事をしていただきたいと思います。
では、(3)に移りたいと思います。(3)、今後の防火水槽設置について市の考え方を伺いたいと思います。
○議長(海老原作一)
板倉市長。
◎市長(板倉正直)
お答えをいたします。
防火水槽につきましては、市民の生命及び財産を守るためにも、その重要性については理解をしているところでございます。防火水槽の新設に当たりましては、用地の確保が必要不可欠でありますことから、今後も地域の皆様のご協力をいただきながら、整備充実に努めてまいりたいと、そのように考えております。
○議長(海老原作一)
10番、小川利彦議員。
◆小川利彦
ただいま市長の答弁で分かりました。
では、さらにもう少し伺いますけれども、防火水槽は用地の確保から供用開始まで長期間、約3年がかかりますので、簡単には設置ができないことも理解できますが、市民の安心、安全確保のためにも早急に整備するためにはどのように考えているのか、これについて伺いたいと思います。
○議長(海老原作一)
鈴木総務部長。
◎総務部長(鈴木秀昭)
お答えいたします。
大森地区につきましては、要望の段階から設置候補地の地権者との協議が調いつつありましたことから、設置に向けた調整等を速やかに行うことができ、3年間でスムーズに設置できたものと考えております。防火水槽の早期新設につきましては、用地の確保も含め、地域の皆様のご理解が必須でございますので、地域から直接お話を上げていただくことで設置が円滑に進むものと考えております。
○議長(海老原作一)
10番、小川利彦議員。
◆小川利彦
地域の自治会長や区長がある程度話を進めていて、地権者から内諾を得てから防災課は動くということかもしれませんけれども、本当にそれでよいのかなというふうに疑問があります。なぜならば消防水利の空白地帯は把握されていると思いますので、印西地区消防組合警防課とも協議をして、空白地帯が少しでも減るようにしていただけたらなというふうに考えます。
では、消防水利のことは終わりまして、続きまして(4)のほうに移りたいと思います。こちらは消防団の装備のほうの質問となってまいります。印西市消防団活動の負担軽減に関することとなります。先日、地元の消防団に新型の消防団車両が配備されました。この消防団車両の資機材運用訓練を見学させていただきました。小型ポンプの昇降機など、すばらしい装備の消防団車両でございました。ほかにも資機材で、消防団活動時の負担軽減となるであろう資機材が積載されており、消防団員の活動時の負担軽減が図れるものと思ったものでございます。
そこで伺います。(4)です。消防団活動時の負担軽減の資機材についてということで、消防用ホースを65ミリから40ミリに変えて、負担軽減を図る考えはあるのか伺いたいと思います。
○議長(海老原作一)
鈴木総務部長。
◎総務部長(鈴木秀昭)
お答えいたします。
消防団の65ミリホースにつきましては、火災時の常備消防のサポートとして、中継送水が主な活動となりますことから、その機能性などを踏まえ、現時点で変更する予定はございません。
なお、無反動タイプの管そうなどの活動時の負担軽減に寄与する資機材につきましては、その性能や品質も年々向上してまいりますので、整備に努めてまいりたいと考えております。
○議長(海老原作一)
10番、小川利彦議員。
◆小川利彦
現在消防団が使用しているホースは、65ミリ消防ホースです。65ミリ消防ホースで延長し、二股分岐をつけて、40ミリホースを結合して放水するといった常備消防のような放水体系は難しいかもしれないとは思います。ならば65ミリ1種類での放水や中継送水のほうが、間違えることなく使用できるというのも理解できます。そのほか資機材で負担軽減を図ることが重要かもしれませんので、さらに伺いたいと思いますが、この65ミリホース用の無反動型の管そう等の消防団の配備状況はどうか伺いたいと思います。
○議長(海老原作一)
鈴木総務部長。
◎総務部長(鈴木秀昭)
お答えいたします。
無反動管そう及びガンタイプ管そうにつきましては、41分団部のうち、39分団部に配属しております。
○議長(海老原作一)
10番、小川利彦議員。
◆小川利彦
全ての消防団に配備されるということを願いまして、負担軽減という観点で、早期に全ての消防団のところでそういった負担軽減となる資機材が整備されることを望むものでございます。
続きまして、(5)に移ります。(5)、こちら今後の消防団の装備品について、これについて伺いたいと思います。
○議長(海老原作一)
鈴木総務部長。
◎総務部長(鈴木秀昭)
お答えいたします。
消防団の装備品につきましては、団員が安全かつ機能的に活動的できることを考慮しまして、整備、更新を図ってまいりたいと考えております。
以上でございます。
○議長(海老原作一)
10番、小川利彦議員。
◆小川利彦
ぜひ取り入れるべきものは早急に取り入れていただきまして、負担軽減となるように願うものでございます。こうしたことから消防団員確保にもつながるかもしれないので、ぜひご検討をいただきたいと思います。
さて、続きましては大きい3番に移りたいと思います。大きい3番です。有料公園施設等の体育施設についてということで伺ってまいります。令和5年10月1日より印西市公共施設予約システムが変更になり、施設使用料の支払いもオンライン決済やカード決済等も可能となるなど利用者側としてはよい制度になったとの声も伺っておりますが、施設使用料の還付に関して伺ってまいりたいと思います。
(1)です。印西市都市公園条例施行規則の第10条、使用料の還付の還付の基準について伺いたいと思います。
○議長(海老原作一)
藤﨑都市建設部長。
◎都市建設部長(藤﨑博一)
お答えいたします。
印西市都市公園条例施行規則第10条の還付につきましては、使用の許可を受けた者の責めに帰することのできない理由によりその使用が不能となった場合のほか、使用の許可を受けた者が使用の期日7日前までにその使用を取り消した場合と定めているところでございます。具体的な事例といたしましては、大規模な感染症や天候不順の場合に還付の手続を行っているところでございます。
○議長(海老原作一)
10番、小川利彦議員。
◆小川利彦
ただいま答弁いただいたこと、規則のほうで私も確認しておりまして、その部分について理解した上で、さらに伺ってまいりますけれども、この使用の7日前までなら取消し可能とのことでありますけれども、体調不良等の自己都合による直前の取消しについてはどういうふうに考えるか伺いたいと思います。
○議長(海老原作一)
藤﨑都市建設部長。
◎都市建設部長(藤﨑博一)
お答えいたします。
使用の許可を受けた者は、使用の期日7日前までではなく、体調不良等の自己都合による理由により使用期日の7日前を経過した場合は使用の取消しはできないものとしております。
○議長(海老原作一)
10番、小川利彦議員。
◆小川利彦
一番最初の冒頭で、私、感染症の話題にちょっと触れたのはここの部分でありまして、急に体調不良になってしまうこともあるので、その辺がどうなのかなということで柔軟な対応を求めたいのですが、もう全く無理な、規則で決まっていますから、7日前という規則は決まっているのですけれども、7日前までに申請したら還付、要するに返金をしますよということではございまして、その後に体調不良になったらもう駄目よということかもしれませんけれども、さらにちょっと伺ってまいります。
現行では7日前としているのですが、施設使用の場合使用料の支払いは当日まで、利用するまでに支払えば利用可能となるわけですから、それと同様に7日前から取消しを、直前までにする考えはないのか、これについて伺いたいと思います。
○議長(海老原作一)
藤﨑都市建設部長。
◎都市建設部長(藤﨑博一)
お答えいたします。
取消しに係るルールにつきましては、現在のところ変更する考えはございません。
○議長(海老原作一)
10番、小川利彦議員。
◆小川利彦
様々な感染症が出てきております。感染拡大を防ぐためにも、やっぱり体調不良になった方はできないわけです。使用ができなくなってしまうわけですから、ぜひ取消し可能な状態を直前にまで可能とするべきと私は考えます。取消しに関わるルールがあるのは十分に理解しております。だからこそ柔軟な対応が必要ではないかと申し上げているのです。
では、続きまして、(2)のほうに移りたいと思います。こちらの(2)では、市内の公共施設への対応について伺ってまいりたいと思います。(2)です。使用申請手続(使用料の支払い)可能施設、支払いができる施設と使用料還付の可能施設の乖離があることについて伺いたいと思います。
○議長(海老原作一)
藤﨑都市建設部長。
◎都市建設部長(藤﨑博一)
お答えいたします。
窓口における有料公園施設等の体育施設の使用申請手続が可能となる施設につきましては、松山下公園総合体育館などの12か所の施設となりますが、使用料の還付が可能となる施設につきましては松山下公園総合体育館、印旛公民館、本埜公民館の3館でございます。
なお、本埜公民館につきましては、現在改修工事により休館となっておりますことから、使用申請手続が可能となる施設は11か所の施設となり、使用料の還付につきましては本埜公民館に代わりまして、小林公民館にて対応しているため、使用料の還付が可能となる施設につきましては松山下公園総合体育館、印旛公民館、小林公民館の3館でございます。
○議長(海老原作一)
10番、小川利彦議員。
◆小川利彦
今の答弁で支払いができるのは12か所、そして還付ができるのは3か所という答弁をいただきました。普通に考えて、支払いができる施設で支払いをして、還付の場合は別な場所に行くことが私にとってはあり得ないように感じますが、私の考えがおかしいのかというところでございます。
さらに伺ってまいりますが、市内12か所での収受は理解できますが、この12か所で還付ができない理由は何か、これについて伺いたいと思います。
○議長(海老原作一)
藤﨑都市建設部長。
◎都市建設部長(藤﨑博一)
お答えいたします。
還付の手続につきましては、施設の状況を考慮いたしまして、運用上松山下公園総合体育館、印旛公民館、本埜公民館の3館としているところでございます。理由といたしましては、有料公園施設が近隣に設置されていることから、施設を使用する際に同時に還付の手続が行えることなどを考慮いたしまして3館としているものでございます。
○議長(海老原作一)
10番、小川利彦議員。
◆小川利彦
この還付、使わなかった体育施設に出向いて還付をするという答弁だと思いますけれども、支払いをした施設が近いから、支払いをしているのだと思います。何度も申し上げますが、支払いをした施設で還付をすることができない理由はどうしてなのかということで伺いたいと思います。
そこで伺います。施設利用者は別の場所で生活をしていることから、市内12か所の支払いをした場所で還付を実施すべきと思うのですが、これについてはいかがなものか伺いたいと思います。
○議長(海老原作一)
藤﨑都市建設部長。
◎都市建設部長(藤﨑博一)
お答えいたします。
繰り返しとなりますが、還付の手続につきましては、施設の状況を考慮いたしまして、松山下公園総合体育館、印旛公民館及び本埜公民館の3館としているものでございます。
○議長(海老原作一)
10番、小川利彦議員。
◆小川利彦
松山下体育館のスポーツ振興課、そして本埜公民館、印旛公民館で、今本埜公民館は大規模改修中ですから、小林公民館なわけですけれども、小林公民館も最初は還付を行っていませんでしたが、還付場所がスポーツ振興課さん、松山下の体育館と、そして印旛公民館ですから、端と端ということで、中間地ということで、本埜公民館の代替の場所として小林公民館となったのかどうかというところではございますが、予算を伴うような工事もなく、すぐに対応できたものだと思います。ならば市内各所の支払いが可能な12か所で、支所とかそういった施設においても還付ができるようにすべきと私は思います。これは、サービス向上になると思います。繰り返しとなりますが、ぜひ12か所で対応するような検討をしていただきたいと思うのです。職員さんの事務量は増えてしまうかもしれませんが、行政サービス向上という観点で、ご検討をいただきたいと申し添えさせていただきます。
続きましては(3)のほうに移ります。この(3)は、公民館に特化して伺ってまいりたいと思います。(3)、印西市立公民館の管理及び運営に関する規則の第11条、事務分掌の(11)、有料公園施設ほかのことが書かれております。使用料の還付ができる公民館は、現在2館であることについて伺いたいと思います。
○議長(海老原作一)
藤﨑都市建設部長。
◎都市建設部長(藤﨑博一)
お答えいたします。
窓口における使用料の還付ができる公民館につきましては、施設の状況を考慮いたしまして、印旛公民館、本埜公民館の2館としているものでございます。
○議長(海老原作一)
10番、小川利彦議員。
◆小川利彦
事務分掌で各公民館の仕事内容の記載があっても、6館となる公民館や駅前交流館でやらない理由が私には理解できません。事務分掌の記載はどういうことなのでしょうか。全く分かりません。仕事内容が書かれているものが事務分掌だと思うのですけれども、さらに伺います。
さらに伺ってまいりますが、市長の権限に属する事務の補助執行についてということで、印西市例規集では、別表第1には執行機関、教育委員会、専決者、公民館長及び中央駅前地域交流館長とあり、専決事項として1のウに使用料の徴収、還付及び減免とあります。ということから、6館全てにおいて徴収と還付及び減免ができない理由について伺いたいと思います。
○議長(海老原作一)
藤﨑都市建設部長。
◎都市建設部長(藤﨑博一)
お答えいたします。
繰り返しとなりますが、使用料の還付ができる公民館につきましては、施設の状況を考慮いたしまして印旛公民館、本埜公民館の2館としているものでございます。
○議長(海老原作一)
10番、小川利彦議員。
◆小川利彦
例規集の別表にも記載されていて、やらない理由が私には、すみません。分かりません。事務量の増加に対する考えなのか、現金をお預かりする、動かすことの問題なのか分かりませんが、6館と呼ばれる公民館と駅前交流館共通の仕事として捉えるべきではないかなというふうに私は考えます。例えばそうふけ公民館で支払って、自己都合や悪天候で施設が利用できず、還付をするのに出向く場所がそうふけ公民館ではなく、わざわざ還付の可能な公民館や松山下体育館に出向いて還付をすることが正しいことなのでしょうかということで、さらに伺いたいと思います。
各公民館と中央駅前交流館の計6館で同じ行政サービスを行うべきと思うが、これについて伺いたいと思います。
○議長(海老原作一)
藤﨑都市建設部長。
◎都市建設部長(藤﨑博一)
お答えいたします。
印旛公民館、本埜公民館、中央公民館、小林公民館、そうふけ公民館、中央駅前地域交流館の6館全てにおいて使用料の還付手続を行うことに関しましては、各公民館等の施設状況等を考慮いたしまして、関係部署と調整してまいりたいと考えております。
○議長(海老原作一)
10番、小川利彦議員。
◆小川利彦
関係部署と調整ということではございますが、駄目な理由とは何か、この辺りがとても気になります。普通にどこでも支払いができて、支払った場所で還付ができることが望ましいことだと思います。
では、さらに伺います。いつまでにこのことは調整されるのか伺いたいと思います。
○議長(海老原作一)
藤﨑都市建設部長。
◎都市建設部長(藤﨑博一)
お答えいたします。
今後調整してまいりたいと考えているところでございます。
○議長(海老原作一)
10番、小川利彦議員。
◆小川利彦
調整等は、やるもやらぬも調整だと思います。ぜひ早期実施に向けた調整をしていただきたいことを申し添えさせていただきます。
続きまして、(4)に移ります。(4)、施設利用者へのサービス向上についてどのように考えているか伺いたいと思います。
○議長(海老原作一)
藤﨑都市建設部長。
◎都市建設部長(藤﨑博一)
お答えいたします。
施設の使用料の支払いや還付手続につきましては、オンライン手続を周知することにより、施設利用者へのサービス向上に努めてまいりたいと考えております。
○議長(海老原作一)
10番、小川利彦議員。
◆小川利彦
オンライン手続は簡単にできます。しかし、まだまだ現金でお支払いされる方もいると思います。全ての方々がオンライン手続ができるとは限りませんので、ちょっとそういった部分についてもしっかりとご検討いただきたいと思います。
さらに伺いたいと思いますが、オンライン決済は理解いたしましたが、現金による収受、還付及び減免に関して行政サービス向上とは何か、これについて伺いたいと思います。
○議長(海老原作一)
藤﨑都市建設部長。
◎都市建設部長(藤﨑博一)
お答えいたします。
窓口による使用料の還付等の手続が可能となる施設が多数となれば、施設利用者へのサービス向上につながるものと思われますが、各公民館等の施設状況等を考慮いたしまして、関係部署と調整してまいりたいと考えております。
○議長(海老原作一)
10番、小川利彦議員。
◆小川利彦
何度も申し上げますけれども、多くの場所で支払いや還付及び減免ができることが大事だと思います。利用者側の視点に立つならば、この部分は十分理解できるなと思います。
さらに伺います。現金による支払い利用者への対応について伺いたいと思います。
○議長(海老原作一)
藤﨑都市建設部長。
◎都市建設部長(藤﨑博一)
お答えいたします。
現金による支払い利用者への対応につきましてはこれまでと同様に対応してまいりますが、オンライン手続の周知を行ってまいりたいと考えております。
○議長(海老原作一)
10番、小川利彦議員。
◆小川利彦
オンライン手続も重要です。私も繰り返しの発言となりますけれども、多くの場所で支払いや還付及び減免が可能になることが行政サービス向上になるものと思います。オール印西で対応となることを期待いたしまして、私の一般質問を終わらせていただきます。