平成31年 第1回定例会(3月定例会)- 02月21日

平成31年 第1回定例会(3月定例会)- 02月21日

◆小川利彦
皆様、改めまして、おはようございます。議席番号小川利彦でございます。お聞きのように、私の声がひどい状況になっておりまして、なかなか聞きにくいところもあるかとは思いますけれども、通告しておりますので、そこら辺を考慮の上、答弁をお願いしたいと思います。
印西市議会会議規則第62条に基づき、議長に許可を得ましたので、一問一答方式にて一般質問を行わさせていただきます。今回大きく2つの質問となります。
まず、大きい1番となりますが、1番、地域振興について。地域振興策については、第2次基本計画にも記載されており、さまざまな取り組みがなされている状況でありますが、既存地区とニュータウン地区ではあらゆる面で地域格差が見られます。住みよさランキング7年連続1位の印西市の地域振興策について伺いたいと思います。市内の商工業の発展は、この印西市にとっても重要なことであると言えます。雇用、税収というさまざまな面で自治体とは切っても切れないものだと思います。そこで、伺います。
(1)、産業振興策について伺いたいと思います。

○議長(藤代武雄) 髙橋環境経済部長。

◎環境経済部長(髙橋政勝) お答えいたします。
商工業振興策につきましては、東京や成田国際空港に近い立地優位性、強固な地盤、企業の需要に対応できる十分な区画面積の確保などの強みを生かしながら積極的に企業誘致や起業しやすい環境づくりを進め、市民の雇用の場を確保するための施策、また市民の雇用や身近な買い物の場となる商工業の振興を図るため、商工会と情報を共有し、経営強化に向けた支援を進めるための施策を実施しているところでございます。
以上でございます。

○議長(藤代武雄) 小川利彦議員。

◆小川利彦
わかりました。今答弁にもありましたように、ニュータウン地区のほうにおいて大きな倉庫とか企業が進出しているわけですけれども、やっぱり印西市にとっては地場産業である商工会のほうの連携が必要かなというふうに思っている次第でございます。
では、ただいまの答弁にもありましたけれども、商工会との連携というものは具体的にはどのようなものがあるか、伺いたいと思います。

○議長(藤代武雄) 髙橋環境経済部長。

◎環境経済部長(髙橋政勝) お答えいたします。
商工会との連携に関しましては、中小企業者への経営支援のほか、地域振興のための商工マップの発行や空き店舗対策、骨董市支援事業など、商工会が行う事業に対しまして支援をしているところでございます。またさらに、創業支援セミナーを共催で開催するなど、商工会との連携を図っているところでございます。今後も本市の商工業の発展、振興を図るため、引き続き商工会と連携を図りながら取り組んでまいりたいと考えているところでございます。
以上でございます。

○議長(藤代武雄) 小川利彦議員。

◆小川利彦
わかりました。
では、今創業支援セミナーということでございますけれども、その創業支援セミナーということの具体的な部分を伺いたいと思います。

○議長(藤代武雄) 髙橋環境経済部長。

◎環境経済部長(髙橋政勝) お答えいたします。
市内にある空き店舗を活用し新しく商売を始めた人、また始めようとする人を支援するため、家賃を補助する空き店舗対策事業及び市内で創業を予定または創業間もない人を対象に、経営、財務、人材育成、販路開拓等の知識を習得することを目的とした創業支援セミナーなどを商工会と連携をして行っているところでございます。また、市内の創業者を支援するため、日本政策金融公庫から創業資金の融資を受けた人に対しまして利子補給をする創業支援資金利子補給金を行っているところでございます。
以上でございます。

○議長(藤代武雄) 小川利彦議員。

◆小川利彦
わかりました。先ほども申し上げましたけれども、地場産業であります商工業の発展がやっぱり印西市にとっても重要だと思いますので、商工業と自治体との関係は本当に重要だと思います。
そこで、伺いたいと思いますけれども、印西市として商工業の発展の捉え方はどうかというところについて伺いたいと思います。

○議長(藤代武雄) 髙橋環境経済部長。

◎環境経済部長(髙橋政勝) お答えいたします。
商工業の発展は、雇用の場を確保するとともに、税収の確保や若手の定住による活力あるまちづくりにつながるものと考えているところでございます。今後も引き続き市内商工業や地域の活性化を図るとともに、事業者の経営安定化や市民が新たなビジネスを起こせるよう支援してまいりたいと考えております。
以上でございます。

○議長(藤代武雄) 小川利彦議員。

◆小川利彦
わかりました。チャンスを生かしていけるように、しっかりとした支援体制整備を願うものでございます。産業振興については以上にしまして、続きましては農業分野の質問となります。
(2)、農林振興策について伺いたいと思います。

○議長(藤代武雄) 髙橋環境経済部長。

◎環境経済部長(髙橋政勝) お答えいたします。
食糧の生産、供給以外にも経済波及や防災など多面的な効果を有する農業の持続的な振興を図るため、農業生産基盤の整備や遊休農地の解消など生産基盤の強化や保全対策を推進していくとともに、意欲ある担い手の育成、確保のための施策、また食の安全や地産地消など多様化するニーズに対応するとともに、農業を媒介とした多様な地域、世代間の交流を図り、地域の振興に結びつけるための施策を実施しているところでございます。
以上でございます。

○議長(藤代武雄) 小川利彦議員。

◆小川利彦
わかりました。
私も農業従事者でありまして、周囲の方々もほぼほぼ農業を営まれている方々が多い環境におりますことから、世間話もほぼ農業のようなことばかり話をしているわけでございますけれども、このような状況を踏まえまして伺いたいと思いますが、農業経営の現状として、担い手不足、従事者の高齢化が本当に深刻な問題となっています。持続可能な農業を実現するために市としては具体的にどのような取り組みを行っているのか、市の見解を伺いたいと思います。

○議長(藤代武雄) 髙橋環境経済部長。

◎環境経済部長(髙橋政勝) お答えいたします。
現状といたしましては、後継者がいない、担い手不足などが要因となり、農業従事者の高齢化が進んでおりますことから、市といたしましては、個々での対応ではなく、集落、地域の皆さんが地域の抱えている人と農地の問題を解決するための対応について話し合っていただくことが重要であると考えておりますので、人農地プランの実質化に向けての支援を引き続き実施しているところでございます。また、農地、農村の有する多面的な機能の維持、発揮を図るための共同活動に係る支援につきましても引き続き実施してまいりたいと考えております。
以上でございます。

○議長(藤代武雄) 小川利彦議員。

◆小川利彦
いつも私同じような農業の質問ばかりしておりますけれども、印西市も農業という部分についてしっかりと目を向けていただきたいということで、このように何度も農業の質問をさせていただいております。それで、本当に今答弁の中にもありましたけれども、個別具体的な補償をしてほしいということではないわけなのです。私の言いたいのは、印西市が本当に農業というものをどの程度、どのように見て、どの程度支援をしていくかという全体的な大枠の話をさせていただいております。
そこで、伺いたいと思いますけれども、現在農地の基盤整備として国営印旛沼二期地区農業水利事業及び関連事業について事業着手が行われております。いわゆる国営二期印旛沼というやつですね。また、国営農地防災事業手賀沼地区においても事業化に向けた準備作業が行われております。印西市としてはこの2つの国営の事業についてどのような支援を行っていくのかを伺いたいと思います。

○議長(藤代武雄) 髙橋環境経済部長。

◎環境経済部長(髙橋政勝) お答えいたします。
事業着手中の印旛沼二期地区では、工事費等に係る経費及び供用開始された施設の維持管理に係る経費に対しまして市も負担をしているところでございます。また、手賀沼地区につきましては事業化に向けての準備作業中であることから、国、県、手賀沼土地改良区と連携をいたしまして、現在土地所有者等の情報収集を行うとともに、関係者に対し事業説明などを行っているところでございます。
以上でございます。

○議長(藤代武雄) 小川利彦議員。

◆小川利彦
わかりました。国と県とよく連携をして、よりよい方向に向いていっていただけたらと思います。農業に関する質問は、この後で共産党の伊藤真一議員が農業問題を取り上げておりますので、農業関係の質問を終了して、私は次の質問に入ります。
印西市内には数々の観光資源が存在しているものと思います。お金では購入することができないこの資源を活用した施策について、印西市はどのように見ているかを伺いたいと思います。
(3)、観光振興策についてを伺いたいと思います。

○議長(藤代武雄) 髙橋環境経済部長。

◎環境経済部長(髙橋政勝) お答えいたします。
市の観光振興策といたしましては、市の総合計画において観光資源の活用による交流とにぎわいの創出を政策として掲げており、市観光協会との連携等による市の魅力発信体制の強化や各地域に存在する自然、歴史、伝統文化といった観光資源の活用及びPR等を実施しているところでございます。
以上でございます。

○議長(藤代武雄) 小川利彦議員。

◆小川利彦
わかりました。
ただいまの観光協会のことが答弁の中にあったわけですけれども、市観光協会との具体的な連携についてはどのようになっているかを伺いたいと思います。

○議長(藤代武雄) 髙橋環境経済部長。

◎環境経済部長(髙橋政勝) お答えいたします。
市と市観光協会におきましては、日ごろから情報共有や連絡調整を行い、相互に観光情報の発信に努めております。また、平成30年度におきましては、商工業者の後継者確保の一助となるよう婚活イベントとして「いんざい街コン『ハロ印』」を開催、人口10万人突破記念事業「いんざいふるさとまつり」の中で「せんべい焼きギネス世界記録に挑戦」といったイベントを初め、各種観光関連事業において連携を図ってきたところでございます。
以上でございます。

○議長(藤代武雄) 小川利彦議員。

◆小川利彦
印西市観光協会との連携はわかりました。観光協会さんは、いろんな事業に取り組まれていると伺っております。軽トラ市とか、ごみ拾いとか、いろんな活動されていて、本当に印西市と連携を密にしていただいて、盛り上げていっていただければなというふうに私は思っております。
続きまして、文化のほうに入っていくわけですけれども、市内には歴史的な文化財や祭り事があります。それらのPRについてはどうかを伺いたいと思います。

○議長(藤代武雄) 髙橋環境経済部長。

◎環境経済部長(髙橋政勝) お答えいたします。
市内にある歴史的な文化財や祭り事のPRにつきましては、市広報紙、ホームページを初め、市の観光情報誌である「まっぷる印西市」に情報を掲載し、PRに努めているところでございます。また、千葉県観光物産協会のホームページ「まるごとeちば」には写真などを使用した、より具体的な情報の掲載を依頼し、PRに努めているところでございます。
以上でございます。

○議長(藤代武雄) 小川利彦議員。

◆小川利彦
わかりました。今の答弁にありました、連日のように登場している「まっぷる印西市」ですけれども、これは我が印西市にとっては一押しの冊子であるということでございます。そちらのほうを使いまして、積極的なPRをしていただければなというふうに考えております。
続きましては、環境問題について入ってまいりたいと思います。環境問題こそ一言では言いあらわすことはできませんけれども、印西市が考える環境問題対策を伺ってまいりたいと思います。
(4)、環境振興策についてを伺いたいと思います。

○議長(藤代武雄) 髙橋環境経済部長。

◎環境経済部長(髙橋政勝) お答えいたします。
水辺や里山などの豊かな自然環境を市民とともに保全、活用し、未来に継承していくための施策や美しい自然や環境を次代につないでいくため、ごみの減量化、資源化の徹底による資源循環型社会づくりを推進するとともに、広域連携による適切な処理体制を維持していくための施策、また環境美化の取り組みや公共用水域の水質汚濁防止に努めるとともに、再生可能エネルギーの利用促進などにより低炭素社会づくりを推進し、良好で持続可能な社会の構築に向けた取り組みを進めるための施策を実施しているところでございます。
以上でございます。

○議長(藤代武雄) 小川利彦議員。

◆小川利彦
わかりました。
今の答弁でるる説明がありましたけれども、主体的な部分というのはどのようなものかという部分になります。それで、この施策に伴う主な取り組みについて具体的に伺いたいと思います。

○議長(藤代武雄) 髙橋環境経済部長。

◎環境経済部長(髙橋政勝) お答えいたします。
自然環境の保全、活用につきましては、市内に生息、生育する動植物等を把握するための自然環境調査や豊かな自然に触れ合い、環境保全に対する関心を持っていただくためのいんざい自然探訪等を行い、自然環境保全意識の高揚を図っているところでございます。また、ごみの減量化、資源化につきましては、ごみの適正排出や減量のため、説明会等による啓発、また補助金の交付等を行っているほか、安全、安定的な廃棄物の処理につきましては、広域連携により適切な処理を行っているところでございます。その他といたしましては、低炭素社会づくりとして、太陽光発電システム、太陽熱利用システム、家庭用燃料電池等の住宅用省エネルギー設備設置者に助成をするなど、再生可能エネルギー設備の普及促進、温室効果ガスの抑制に関する取り組みを行っているところでございます。
以上でございます。

○議長(藤代武雄) 小川利彦議員。

◆小川利彦
わかりました。この部分、環境の問題を深掘りさせていただきますと環境整備事業組合の部分にも触れてしまいますので、これにつきましてはおいておきまして、先に進ませていただきます。
市内にはボランティアで環境を整えようとする方々が数多くいらっしゃいます。こちらの方々について印西市としての見解を伺ってまいりたいと思います。環境保全活動を行っている団体との連携はどうかということを伺いたいと思います。

○議長(藤代武雄) 髙橋環境経済部長。

◎環境経済部長(髙橋政勝) お答えいたします。
環境保全活動を行っている団体との連携につきましては、里山保全の取り組みとして、企画提案型協働事業により、NPO団体等と武西の里山の保全活動及びイノシシ等の獣害対策としての荒れた里山の整備事業を協働で実施しているほか、市内の里山の情報を市民に提供するため、「いんざい里山マップ」の作成を協働で行うなどの取り組みを実施しているところでございます。また、環境美化の取り組みといたしましては、ごみの散乱防止や空き缶等の清掃のため、クリーン印西推進運動等により各種団体と連携を図り、地域美化を推進しているところでございます。今後も市民団体等と連携を図りながら環境保全活動に取り組んでまいりたいと考えております。
以上でございます。

○議長(藤代武雄) 小川利彦議員。

◆小川利彦
わかりました。自分も笠神地区環境保全会という団体に属しておりまして、そこでごみ拾いを実施していたりするわけですけれども、田舎だからなのか、雑草繁茂により見えにくい場所と思うのでしょうか、本当にポイ捨てが多いものでございます。空き缶、空のペットボトルはもちろんでございますけれども、ちょっと草が多く生えているようなところには家電、ペット用品など、さまざまなものが投棄されております。私たちがそれを片づけたりしているのですけれども、本当に大人ですから、ごみ出しに出していただくとかリサイクルに出すとかしていただけないものかなというふうに考えながら拾っているわけですけれども、それはおいておいて、市内には幾つもの環境保全を行っている地域や団体が存在しております。先ほどの答弁にもあった団体のほかにもやっぱりあるわけでございまして、その方々ボランティアの活動は、印西市が予算を投じて行うべきところも清掃していただいているのも現実でございます。それは、市道、道路の部分のいわゆる道路清掃という部分でございます。その部分でございます。ボランティアでやっていただいているわけですけれども、市有地、市の土地、あと市の管理地はやっぱり印西市のほうでやっていただかなければならないし、またやるべきものだと私は考えます。ごみの投棄をボランティアで回収しているのですから、その方々との連携ということも考えていただければなというふうに考えております。民地ではなく、公共の部分でございます。
るる個人的な意見を申し上げましたが、質問に戻ります。市内の土地の利用方法について以前から質問されておりますが、どんどん建築されていく住宅事情を印西市としての見解について伺ってまいりたいと思います。
(5)、基盤整備振興策についてを伺いたいと思います。

○議長(藤代武雄) 川嶋都市建設部長。

◎都市建設部長(川嶋一郎) お答えいたします。
第2次基本計画における都市基盤の施策といたしましては、自然環境と都市環境が調和した適正で機能的な土地利用の誘導や各地域の特性を生かした持続的なまちづくりを推進するものとしております。また、主な取り組みといたしましては、都市計画法や建築基準法に基づく地区計画などの制度を活用し、良好な市街地環境の形成及び保全を図るとともに、千葉ニュータウン区域につきましては、関係機関と連携いたしまして、機能的な土地利用の誘導を図っているところでございます。
以上でございます。

○議長(藤代武雄) 小川利彦議員。

◆小川利彦
わかりました。
市内で物すごい勢いで住宅の建築ラッシュとなっている地域があることは、皆様方もよくご存じかと思います。この地域は農地もあるわけですが、住宅の建築ラッシュにより、農業どころではないような状況になりつつあります。このような状況を印西市としての見解を伺っていきたいと思います。
そこで、伺います。草深原地区の住宅建設の状況について市はどのように考えているかを伺いたいと思います。

○議長(藤代武雄) 川嶋都市建設部長。

◎都市建設部長(川嶋一郎) お答えいたします。
草深原地区につきましては、千葉ニュータウンに隣接し、利便性が高いことから、開発許可制度の範囲内で宅地化が進みつつある状況となっております。このようなことから、当地区の課題なども含めまして関係部署と連携を図り、市民の意向を伺いながら、今後の土地利用の方針について検証してまいりたいと考えております。
以上でございます。

○議長(藤代武雄) 小川利彦議員。

◆小川利彦
わかりました。ここの地区の問題につきましては、ほかの議員の方々も含め、また同期の米井重行議員も以前に質問されておりまして、この問題ちょっと私も取り上げさせていただいておりますけれども、開発行為を否定しているわけではございません。ただ、印西市として管理監督といいますか、印西市がコントロールしていける範囲を超えているのではないかという部分なのです。先ほども申し上げましたけれども、あの地域には農地もありますし、生活排水による問題も発生していると伺っております。ですから、印西市としてもよく見ていただきたいと思うものなのです。
では、違った場所でもこのような開発行為があるかもしれないということになるわけですけれども、そこで伺いたいと思います。今後、草深原地区のような住宅建築の開発の情報というものは市のほうには来ているのでしょうか、伺いたいと思います。

○議長(藤代武雄) 川嶋都市建設部長。

◎都市建設部長(川嶋一郎) お答えいたします。
住宅建築につきましては、事業者から、土地の区域の面積に応じて、印西市開発事業指導要綱の規定に基づく事前協議申請書または都市計画法の規定に基づく開発行為許可申請書等が提出されることにより、情報を確認することとなります。
以上でございます。

○議長(藤代武雄) 小川利彦議員。

◆小川利彦
わかりました。今のところは情報として持っていないということでありますね。とはいってもアンテナを高くして情報収集をしていっていただけたらなと思いますので、そこの部分はよろしくお願いしたいと思います。
続きましては、この辺、質問しているこの土地の問題について、先ほども申し上げました米井重行議員も質問されておりますけれども、市内外から乱開発というようなご意見が出ておりますが、その乱開発ということについて印西市としてはどういう見解をしているか、伺いたいと思います。

○議長(藤代武雄) 川嶋都市建設部長。

◎都市建設部長(川嶋一郎) お答えいたします。
市といたしましては、都市計画法に基づく基準により審査し、適合していることが確認された場合は開発及び建築許可を行っているところでございます。
以上でございます。

○議長(藤代武雄) 小川利彦議員。

◆小川利彦
わかりました。法律に照らし合わせて許可しているということでありますね。私といたしましてもこの開発行為自体を否定していることではなくて、ただどこかではコントロールしていかなくてはいけないのではないかということで、こういった質問をさせていただいたものでございます。
続きまして、教育、文化のほうに入ってまいりたいと思います。これも一言では言いあらわすことが困難ではございますけれども、(6)の教育、文化振興について伺いたいと思います。

○議長(藤代武雄) 山﨑教育部長。

◎教育部長(山﨑正之) お答えいたします。
初めに、学校教育に関しましては、子供たちが生きる力を養い、みずから学び、考え、生涯にわたって学び続けることができる確かな学力の定着に努めるとともに、個性と能力を伸ばしながらさまざまな分野で活躍していく、未来に向けた教育を推進しているところでございます。
次に、生涯学習、生涯スポーツにつきましては、子供から高齢者まで市民一人一人がみずから学び、生きがいや自己実現などにつながる、生涯を通しての学習ができる環境づくりを進めております。
また、文化の保護と振興につきましては、貴重な歴史、文化を後世に伝えるため文化財の保護・活用を図るとともに、文化・芸術活動に関する情報の提供や団体・指導者の育成などに努め、施策を実施しております。
以上でございます。

○議長(藤代武雄) 小川利彦議員。

◆小川利彦
わかりました。
以前に議員に配付されました印西市教育振興基本計画だれもが輝きともにはばたくいんざいの学びを拝見させていただきますと、計画ですから、どこもかしこも目標数値というものがたくさん至るところに明記されております。
そこで、伺いたいと思います。印西市教育振興基本計画には平成33年度での目標値というものが数多く記載されておりますが、この目標数値にするための進行管理についてはどのようなものを行っているのかを伺いたいと思います。

○議長(藤代武雄) 山﨑教育部長。

◎教育部長(山﨑正之) お答えいたします。
教育委員会では、毎年実施する教育に関する事務の管理及び執行状況についての点検及び評価の中で、本計画でお示しした事業につきまして進行管理を実施するものでございます。
以上でございます。

○議長(藤代武雄) 小川利彦議員。

◆小川利彦
わかりました。
では、印西市オリジナルという部分になりますけれども、学校教育分野で教育委員会が独自に取り組んでいることはあるのでしょうか、伺いたいと思います。

○議長(藤代武雄) 大木教育長。

◎教育長(大木弘) お答えをいたします。
まず、学校教育につきまして、これ国、県の方針、指針等にのっとり進めているところでございますが、その中で市独自の取り組みということはなかなか難しいところでございますが、印西市の教育センターにおいて市独自の取り組みを多数実施しております。例えば印西市版の漢字検定とも言える印西漢字マスターや計算力検定等を独自に開発をし、実施しているところでございます。また、中央学校給食センター、コスモスキッチンの事業として、給食レストランというものをいわゆる開店をしております。学期ごとに実施した給食レストランでは、いずれも定員を超えた応募がありまして、多くの市民の方々に市の学校給食についてご理解をいただけているものと考えております。
以上でございます。

○議長(藤代武雄) 小川利彦議員。

◆小川利彦
わかりました。
教育センターは、廃校となってしまった学校の校舎を利用したものが教育センターということでございますので、教育センターがあるならば、今度は生涯学習ということで教育委員会が担当すると思うのですけれども、生涯学習の専用スペースということがあってもよいのではないかと思いますので、伺いたいと思いますけれども、生涯学習については空き校舎を使用しての生涯学習センターというような専門的な場所を確保するようなことは検討されないのか、伺いたいと思います。

○議長(藤代武雄) 山﨑教育部長。

◎教育部長(山﨑正之) お答えいたします。
生涯学習に関する事業につきましては、公民館等の社会教育施設を拠点として実施しておりますことから、空き校舎を生涯学習センター等の生涯学習専用施設として使用することは検討していないところでございます。
以上でございます。

○議長(藤代武雄) 小川利彦議員。

◆小川利彦
わかりました。空き校舎の利活用というところで私こういった質問をしたものでございます。せっかく4月より2つの校舎、学校が空き校舎ができるものですから、生涯学習の専用スペースとしてはどうかなというふうに、生涯学習センターとして利活用したらどうかなということで質問をしたものでございます。
続きましては、文化のほうに質問移りますけれども、市所有の貴重なものの保管について質問いたします。重要文化財など保管もエアコン設置されている空き校舎の使用についてはどうかという点について伺いたいと思います。

○議長(藤代武雄) 山﨑教育部長。

◎教育部長(山﨑正之) お答えいたします。
現在、市所有の文化財、考古資料や民具等につきましては印旛歴史民俗資料館や大森資料保管庫等に分散して保管しておりますが、それらを集約して保管することが望ましいことから、空き校舎等の活用も検討してまいりたいと考えております。
以上でございます。

○議長(藤代武雄) 小川利彦議員。

◆小川利彦
わかりました。貴重な文化財でございます。エアコンで温度や湿度がコントロールできる空き教室がよいのではないかということで、そういった単純な発想から質問させていただきました。
続きまして、印西市教育振興基本計画だれもが輝きともにはばたくいんざいの学び、こちらの冊子の中に2020年のオリンピック・パラリンピック東京大会関係の明記もございますので、これについても伺いたいと思います。2020年オリンピック・パラリンピック東京大会に向け、印西市の教育はどのような取り組みを行っているのかを伺いたいと思います。

○議長(藤代武雄) 山﨑教育部長。

◎教育部長(山﨑正之) お答えいたします。
市内全ての小・中学校がオリンピック・パラリンピック教育実施校として同大会組織委員会から認証されるとともに、小学校2校、中学校1校がオリンピック・パラリンピック教育推進校として県教育委員会から指定を受け、各校でオリンピック・パラリンピック教育を実施しているところでございます。
以上でございます。

○議長(藤代武雄) 小川利彦議員。

◆小川利彦
わかりました。こちらは、印旛地区の小・中学校と順天堂大学という、大学連携ということだと認識しておりますので、内容については伺いませんけれども、できることであるならば市内全部の各小・中学校との連携ということも考えていただけたらなというふうに思います。
続きましては、防犯、防災の面でございますけれども、部が異なりますので、市民部、総務部という順番にご答弁をお願いしたいと思います。
(7)、防犯、防災振興策についてを伺いたいと思います。

○議長(藤代武雄) 古川市民部長。

◎市民部長(古川正明) それでは、私のほうから防犯振興策についてお答えをいたします。
防犯体制の充実といたしまして、市民が窃盗や振り込め詐欺、架空請求などの被害から身を守る知識が得られますよう防犯講話の実施や犯罪発生情報の提供を行いまして防犯意識の高揚を図るとともに、自主的な防犯活動を促進するよう取り組んでいるところでございます。また、夜間の公道上の犯罪の発生を抑止するため、防犯灯や防犯カメラなど防犯施設の整備を推進しているところでございます。
以上でございます。

○議長(藤代武雄) 岩井総務部長。

◎総務部長(岩井昌宏) 次に、防災振興策についてお答えいたします。
市民の生命、身体及び財産を災害から守り、安心した生活が営めるよう、地域防災計画に基づき、災害に迅速に対応できるよう防災体制の構築を図っております。またさらに、消防、救急体制の整備充実に努めているところでございます。

○議長(藤代武雄) 小川利彦議員。

◆小川利彦
わかりました。
まず、市民部のほうの防犯に関する再質問を行わせていただきます。これも以前より質問させていただいておりますけれども、再度伺いたいと思います。防犯施設の整備ということですが、防犯灯の整備状況について、改めて伺いたいと思います。

○議長(藤代武雄) 古川市民部長。

◎市民部長(古川正明) お答えをいたします。
防犯灯につきましては、印西市防犯灯設置等に関する基準によりまして整備を進めているところでございます。市が現在管理しております防犯灯は、平成29年度末で約9,600灯であり、明るさの向上などを図るため、2020年度末を目途にLED化を進めているところでございます。
以上でございます。

○議長(藤代武雄) 小川利彦議員。

◆小川利彦
わかりました。
防犯灯の新設または更新の要望が数多く市民より出て、自治会、町内会より数多く出てきていると思われますけれども、そこで伺いたいと思います。新設する防犯灯の設置状況についても伺いたいと思います。お願いいたします。

○議長(藤代武雄) 古川市民部長。

◎市民部長(古川正明) お答えをいたします。
防犯灯の新設につきましては、各地域からの要望を把握するため、毎年各町内会等に調査を行っており、この結果から順次整備を行っているところでございます。昨年度には46の町内会等から新設要望をいただきまして、今年度については82基の設置を行っているところでございます。
以上でございます。

○議長(藤代武雄) 小川利彦議員。

◆小川利彦
わかりました。
以前の答弁と、あと今回防犯灯の設置基準を見ますと、40ワットぐらいのLED、そして25メートル以上の間隔、地上高4.5メートルということで設置がされておりますけれども、市街地とは異なり、やはり田舎は暗いものでございます。
そこで、伺います。LED照明に更新、新設として毎年設置されておりますけれども、防犯灯の位置づけとしてはどこまで明るくすることが目的なのかを伺いたいと思います。

○議長(藤代武雄) 古川市民部長。

◎市民部長(古川正明) お答えをいたします。
防犯灯は、夜間における犯罪の防止と主に歩行者の安全歩行を図ることを目的として設置されるものでございますので、市では社団法人日本防犯設備協会の示す防犯灯の照度基準を参考といたしまして、4メートル先の歩行者の挙動、姿勢がわかる程度の照度が保てるよう設置しているところでございます。
以上でございます。

○議長(藤代武雄) 小川利彦議員。

◆小川利彦
わかりました。基本的に真っ暗な中でも4メートル先の歩行者がうっすら見える程度ということでしょうか。
防犯灯も必要と思う方が多い反面、農家の方々にとっては光害、光の害と言う方もおられます。農作物が光を浴び過ぎておかしくなってしまうとのことです。また、家の中を照らされ過ぎてお困りの方もいると伺っております。いずれにしましても、担当職員さんが個別の対応されていると伺っております。
地域住民の方々のご意見ということもありますので、質問させていただきますけれども、道路照明も防犯灯も街灯も明かり、照明でありますが、市民にとってはその違いというものはわかりづらいところがあります。地域住民の目線での道路に関する照明の設置についてはどのように考えているかを伺いたいと思います。

○議長(藤代武雄) 古川市民部長。

◎市民部長(古川正明) お答えいたします。
道路照明につきましては、一般的に道路交通の安全、円滑を図ることを目的として設置されるものでありまして、防犯灯につきましては先ほどご答弁申し上げましたとおり、歩行者の防犯や安全通行を目的として設置されるものでございます。これら道路に関する照明につきましては、それぞれの設置目的に従い設置されるものと考えております。
以上でございます。

○議長(藤代武雄) 小川利彦議員。

◆小川利彦
道路照明と防犯灯の性質の違いから、担当課も変わります。ですが、先ほども申し上げましたけれども、地域住民の方々は、明るくすることで犯罪や事故防止のためになるのではないかと話す方もおられますので、どちらの照明でもよいのですが、設置されて、明るい印西市となることを願うものであります。
続きまして、総務部の防災のほうに移りたいと思います。防災振興策についての再質問となりますけれども、災害発生時の行動マニュアル等の基礎となるものに防災計画というものがあると思います。
そこで、伺いますが、地域防災計画の見直しについてはどうか、伺いたいと思います。

○議長(藤代武雄) 岩井総務部長。

◎総務部長(岩井昌宏) お答えいたします。
印西市地域防災計画につきましては、平成23年度に防災アセスメント調査を実施し、東日本大震災の教訓等を取り入れ、大幅な改定を行ったところでございます。その後、平成27年度に軽微な見直しを行っておりますが、大幅な改定から10年近く経過することから、改定に向けて検討を行ってまいりたいと考えております。

○議長(藤代武雄) 小川利彦議員。

◆小川利彦
わかりました。
新たな大災害が発生しないと国や県から通達などが来ないのかもしれませんけれども、ですが伺いたいと思います。地域防災計画見直しに伴い、国や県から通達などで盛り込むべきものはあるのでしょうかという部分を伺いたいと思います。

○議長(藤代武雄) 岩井総務部長。

◎総務部長(岩井昌宏) お答えいたします。
市地域防災計画につきましては、国の防災基本計画や県地域防災計画等との連携、整合を図る必要がありますので、それら修正を踏まえまして見直してまいりたいと考えております。

○議長(藤代武雄) 小川利彦議員。

◆小川利彦
わかりました。こういうものを必要としないことが本当に一番よいことでありますけれども、昔はいつか発生する災害と言われておりましたけれども、今や必ず発生する災害へと変化してきております。いざというときのためにも準備は必要であると私は思います。
続きましては、消防水利事業についてとなります。そこで、伺いたいと思いますが、印西市の消防水利の充足率について、再度伺いたいと思います。

○議長(藤代武雄) 岩井総務部長。

◎総務部長(岩井昌宏) お答えいたします。
消防水利の充足率につきましては、総務省消防庁から示される充足率調査指標に基づき実施しており、充足率は98%と高い水準であると認識しているところでございます。今後も目標値の充足率100%に向け、事業を推進してまいりたいと考えております。

○議長(藤代武雄) 小川利彦議員。

◆小川利彦
わかりました。ただいまの答弁では印西市が98%ということで、すごい数字だなというふうに感じているわけですけれども、印西地区消防組合警防課に確認しましたところ、消防白書にも記載されている数字ではございますけれども、87.9%という数字でございました。こちらの数字は、印西市と白井市の数字ですから、少し違うかもしれませんけれども、ではお隣の白井市さんはどうかといいますと、73.5%ということでありました。これらの数字を出して何が言いたいのかということを申しますと、印西市内にそれだけの水利が充実しているのかというところでございます。
そこで、伺います。印西市としての認識は充足率98%という認識でございますが、市内の現状を見ますと、98%という数字はどこから出てきているものなのか、これを伺いたいと思います。

○議長(藤代武雄) 岩井総務部長。

◎総務部長(岩井昌宏) お答えいたします。
消防施設整備計画実態調査における消防水利の配置を用途地域別にメッシュで区切り、消防水利の整備数及び不足数を算出したものでございます。なお、当市において706のメッシュ総数のうち13の不足数であり、98%の充足率と算定したものでございます。

○議長(藤代武雄) 小川利彦議員。

◆小川利彦
わかりました。実際には数字のように98%ということが言えますでしょうか。現場の方や地元の消防団からも足りないというようなことを耳にします。確かに消防署からは基本的には水槽つきポンプ車と、消火栓がない地域の場合には水槽車が出動しますから、水の確保は容易にできるかもしれませんけれども、その水量というのは数分しか放水できません。
防火水槽の整備は印西市が行うものだと思いますので、伺いたいと思いますけれども、印西地区消防組合警防課との情報交換はどうなっているか、伺いたいと思います。

○議長(藤代武雄) 岩井総務部長。

◎総務部長(岩井昌宏) お答えいたします。
消防施設整備計画実態調査の結果につきましては、印西地区消防組合と情報共有しているところでございます。

○議長(藤代武雄) 小川利彦議員。

◆小川利彦
わかりました。印西地区消防組合とよく連携をしていただきたいと思います。
では続きまして、(8)の現状と今後の課題についてを伺いたいと思います。

○議長(藤代武雄) 板倉市長。

◎市長(板倉正直) お答えをいたします。
平成29年度に実施いたしました市民満足度・重要度調査の結果などから、地域によってさまざまな課題等があることは承知をしております。今後におきましても市民の皆様からのご意見等を真摯に受けとめまして、全ての地域にお住まいの皆様が住みよさを実感できるようなまちづくりに取り組んでまいりたいと、このように考えております。
以上でございます。

○議長(藤代武雄) 小川利彦議員。

◆小川利彦
わかりました。板倉市長は、昨年末だったか、ことしになってからでしょうか、どこかの場所でのご挨拶の中で、今の答弁と同じようなことが発言があったと思い出しました。その内容は、地域格差をなくして笑顔あふれる印西市をつくります、このような内容であったかと思いますけれども、そのご認識はされていることがよくわかりました。
では、さらに伺いますけれども、その具体的な方向性や計画というものはあるのでしょうか、伺いたいと思います。

○議長(藤代武雄) 酒井企画財政部長。

◎企画財政部長(酒井和広) お答えいたします。
合併後10年目となります平成31年度に印旛地区、本埜地区にお住まいの皆様を対象といたしまして意識調査を実施する予定となっておりますので、これらの調査結果や平成29年度に実施いたしました市民満足度・重要度調査の結果などを整理、分析いたしまして、次期総合計画に反映させてまいりたいと考えております。

○議長(藤代武雄) 小川利彦議員。

◆小川利彦
わかりました。アンケート結果をよく分析していただきまして、次期総合計画に反映していただけたらと思います。
続きまして、大きい2番のほうに入りたいと思います。2、学校教育について伺います。小規模校につきましては、平成30年第4回定例会において大体の問題解決がなされたというような状況でありますけれども、学校給食を含めた大規模校の問題について伺いたいと思います。
まずは、(1)、大規模小学校の現状について伺いたいと思います。

○議長(藤代武雄) 山﨑教育部長。

◎教育部長(山﨑正之) お答えいたします。
市内の小学校におきまして、通常学級数が25学級以上の大規模校は小倉台小学校及び原小学校の2校でございますが、住民基本台帳をベースに開発予定を考慮した児童数の推計では、今後も数年間は増加が見込まれることから、印西市学校適正規模・適正配置基本方針に基づきまして、学校施設の増築や通学区域の変更により対応しているところでございます。具体的には小倉台小学校につきましては平成29年度に8教室を増築し、平成30年度には、今後の集合住宅の開発予定を勘案いたしまして、中央南二丁目2番地を内野小学校の通学区域へ変更しております。また、原小学校につきましては平成28年度に通学区域の一部を西の原小学校の通学区域へ変更し、現在は6教室の増築工事を実施しているところでございます。
なお、現時点での児童数の推計では、2校以外に大規模校となる小学校はないと見込んでおります。
以上でございます。

○議長(藤代武雄) 小川利彦議員。

◆小川利彦
わかりました。予期せぬ状況から教室の増築となったものと思われますけれども、今後はどうかという部分になります。今現在の児童数での学校状況は理解しましたが、今後の急激な増加に関する市役所内での情報の共有体制構築に対してはどうかという部分を伺いたいと思います。

○議長(藤代武雄) 山﨑教育部長。

◎教育部長(山﨑正之) お答えいたします。
十分に都市建設部とも情報共有してまいりたいと考えております。
以上でございます。

○議長(藤代武雄) 小川利彦議員。

◆小川利彦
関係課とよく情報共有していただきたいと思います。
続きまして、(2)のほうの大規模中学校の状況についてを伺いたいと思います。

○議長(藤代武雄) 山﨑教育部長。

◎教育部長(山﨑正之) お答えいたします。
市内の中学校におきまして、同じく通常学級数が25学級以上の大規模校は木刈中学校のみでございますが、児童数同様に、住民基本台帳をベースに開発予定を考慮した生徒数の推計では、今後も数年間は増加が見込まれることから、印西市学校適正規模・適正配置基本方針に基づきまして、学校施設の増築や通学区域の変更により対応しているところでございます。具体的には本年度、中央南二丁目2番地を内野小学校の通学区域へ変更したことに伴い、中学校区が原山中学校区へ変更となったほか、平成31年度には教室の増築設計を予定しております。
なお、現時点での生徒数の推計では、木刈中学校以外に大規模校となる中学校はないと見込んでおります。
以上でございます。

○議長(藤代武雄) 小川利彦議員。

◆小川利彦
わかりました。小学校の児童数の増加により教室の増築を行ったわけですから、小学校卒業後は近くの中学校に入学することになると思います。
そこで、伺います。小学校の児童数の増加により中学校の生徒数が増加することは当然のことでありますけれども、それに対応できる学校施設となっているのかを伺いたいと思います。

○議長(藤代武雄) 山﨑教育部長。

◎教育部長(山﨑正之) お答えいたします。
現時点で見込まれる住宅開発等の情報を考慮した生徒数の推計により、生徒数が増加し、教室数の不足が見込まれる中学校につきましては、今後学校施設の増築等により対応してまいります。
なお、現時点におきましては教室数が不足している中学校はございません。

○議長(藤代武雄) 小川利彦議員。

◆小川利彦
わかりました。開発行為により生徒数が増加することが予想されますので、担当課さんと情報の共有をよくしていっていただきたいと思います。
続きましては、学校給食についてを伺いたいと思います。

○議長(藤代武雄) 山﨑教育部長。

◎教育部長(山﨑正之) お答えいたします。
平成30年5月1日現在の状況で申し上げますと、中央学校給食センターでは4,833食、牧の原学校給食センターでは2,866食、印旛学校給食センターでは2,109食を提供しており、3センターを合計しますと9,808食を提供しております。また、今後の児童生徒数の増加に対しましては、3センターで配給する学校を調整し、対応してまいります。
以上でございます。

○議長(藤代武雄) 小川利彦議員。

◆小川利彦
わかりました。
コスモスキッチンが11の小学校、木下、小林、大森、船穂、木刈、内野、原山、小林北、小倉台、高花、原小、牧の原センターが9中学校、印西、船穂、木刈、小林、原山、西の原、印旛、本埜、滝野中の3,500食、印旛センターが9小学校、西の原、六合、宗像、平賀、いには野、本埜第一、第二、滝野、牧の原の9小学校で2,000食というのが今計画というか、出されているわけで、その合計が1万1,500食という数字で調理可能ということを冊子で確認したものですから、総数からすると1万1,500ですから、9,808食今提供されていますので、若干の余裕があるということは理解できました。
では、さらに伺いますけれども、全体での提供数が調理可能数を超えた場合は、先ほど超えないだろうということでございますけれども、超える場合についてはどのように対応していくのか、検討されているか、伺いたいと思います。

○議長(藤代武雄) 山﨑教育部長。

◎教育部長(山﨑正之) お答えいたします。
学校給食センターにおきましては、児童生徒数の増加を想定し整備しているところでございます。現在のところ、調理可能数を超えることはないと考えております。
以上でございます。

○議長(藤代武雄) 小川利彦議員。

◆小川利彦
わかりました。それはそうだと思います。コスモスキッチンが稼働して間もないのに調理数が予定数を超えましたとは言えませんからね。ただ、その状況は近づいているのではないかなという考えもあります。
さらに伺いますけれども、食数の増加ということに対しての質問というよりも、クラス増に伴う食缶や食器の増に対する消毒保管庫のほうが問題があるということがあると思います。食数ではないのです。かごが、クラスがふえればかごがふえるわけですから、保管庫の部分でスペースの問題です。そこについて問題がないのかということを伺いたいと思います。

○議長(藤代武雄) 山﨑教育部長。

◎教育部長(山﨑正之) お答えいたします。
食缶、食器等を収納する消毒保管庫につきましても、クラス増を想定し、追加で設置しておりますので、現在のところ問題はないと考えております。

○議長(藤代武雄) 小川利彦議員。

◆小川利彦
わかりました。4月から学校も減りますし、クラスも統合されますので、数は十分なことになると思います。もしそれでもふえてしまった場合は、給食の調理場を変えるなどして対応していただけるものと思います。児童生徒、教職員の急激な増加が予想されるならば、早目、早目の対応が必要だと思いますので、その辺も考慮していただけたらと思います。
続きましては、最後の質問となります。(4)、今後の状況と課題について、大規模校についての状況と課題についてを伺いたいと思います。

○議長(藤代武雄) 山﨑教育部長。

◎教育部長(山﨑正之) お答えいたします。
大規模校につきましては、児童生徒数の増加への対応といたしまして、原小学校及び木刈中学校の校舎増築工事に取り組んでいるところでございます。また、学校給食センターにつきましては、牧の原学校給食センターの老朽化対策を実施してまいりたいと考えております。
以上でございます。

○議長(藤代武雄) 小川利彦議員。

◆小川利彦
わかりました。
やはり学校教育には人、物、金だと思います。今お金ということで不適切だったかもしれません。適切な表現に変えますと、優秀な教職員さん、そしてすばらしい学校施設設備、それと十分な予算だと思います。この部分をご検討いただきまして、私の印西市議会議員、通算しますと、代表質問、一般質問合わせまして15回目の質問を終了させていただきます。ありがとうございました。

○議長(藤代武雄) これで小川利彦議員の個人質問を終わります。
自席にお戻りください。