05 2月 令和5年 第3回定例会(9月定例会)-9月6日
○議長(海老原作一)
再開します。
引き続き個人質問を行います。
10番、小川利彦議員の発言を許します。
質問方式は、一問一答です。
10番、小川利彦議員。
◆小川利彦
改めまして、こんにちは。議席番号10番、小川利彦でございます。
まずは、令和5年9月4日の会派代表質問にて会派至誠の中澤俊介議員の発言にもございましたが、先日の9月1日は関東大震災から100年という節目の年ということでございます。あちらこちらで防災訓練が行われておりました。もしかしたらこの中にいらっしゃる方も防災訓練に参加された方もいらっしゃるかもしれません。何度も訓練することで、いざというときに役に立つものです。私個人的には自宅の発電機や投光器の動作確認をしておりました。以前、印西市内では数日間にわたり停電が続いたこともありましたので、明日は我が身かもしれないということで動作確認を実施したものでございます。備えあれば憂いなしというところでございます。
それでは、議長に通告いたしまして許可をいただきましたので、通告に基づきまして一問一答方式にて一般質問を行いたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。まず、大きい1番、消防、防災事業についてでございます。近年の消防団を取り巻く環境が変化している現状と災害発生時の避難所に関しての現状と課題について伺いたいと思います。
(1)、消防団の活動について伺いたいと思います。
○議長(海老原作一)
暫時休憩します。
○議長(海老原作一)
再開します。
◆小川利彦
(1)の消防団活動についてというところで1番、車両総重量3,500キロ以上の消防団車両の保有状況について伺いたいと思います。
○議長(海老原作一)
鈴木総務部長。
◎総務部長(鈴木秀昭)
お答えいたします。
現在市が配備しております車両総重量3.5トン以上の消防車両につきましては、消防ポンプ自動車を配備している第1、第2、第3、第7分団の4台と、第5分団の小型動力ポンプ付積載車の1台の計5台となっております。
以上でございます。
○議長(海老原作一)
10番、小川利彦議員。
◆小川利彦
先ほどは大変失礼いたしました。
それでは、今答弁いただきましたので、ちょっと発言させていただきます。市内の消防団車両は消防団の使用されている台数は44台です。そのうち5台の車両が車両総重量3,500キロ、いわゆる3.5トン以上ということを理解いたしました。では、さらに伺いますけれども、この車両総重量3.5トン以上の消防団車両が計5台配備されることを理解しておりますが、では国や県より現行モデルから若干小さめの車両への変更等の通達はどうなのか、これについて伺いたいと思います。
○議長(海老原作一)
鈴木総務部長。
◎総務部長(鈴木秀昭)
お答えいたします。
平成30年1月に消防庁次長から各都道府県知事等に対しまして、準中型免許の新設に伴い、地域の実情等を十分勘案した上で、消防自動車の更新機会等に合わせて、新制度下の普通免許で運転可能な消防自動車を活用することも検討することとする消防組織法第37条の規定に基づく助言がございました。このような中、近年では同様の通達等は確認できていない状況となっております。
以上でございます。
○議長(海老原作一)
10番、小川利彦議員。
◆小川利彦
最近では今答弁あったように通達などは来ていないということを理解いたしました。しかし、先ほども申し上げましたように消防団員の方々は世代交代をしていくものですから、いつかは車両総重量3,500キロの車両を運転することができない方々だけになってしまう可能性があるかもしれませんということを申し添えさせていただきます。消防団員の方々の運転免許更新費用を予算化するのではなく、誰もが運転できる消防団車両を更新整備することを検討しなければならないのではないかなというふうに考えます。そこで伺います。
②です。令和6年度に消防団車両2台の更新後、その後の車両更新について伺いたいと思います。
○議長(海老原作一)
鈴木総務部長。
◎総務部長(鈴木秀昭)
印西市消防団車両更新整備計画では、令和6年度に小型動力ポンプ付積載車2台を更新することとしており、更新の目安としております配備後20年を超える車両は、当分の間なくなる予定となっております。
○議長(海老原作一)
10番、小川利彦議員。
◆小川利彦
令和6年度2台を更新すると、その先はちょっとしばらくは更新しないということでございます。先ほども申し上げまして繰り返しとなりますけれども、次の更新整備時には誰もが運転できて災害対応できる消防団車両に変えていくことを検討すべきであると考えます。それで、さらに伺いますけれども、車両更新は令和6年度で終了となる予定ではございますが、使用資機材の更新や新規の整備についてはどうか、これについて伺いたいと思います。
○議長(海老原作一)
鈴木総務部長。
◎総務部長(鈴木秀昭)
お答えいたします。
消防団が使用している資機材等につきましては、毎年度、器具点検等を実施し、古くなったホースや資機材の更新を行っているところでございます。資機材の性能の向上は安全性の向上にもつながりますので、今後も消防団の意見などを聞きながら整備、更新に努めてまいりたいと考えております。
以上でございます。
○議長(海老原作一)
10番、小川利彦議員。
◆小川利彦
予算的に見て多少オーバーなくらいでもよいのではないかなと考えます。災害事案は多様化しております。消防団の装備品を充実させることも重要なことではないでしょうか。では、これまで発言してきた運転免許証について具体的なことを伺ってまいりたいと思います。
そこで伺いますが、③、平成29年3月12日以降に運転免許を取得された消防団員の対応について、これについて伺いたいと思います。
○議長(海老原作一)
鈴木総務部長。
◎総務部長(鈴木秀昭)
お答えいたします。
道路交通法の改正により、平成29年3月12日以降に普通自動車第一種運転免許を取得した場合は、車両総重量が3.5トン以上の自動車を運転することはできませんので、今後の消防団車両の更新につきましては、消防団員の保有する運転免許証や消防団活動への影響等を踏まえまして検討してまいりたいと考えております。
以上でございます。
○議長(海老原作一)
10番、小川利彦議員。
◆小川利彦
では、さらに伺いますけれども、以前このことについて伺ったことはあると思うのですが、大きな車両だけでなくてもよいのかなというふうに私は考えます。現行の3.5トン車両と小さめの消防団車両とセットで活動するのも効果的ではないかなというふうに私は考えます。そこで伺います。
地域によっては乗車定員4名の軽貨物車両で小型ポンプ付積載車が有効的な地区もあると思いますけれども、印西市としての検討はされているのか、これについて伺いたいと思います。
○議長(海老原作一)
鈴木総務部長。
◎総務部長(鈴木秀昭)
お答えいたします。
今後の車両更新に当たりましては、地域性や消防団の意見、積載する装備品や他市の導入事例なども踏まえまして研究してまいりたいと考えております。
以上でございます。
○議長(海老原作一)
10番、小川利彦議員。
◆小川利彦
ぜひいろいろな面において調査研究をしていただきたいと思います。消防団車両などを伺ってまいりましたが、車両のことを伺ってまいりましたが、今度は消防団の方々の運転免許証について伺ってまいりたいと思います。消防団員の運転免許証の確認などはどのように行っていくのか、これについて伺いたいと思います。
○議長(海老原作一)
鈴木総務部長。
◎総務部長(鈴木秀昭)
お答えいたします。
消防団員につきましては、毎年度、入退団がございますので、定期的に調査を行ってまいりたいと考えております。
以上でございます。
○議長(海老原作一)
10番、小川利彦議員。
◆小川利彦
今後の車両更新整備等の準備のためにも、定期的な消防団員の方々の免許の確認も必要なことではないかなというふうに考えます。さらに伺いたいと思います。数年後の消防団の在り方についてはどのように考えているのか、これについて伺いたいと思います。
○議長(海老原作一)
鈴木総務部長。
◎総務部長(鈴木秀昭)
お答えいたします。
消防団につきましては、災害時だけでなく、平時より特別警戒や巡回広報、その他の地域活動にも広く貢献していただいている地域防災の中核的存在でございますので、消防団として機能的な活動が損なわれることがないよう、団員の確保等に努めてまいりたいと考えております。
以上でございます。
○議長(海老原作一)
10番、小川利彦議員。
◆小川利彦
ただいま今日は、消防団について様々なことが言われております。その必要性等も言われておりますけれども、やはり地域のために活動してくださっている消防団員の方々は、生業、普通の仕事をしながら空いている時間で消防団活動していただいております。本当に感謝するしかございません。様々な手法を用いて印西市としても消防団員の確保にご尽力いただきたいと考えます。
続きまして、(2)の避難所となってまいります。これまでも避難所については何度も伺ってまいりました。今回は、通常時と異なることがありますので、災害発生時の避難所について伺ってまいります。昨日の午後、市長の答弁中に2回の地震が発生いたしました。震源地は千葉県北西部、最大震度は、1回目は震度3、2回目の最大震度は震度2ということでございました。この議場でも揺れを感じて一旦暫時休憩となったわけですが、ここは建物の5階ですから、地上高約15メーターがありますので、揺れたのかなというふうに感じます。地盤の問題もあるかもしれませんけれども、まあまあ揺れました。今回避難所のところで、もしもというような自然災害が発生して避難所を開設するようなことがあった場合のために伺うものでございます。そこで伺います。
①、10月以降の本埜公民館改修工事中の避難所について、これについて伺いたいと思います。
○議長(海老原作一)
鈴木総務部長。
◎総務部長(鈴木秀昭)
お答えいたします。
現在台風接近時に土砂災害警戒区域付近の市民が一時避難できるよう、本埜公民館を特別避難所として開設しておりますが、改修工事期間中につきましては、本埜小学校を代替避難所として開設していくことを想定しているものでございます。
以上でございます。
○議長(海老原作一)
10番、小川利彦議員。
◆小川利彦
この改修工事、令和5年10月から令和7年3月までという長期間予定がされている改修工事期間中に災害が発生するかもしれないということでございます。この避難所とは基本的には体育館部分であります。本埜公民館であるならば3階部分となるわけでございますが、実際にこれまでの避難所開設時には2階部分の会議室も避難所として使用されておりました。では、答弁にもありました本埜小学校の体育館を避難所とした場合について伺ってまいりたいと思います。本埜公民館改修工事中の本埜小学校体育館、こちらの場合、非常時の収容人数の換算はどのようになっているか、伺いたいと思います。
○議長(海老原作一)
鈴木総務部長。
◎総務部長(鈴木秀昭)
お答えいたします。
施設の面積から換算いたしますと約400人となっているところでございます。
以上でございます。
○議長(海老原作一)
10番、小川利彦議員。
◆小川利彦
体育館でございますので、そういう数字になるかなというふうには思うのですけれども、400人とはパーティションや簡易テントで仕切られていない真っ平らな状態での収容人数換算かと思います。今プライバシーとか、いろいろ考慮しなければならないことがありますので、そういう簡易テント等で仕切られた場合は、収容人数はこの400人のうち3分の2程度になってしまうのではないかなと私は考えます。
では、さらに伺いますけれども、本埜公民館と本埜小学校の避難所の規模の違いを印西市としてはどのように考えているのか、伺いたいと思います。
○議長(海老原作一)
鈴木総務部長。
◎総務部長(鈴木秀昭)
お答えいたします。
避難所ごとに収容人数が違いますので、水害時においては、順次別の避難所を開設し、対応していくこととしております。
以上でございます。
○議長(海老原作一)
10番、小川利彦議員。
◆小川利彦
内水の話が至誠の会派代表質問でもございました。水の怖さというものは一言では言い表せません。答弁にありましたように、水害発生時の避難所開設時には順次開設していただきたいと思います。この避難所、健常者ではない方々が避難所へ避難された場合となりますので、伺いたいと思います。
②です。避難所における要支援者の方への対応について伺いたいと思います。
○議長(海老原作一)
鈴木総務部長。
◎総務部長(鈴木秀昭)
お答えいたします。
災害時における要支援者への対応といたしましては、福祉避難所用の資機材として、エアーベッド、折り畳みベッドや緊急用寝具などの整備を進めているところでございます。また、要支援者も含めた全ての避難者への対応といたしまして、小型発電機や小型リチウム蓄電池を備蓄するとともに、電動車両等の支援に関する協定も締結しておりますことから、停電時においても携帯電話の充電など、最低限必要な電源を確保できるものと考えております。
以上でございます。
○議長(海老原作一)
10番、小川利彦議員。
◆小川利彦
先ほども申し上げましたけれども、避難所への避難者は健常者ばかりではありませんので、様々な方への対応策として自治体としても最低限の物品等は準備していなければならないと考えます。では、要支援者に対する対応について具体的に伺いたいと思います。要支援者という一つのくくりで表現されておりますが、要支援者の個々の対応策については検討されているのか、これについて伺いたいと思います。
○議長(海老原作一)
青木福祉部長。
◎福祉部長(青木恵巳子)
お答えいたします。
指定避難所における要支援者個々の対応につきましては、市の避難所運営マニュアルの規定では、避難所運営委員会内に設置された救護・要配慮者班が避難してきた要支援者の把握及び情報収集を行い、避難時の状況に合わせた個々の対応を図ることになっておりますが、要配慮者のための生活必需品調達や福祉避難所等に関する情報提供など、救護・要配慮者班に対する各支援につきましては、必要に応じた対応が図れるよう努めてまいりたいと考えております。
○議長(海老原作一)
10番、小川利彦議員。
◆小川利彦
分かりました。ただいまご答弁いただきまして、さらに伺ってまいりたいと思いますけれども、この要支援者の方々への個別リスト、個別計画となるものの整備状況はどうか、これについて伺いたいと思います。
○議長(海老原作一)
青木福祉部長。
◎福祉部長(青木恵巳子)
お答えいたします。
市の避難行動要支援者避難支援計画では、災害発生時の避難行動要支援者の避難方法等を避難支援者と共有するための計画である個別支援計画の作成、管理を規定しており、市といたしましては、当該計画の作成が推進されるよう努めているところではございますが、避難行動要支援者と避難支援者のマッチングなどの課題も多く、現状といたしましては、当該計画の作成に至っていないケースが多い状況となっております。
○議長(海老原作一)
10番、小川利彦議員。
◆小川利彦
分かりました。今ご答弁いただきました個別支援計画を早急に作成するように検討してくださいと申し上げたいところではございますけれども、この作成には様々な問題があるとただいま伺いました。では、まずは今災害が発生するかもしれませんし、今夜発生するかもしれません。こうしたいつ発生するか分からない災害で避難所に要支援者の方が避難されてくるかもしれません。その作成、本当は早くつくってくださいと言いたいところではございますけれども、まずは安心カードとか、安心シートと呼ばれるようなもの、印刷物を要支援者の方が避難所に来る際避難するときに持ってきていただいて、この人はどういう人なのだという一目瞭然のもの、見れば分かるようなもの、そういったものをまずは作ることを考えていくのは必要かなと考えます。この印刷物はA4の紙でもいいですし、カードタイプでもいいと思うのですけれども、住所、氏名、既往歴、現病歴、通院先などを記載されたもの、ですから、今どういう状況だ、この人はどういう状況なのだっていうのが分かるものを持参していただくことにより、避難所開設の職員さんにも要支援者であることが分かるかと思いますし、また避難所開設職員さんもこの人はこういう人なのだということの情報が確保できるかと思います。そういったこともちょっと考えていただければなと考えます。
では、さらに伺いますが、避難所での有識者の方々との関係についてとなります。先ほどの質問の中で避難所運営委員会という答弁がありましたけれども、要支援者への対応も含め、避難所開設時は防災士の資格を持った方々に避難所の運営を仕切っていただくようになるのか、これについて伺いたいと思います。
○議長(海老原作一)
鈴木総務部長。
◎総務部長(鈴木秀昭)
お答えいたします。
印西市避難所運営マニュアルでは、中長期の避難所運営が見込まれる場合、避難所を利用する町内会等の地域の方々やボランティア、行政担当者などで構成する避難所運営委員会を組織し、その中で防災士の資格等にかかわらず委員長や担当を決めていただき、運営を行っていくこととしております。
以上でございます。
○議長(海老原作一)
10番、小川利彦議員。
◆小川利彦
この議場の中にも防災士の資格を持たれた方もいらっしゃいます。こういった方が活躍されることが本当はないことがいいことなのですけれども、ただいま答弁にありましたように、短期間ということであれば市職員さんが避難所をコントロールするかと思います。また、中長期的な避難ということになれば避難所運営委員会という組織が立ち上がり、そこで避難者の中に防災士がいたならば運営に協力していただくことを理解いたしました。また、続きまして、以前にも質問させていただいたと思うのですが、宿泊施設での避難所、福祉避難所について以前と状況が変わりましたので、改めて伺いたいと思います。
③です。ホテル等の宿泊施設との協定について、これについて伺いたいと思います。
○議長(海老原作一)
鈴木総務部長。
◎総務部長(鈴木秀昭)
お答えいたします。
災害時にホテルを福祉避難所としてご提供いただくための協定をアパホテル千葉印西牧の原駅前と締結しております。災害時に要支援者の方々が避難できる施設を確保することは、市といたしましても重要な課題であると考えておりますので、その他のホテルとも協定の締結に向け調整を行っているところでございます。
以上でございます。
○議長(海老原作一)
10番、小川利彦議員。
◆小川利彦
調整中ということを理解いたしました。では、さらに伺いたいと思いますが、市内に新規オープンした宿泊施設との協議の進捗状況はどうか、これについて伺いたいと思います。
○議長(海老原作一)
鈴木総務部長。
◎総務部長(鈴木秀昭)
お答えいたします。
現在協定書の内容につきまして調整を進めているところでございます。
以上でございます。
○議長(海老原作一)
10番、小川利彦議員。
◆小川利彦
福祉避難所となる部屋が必要となりますから、各宿泊施設と協議、最優先となるようにご検討いただきたいと思います。では、さらに伺います。
福祉避難所への避難者への想定はどのようになっているのか、これについて伺いたいと思います。
○議長(海老原作一)
鈴木総務部長。
◎総務部長(鈴木秀昭)
お答えいたします。
ホテルを福祉避難所として使用する避難対象者といたしましては、基本的に介護をする同伴者がいることを条件としており、介護職員等の専門的な支援が不要の方、個室に避難することで身体等の悪化の防止が見込める方としているところでございます。
以上でございます。
○議長(海老原作一)
10番、小川利彦議員。
◆小川利彦
どこのどなたというようなことを確認するわけではございませんが、行政としてどこの地区にどれだけの福祉避難所を利用するかもしれない方の数字を把握することも必要ではないかと思います。その数字の要支援者の方々全ての方々が福祉避難所に来られるとは分かりませんけれども、数字的に把握することはよいことであると思います。これらについてご検討いただきたいことを申し添えさせていただきまして、大きい1番の質問を終了いたします。
続きましては、大きい2番の県補助金についてとなります。
○議長(海老原作一)
10番、小川利彦議員の質問の途中ですが、ここにて休憩したいと思います。午前11時25分まで休憩します。
○議長(海老原作一)
再開します。
休憩前に引き続き会議を開きます。
10番、小川利彦議員の質問の続きを行います。
10番、小川利彦議員。
◆小川利彦
これからは、大きい2番に入らせていただきます。
千葉県誕生150周年記念事業の補助金についてでございます。この補助金の事業とは、千葉県が150周年ということで自治体の行事に関しまして市町村に補助金を出すということとされております。この補助金事業のテーマは「千葉県誕生から150年を振り返り、続いていく未来(100年後)に思いを馳せる」とのことでございます。令和4年12月、千葉県より記念事業補助金に関する事業概要が発表され、市町村が主体となって実施する記念事業に要する経費に補助金を交付するものとされていることから、印西市での申請状況や補助金を活用した計画事業について伺いたいと思います。先日の会派代表質問の中で、会派TO BEの質問答弁で、まちなか音楽祭で補助金を活用する予定と出ておりました。私もこの補助金活用の質問通告をしておりますので、質問をさせていただきたいと思います。そこで伺います。
(1)、印西市から千葉県への申請について、これについて伺いたいと思います。
○議長(海老原作一)
板倉市長。
◎市長(板倉正直)
お答えをいたします。
令和5年、千葉県が明治6年に誕生してから150年の節目の年となっており、令和5年6月から令和6年6月までの1年間において、「千葉県誕生から150周年を振り返り、続いていく未来に思いを馳せる」をテーマに県内各地で様々な記念事業を実施しております。本市では、令和6年度において印西まちなか音楽祭、実行委員会で開催するほくそう春まつり2024、柏市、我孫子市と合同で実施する3市周遊デジタルスタンプラリーの3つの事業について、記念事業として実施することとしております。
以上でございます。
○議長(海老原作一)
10番、小川利彦議員。
◆小川利彦
予算化前ですので、予定ということで伺いたいと思います。さらに伺ってまいりますけれども、千葉県への補助金申請はもう既に締め切られているので、伺いますけれども、この補助事業に関して採択、または不採択に関する内示のような告知などはあったのか、これについて伺いたいと思います。
○議長(海老原作一)
田口企画財政部長。
◎企画財政部長(田口光浩)
お答えいたします。
印西まちなか音楽祭につきましては、第3次申請を8月末に行っておりますので、審査期間を経て9月末頃を目途に内示通知があり、予算確定後交付決定がされるものでございます。また、ほくそう春まつりにつきましては、主催者であるほくそう春まつり実行委員会、3市周遊デジタルスタンプラリーにつきましては我孫子市から申請を行い、それぞれ交付決定を受けることとなっております。
以上でございます。
○議長(海老原作一)
10番、小川利彦議員。
◆小川利彦
まだ内示の通知もない状況ですから、希望的臆測での話かと思いますけれども、もし交付されることであれば、ただいまご答弁いただいたような事業に活用されるということでございます。今回の補助事業の要綱に合致するならば採択されると思います。では、さらに伺いますけれども、内示とかなしでは令和6年度の当初予算編成に影響はないのか、これについて伺いたいと思います。
○議長(海老原作一)
田口企画財政部長。
◎企画財政部長(田口光浩)
お答えいたします。
印西まちなか音楽祭につきましては、委託費などの経費に関する債務負担行為について補正予算案をこのたびの市議会定例会に上程させていただいており、その他の経費などは当初予算に計上させていただきたいと考えております。
以上でございます。
○議長(海老原作一)
10番、小川利彦議員。
◆小川利彦
予算委員会での議案審査をされると思いますので、そちらで確認をしたいと思います。では、さらに伺いたいと思います。では、この補助金が採択されまして事業化した場合、印西市の事業の内容についてとなります。そこで伺います。
事業補助金の交付申請の内容について幾つかの事業があるかと思いますけれども、それぞれについて伺いたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(海老原作一)
土屋教育部長。
◎教育部長(土屋茂巳) 私からは、印西まちなか音楽祭についてお答えをいたします。
実施日につきましては、令和6年5月を予定しております。開催場所は、これまでと同じ印西牧の原駅周辺を予定しております。なお、通常のステージに加え、千葉県誕生150周年を記念した楽曲の作成から演奏までのオリジナル作品を募集し、一部のステージで演奏を行う予定でございます。
以上でございます。
○議長(海老原作一)
田口企画財政部長。
◎企画財政部長(田口光浩)
お答えいたします。私からは、ほくそう春まつり2024についてお答えいたします。
ほくそう春まつり2024につきましては、北総線沿線地域の知名度の向上、イメージアップ、利用促進及び地域活性化を図るため、沿線地域の魅力を発信するイベントとして、令和6年4月21日の日曜日に千葉ニュータウン周辺で実施する予定となっております。実施体制につきましては、北総鉄道株式会社、株式会社ベイエフエム、白井市、印西市で実行委員会を組織し、観光協会や商工会等の協力を得て特設ステージや各種出展ブースに加え、今回は千葉県誕生150周年記念にちなんだプログラムを実施する予定となっております。
以上でございます。
○議長(海老原作一)
岩井環境経済部長。
◎環境経済部長(岩井大治) お答えいたします。私からは、3市周遊デジタルスタンプラリーについてお答えいたします。
印西市、柏市、我孫子市の3市が広域で連携協力し、実施するもので、自然、文化、食などの幅広い分野において、3市の行政区域内にチェックポイントを設定し、スマートフォンの専用アプリでスタンプを取得するものでございます。参加された方には取得したスタンプ数に応じて景品をプレゼントする予定でございます。
○議長(海老原作一)
10番、小川利彦議員。
◆小川利彦
ただいまの答弁で各事業の内容等が分かりました。補助金の申請が採択されまして補助金が入ったこの3つのイベントは、これまで以上にすばらしいイベントとなり、市民含め、印西市を訪れる方々が本当に楽しまれることを祈るばかりでございます。続けて伺います。
(3)です。市民への影響について伺いたいと思います。この影響というところはマイナスの影響ではなくてプラスの影響で伺いたいと思いますので、お願いいたします。
○議長(海老原作一)
田口企画財政部長。
◎企画財政部長(田口光浩)
お答えいたします。
本市で開催を予定しております千葉県誕生150周年記念事業につきましては、新規のイベントではなく、本市で既に行っているイベントについて記念事業として申請しておりますことから、大きな影響はございませんが、千葉県が150周年を迎えたことを広く周知するとともに、本市へ多くの皆様にお越しいただく絶好の機会であると考えております。
以上でございます。
○議長(海老原作一)
10番、小川利彦議員。
◆小川利彦
ただいま答弁でも多くの方々がお越しいただく答弁いただいております。多くの方々が来られるのですから、市民の影響ということで、地元業者が潤うことが大事なことであると考えます。
では、さらに伺いますけれども、地元商工業の発展、ひいては印西市への税収入の増となる仕組みづくりについてはどうか、これについて伺いたいと思います。
○議長(海老原作一)
田口企画財政部長。
◎企画財政部長(田口光浩)
お答えいたします。
本市にとっても市内外から多くの皆様にお越しいただく絶好の機会でありますので、関係団体と連携するとともに、イベントの周知に努めてまいりたいと考えております。
以上でございます。
○議長(海老原作一)
10番、小川利彦議員。
◆小川利彦
先ほども申し上げましたように補助金交付となった3つのイベントは、これまで以上に、新規ではないのですが、これまで以上にすばらしいイベントとなることに期待したいと考えます。これで大きい2番のほうを終了させていただきまして、続きまして3番の選挙管理委員会事務局の事業について、これについて伺いたいと思います。印西市内の選挙において期日前投票所は5か所、当日投票所は23か所となっており、これらの投票所に関することについて印西市の考え方について伺いたいと思います。
(1)の投票所についてでございます。①、投票所までの距離について、これについて伺いたいと思います。
○議長(海老原作一)
髙平選挙管理委員会事務局長。
◎選挙管理委員会事務局長(髙平光重)
お答えいたします。
昭和44年に旧自治省から投票区の増設についての目安が示されており、その中で、投票所までの距離が3キロメートル以上ある遠距離地区の解消に努めること、また投票所までの距離が2キロメートル以上であり、かつ1投票区の選挙人の数が2,000人を超える投票区等につきましては、再検討を行い、投票区の増設に努めることが示されております。
以上でございます。
○議長(海老原作一)
10番、小川利彦議員。
◆小川利彦
ただいまの答弁の中にもありましたけれども、私が生まれる以前の目安が示されているのですが、今でも改善がなされていないと思います。例えば旧本埜第二小学校の体育館の投票所ではございますが、私の地元なのですけれども、先ほどの答弁でいいますと、直線距離で3キロ以上の家があります。通常の道のりで移動して投票所に行くならばその距離は4キロ以上になります。この4キロを、車で行けばあっという間の4キロなのですが、自転車とか、徒歩であったらもう大変な距離なのです。また、千葉ニュータウン内の投票所では、1つの投票所において当日投票の予定者数が2,000名を超える投票所が幾つもあると伺っております。もはや新規で投票所を開設すべき事案であると私は考えます。
では、さらに伺ってまいりますけれども、投票所までの距離が約4キロ以上ある場合、増設しなければならないと思うが、これについてはどうか、伺いたいと思います。
○議長(海老原作一)
髙平選挙管理委員会事務局長。
◎選挙管理委員会事務局長(髙平光重)
お答えいたします。
お住まいの場所によりましては、一部ではございますが、投票所からの距離が遠方となるケースも見受けられます。当市における投票区につきましては、距離だけではなく、町内会や自治会等の構成も勘案しながら、おおむね小学校区を単位として設置しているところでございます。
以上でございます。
○議長(海老原作一)
10番、小川利彦議員。
◆小川利彦
分かります。というのは、今印西市ですけれども、旧本埜村時代もその小学校区単位で4キロを超える、投票所までの距離感で4キロ以上というのがありましたので、分からないでもないのですけれども、小学校区単位ということを理解しますが、小学校単位でも4キロ超えている地区があるわけです。基本は理解しておりますけれども、その地域の現状とか、そういったのをいろいろ理解していただきたいと思いまして、そういったことを申し添えさせていただきます。
さらに伺いますけれども、千葉ニュータウン区域内で1か所、1投票所で該当する地域で当日投票の有権者数が2,000名を超える投票所の今後の対応策はどうか、これについて伺いたいと思います。
○議長(海老原作一)
髙平選挙管理委員会事務局長。
◎選挙管理委員会事務局長(髙平光重)
お答えいたします。
近年は、名簿対照作業の電子化による受付事務の効率化をはじめ、期日前投票の投票率が伸びていることで、当日投票所の負担軽減につながっているところでございます。ご質問の有権者数が2,000人を超える投票区の見直しにつきましては、今後の投票状況により判断すべきと考えております。
以上でございます。
○議長(海老原作一)
10番、小川利彦議員。
◆小川利彦
期日前投票も進んでいると思いますが、なぜ期日前投票が進んでいるかを考えると、もちろん仕事の方もいるでしょう、旅行される方もいるでしょう、ですが、当日投票所が満員状態で、とにかく待たされるといったこともあるのかもしれません。何を言いたいかと申しますと、人が多いので待たされるから期日前投票に行く、またそもそも投票に行かないということかと思います。人が多過ぎる投票所についても今後に向けて検討する必要があると思いますので、このことについても申し添えさせていただきたいと思います。
さらに伺いますが、②です。投票所に関しての意見、市民からの意見について伺いたいと思います。
○議長(海老原作一)
髙平選挙管理委員会事務局長。
◎選挙管理委員会事務局長(髙平光重)
お答えいたします。
さきの統一地方選挙においては、投票所として選定しております小林北小学校体育館、中央駅前地域交流館の出入口の段差を解消してほしいといったご意見のほか、六合小学校体育館につきましては、駐車場から投票所までが離れているため、夜は暗くて分かりづらいといったご意見をいただいているところでございます。
以上でございます。
○議長(海老原作一)
10番、小川利彦議員。
◆小川利彦
分かりました。では、さらに伺いますけれども、市民からのご意見を伺って現地の状況確認を行っていただいたのかどうか、これについて伺いたいと思います。
○議長(海老原作一)
髙平選挙管理委員会事務局長。
◎選挙管理委員会事務局長(髙平光重)
お答えいたします。
ご意見をいただきました投票所につきましては、直ちに現地の状況確認を行っているところでございます。
以上でございます。
○議長(海老原作一)
10番、小川利彦議員。
◆小川利彦
現地確認をされているということで、改善できる部分についてはぜひ予算化をしていただきまして改善されることを願うものでございます。ただいま答弁にありましたもののほかにも、私の地元の投票所でございますが、地域の方よりご意見をちょうだいしておりますので、この場にてちょっとご案内をさせていただきたいと思います。本埜支所での投票所に関してのご意見でございますが、本埜支所、建物3階であることで階段で行くには大変、そしてエレベーターの動きが遅い、このことから建物1階部分での投票所、以前は1階部分でございました。1階部分での投票所を望む声が多く寄せられております。このほかにも意見を伺うことがありましたので、お伝えさせていただきますが、市役所本庁舎、そして各支所ではない期日前投票所が2か所あるかと思います。この場所が奥のほうにあり過ぎて場所が分かりにくいよね、といったご意見を伺っております。こうしたご意見を受け止めていただきたいと思います。そこで伺いたいと思います。
本埜支所の投票所での意見についての対応策はどう考えるか、これについて伺いたいと思います。
○議長(海老原作一)
髙平選挙管理委員会事務局長。
◎選挙管理委員会事務局長(髙平光重)
お答えいたします。
本埜支所につきましては、大規模改修工事により3階に多目的ホールが設置され、投票所としてのスペースを十分に確保できることから、従前の1階ロビーから変更したところでございます。3階につきましては、令和4年7月の参議院選挙から投票所として使用しておりますが、これまでにご意見等はいただいていない状況でございます。
以上でございます。
○議長(海老原作一)
10番、小川利彦議員。
◆小川利彦
先ほど私が本埜支所について申し上げさせていただきましたけれども、選挙管理委員会事務局にはご意見が届いていないという状況かということが分かりました。先ほどこうしたご意見を伺いましたということをお伝えさせていただきました。では、様々なご意見を伺いまして、選挙管理委員会事務局としてはどうするのかということになります。そこで伺いたいと思います。
来年の選挙に向けた対応策はどうか、これについて伺いたいと思います。
○議長(海老原作一)
髙平選挙管理委員会事務局長。
◎選挙管理委員会事務局長(髙平光重)
お答えいたします。
今回の統一地方選挙でいただきましたご意見等を踏まえまして、対応策を検討してまいりたいと考えております。
以上でございます。
○議長(海老原作一)
10番、小川利彦議員。
◆小川利彦
続きましては、先ほども投票所までの距離感という発言をいたしました。このことを踏まえてさらに伺いたいと思いますが、これは以前にも私が質問した移動期日前投票所となりますが、千葉県内では銚子市、お隣の茨城県では日立市や常陸太田市と高萩市、日本全国北から南まで、全国1,718市町村のうち46の自治体において移動期日前投票を行っております。この46は、総務省の移動期日前投票所の取組事例集というところが総務省のページにありまして、これ令和4年3月に総務省が発表しております。この46、自治体の数としては少ない数字ではございますけれども、実際に移動期日前投票所として稼働しているのです。スーパーの駐車場や集会所の駐車場、または高校敷地内の駐車場にてバスやワゴン車内での投票を行う移動期日前投票所を検討すべきと思います。そこで伺います。
③です。移動投票所の検討状況について伺いたいと思います。
○議長(海老原作一)
髙平選挙管理委員会事務局長。
◎選挙管理委員会事務局長(髙平光重)
お答えいたします。
移動式の期日前投票所の導入につきましては、高齢者や障がいのある方で投票所までの移動が困難である場合の対策として有効であると考えております。選挙管理委員会といたしましては、移動投票所などの対策が必要と判断した場合には支援策として検討を進めたいと考えております。
以上でございます。
○議長(海老原作一)
10番、小川利彦議員。
◆小川利彦
高齢化している地域や交通不便地域というような地域での移動期日前投票所についてご検討いただきたいと思います。直近では来年印西市長選挙もあります。もしかしたら衆議院選挙もあるかもしれませんので、早急にご検討をいただけたらと思います。
そこで、さらに伺いますが、期日前移動投票所を実施すべきと思うが、これについて印西市の見解を伺いたいと思います。
○議長(海老原作一)
髙平選挙管理委員会事務局長。
◎選挙管理委員会事務局長(髙平光重)
お答えいたします。
繰り返しの答弁となりますが、選挙管理委員会といたしましては、移動投票所などの対策が必要と判断した場合には支援策を検討してまいりたいと考えております。
以上でございます。
○議長(海老原作一)
10番、小川利彦議員。
◆小川利彦
先ほども申し上げましたように、市内には必要な地域があるのもご理解いただきたいと思います。来年の市長選、そして近くあるかもしれない衆議院選挙に向けて改めてご検討いただきたいと思います。
以上で私の一般質問を終了させていただきます。ありがとうございました。