01 3月 平成29年 第1回定例会(3月定例会)-02月22日
◆小川利彦
皆さん、こんにちは。議席番号3番、会派創進の小川利彦でございます。先輩方のご期待に添えるように一般質問を進めさせていただきたいと思います。
春一番が吹き荒れ、ここ印西市内でも砂ぼこりで前が見えないという日があり、急に寒さが戻り、雪やみぞれが観測された日もありました。昔から三寒四温という言葉があるように、寒い日や暖かい日という日があって春になっていくものと思われますが、このような気象状況により体調がすぐれない方が多く見受けられます。昔から何とかは風邪を引かないと言われ、だからおまえは風邪を引かないのだよと言われるかもしれませんが、私といたしましてはしっかりと体調管理をして過ごしておりますので、風邪を引かないということを申し添えさせていただきますとともに、今後とも自己管理をしっかりとしてまいりたいと考えます。
それでは、会派代表質問、個人一般質問の最終日でありまして、もう既に出尽くした感じではございますが、通告に従いまして、一般質問を始めさせていただきます。今回の質問は、大項目として2点伺いたいと思います。大きい1番、印西市の安心、安全なまちづくりについてでございます。安心、安全なまちづくりという表現は、本当によく使われておりまして、誰もがよく使用する言葉でありますが、実際には何をどうするのかという疑問を抱くこともあります。そのような言葉ではございますが、今回の質問ではAEDと呼ばれております自動体外除細動器の設置やインフラ整備等の質問を何度もさせていただいておりますけれども、いまだに未実施な状況も見受けられます。この印西市内での地域格差が広がっているという感じを受けておりますので、安心、安全なまちづくりの観点で伺いたいと思います。AEDをちょっと説明いたしますと、平成3年度に救急救命士制度が導入され、病院前救護の重要性が認識されております。病院前救護のさらなる推進のためには、一般市民を含めた幅広い非医療従事者の参加が必要という認識により、平成16年に非医療従事者による自動体外除細動器、AEDの使用が認められるようになりました。一般市民の周知度、認知度も上がってきている今日ではありますが、印西市としてハード面、ソフト面の両面で質問させていただきます。
(1)、自動体外式除細動器、AEDについて。
①、市内の設置状況について。
②、店舗等の事業所との協定によるAED設置検討について。
③、普通救命講習受講者の状況について。
④、千葉県のAED条例制定について、印西市としての見解について。
続きまして、市内の道路には幾つかの種類の電灯がございます。役所的に見まして、防犯灯、道路照明という用途が異なる電灯があり、それぞれ担当課による電灯が設置をされております。それらについては、市民の方々にはそのような違いは関係ない話であると思われます。何よりも現実的に明るく照らすことこそが重要なことであると考えます。今回は、LED化が進んでまいりました防犯灯について伺いたいと思います。会派代表質問にて我が会派の櫻井正夫議員も質問されておりましたが、通告をしておりますので、質問をさせていただきます。
(2)、防犯灯等の道路照明について。
①、市内の現在の状況を見て、印西市としての見解について。
②、地区要望の状況について。
③、次年度以降の設置計画について。
続きまして、次の(3)の質問は何度もさせていただいております。先輩議員、同僚議員も何度も繰り返されておりますが、なかなか進まない状況にあるように見受けられ、粘り強くこつこつと取り組んでまいりますが、ゆっくり進めていく状況でもない喫緊の課題ではないでしょうか。それは、市内の道路は児童生徒の通学路となっていることが多く、早急な対応が求められると思います。そのような観点で伺いたいと思います。
(3)、市道の状況について。
①、通学路となっている市道の拡幅や歩道整備の状況について。
②、樹木、雑草繁茂による危険な場所の対応について。
③、コンクリート道路の維持管理について。
続きまして、次の(4)に入りたいと思います。人は、必ず毎年年齢を重ねて年をとります。私もそうでありますが、この議場内にいる方々も、ネット中継をごらんになっていらっしゃる皆様方も同様に老いていきます。今ある運転免許証を返納しなければならない日は、数年後には必ずそういう日がやってまいります。そのとき病院や買い物といった生活のための外出が制限されたとき、本当に不便を感じるものと思います。毎日のように高齢者の交通事故の報道があり、この状況を印西市という自治体としての見解を伺いたい。また、昨日橋本議員、海老原議員が質問されておりますが、通告しておりますので、こちらも質問をさせていただきます。
(4)、高齢者への対応について。
①、運転免許証返納者に対する印西市としての対応について。
次の②と③については、交通空白地帯のアンケートの結果を踏まえた形での答弁をお願いしたいと思います。
②、交通弱者に対する対応について。
③、印西市としての今後の対応について。
この(4)の質問の②と③につきましては、②と③を分けることなく、②といたしまして一括でのご答弁をお願いしたいと思います。
次に、大項目の2に入ります。この質問は、これまでにも多くの方々が質問されておりますが、廃校対象地域に生活する者として当事者意識を持って質問させていただきたいと思います。
2、市内の小・中学校の統廃合について。
(1)、保護者、地域住民説明会の状況について。
(2)、小・中学校の統廃合についての国や県からの指導について。
(3)、印西市は統廃合を計画どおりに進めていくのか。
以上でございます。執行部の皆様方には簡潔な答弁をお願い申し上げまして、1回目の質問を終わらさせていただきます。
○議長(小川義人) 板倉市長。
〔市長、登壇〕
◎市長(板倉正直) 小川利彦議員の個人質問に対し、答弁をいたします。1の(2)については私から、その他については担当部長から答弁をいたします。
1の(2)、①についてお答えをいたします。防犯灯は、道路における夜間の犯罪の防止及び通行の安全を図る上で大変重要なものと考えており、その設置につきましては印西市防犯灯設置等に関する基準に基づき、行っているところでございます。市内の現状でございますが、防犯灯にかかる電気料金の削減と老朽化している器具の改善を図るため計画的にLED化を進めているところでございます。
次に、②についてお答えをいたします。会派代表質問、創進の櫻井正夫議員にお答えをしたとおりでございます。
次に、③についてお答えをいたします。次年度以降の設置計画でございますが、町内会、自治会等から要望をいただいた箇所の現地調査等を行いまして、必要に応じて設置をしてまいりたいと考えております。
私からは以上でございます。
○議長(小川義人) 小窪健康福祉部長。
〔健康福祉部長、登壇〕
◎健康福祉部長(小窪徳治) 1の(1)、①についてお答えいたします。
AEDにつきましては、平成28年10月31日現在、市役所本庁舎、支所、出張所、保健センター、市内小・中学校など79施設に85台が設置されております。また、民間施設につきましては印西地区消防組合に確認しましたところ、平成28年10月31日現在、イオンモールや牧の原モアなど101施設に127台設置されているとのことでございます。
次に、②についてお答えいたします。市では、AEDをコンビニエンスストアへ設置できるよう平成29年度よりコンビニエンスストア本部等と協議を行ってまいりたいと考えております。
次に、③についてお答えいたします。救命講習を実施しております印西地区消防組合に確認しましたところ、平成28年中に実施しましたのは普通救命講習Ⅰとして1,142人が、普通救命講習Ⅱとして212人が、普通救命講習Ⅲとして174人が受講し、合計1,528人の方が普通救命講習を受講したとのことでございます。
次に、④についてお答えいたします。市といたしましては、県条例に市町村の役割が規定されておりますので、千葉県及び印西地区消防組合等関係機関と今後とも連携を密にし、AEDの使用及び心肺蘇生法の実施の促進に取り組んでまいりたいと考えております。
以上でございます。
○議長(小川義人) 鈴木都市建設部長。
〔都市建設部長、登壇〕
◎都市建設部長(鈴木俊明) 1の(3)の①についてお答えいたします。
市内小・中学校の通学路につきましては、印西市通学路交通安全プログラムに基づき、交通安全アドバイザー等の専門家や関係各課、機関と連携しまして、合同点検を行い、対策必要箇所の抽出を行っております。その結果、安全確保対策として歩道整備の検討が含まれている箇所は全部で3カ所ございます。それぞれ永治小学校、牧の原小学校及び小林中学校の通学路となっております。このうち小林中学校の通学路の箇所につきましては、路線測量と概略設計が完了しております。
次に、②についてお答えいたします。市のパトロールでの発見または市民からの要望がありました場合、市が管理しております道路上のものにつきましては、市におきまして樹木の剪定及び草刈りを実施しているところでございます。なお、民地の樹木及び雑草につきましては、土地所有者に連絡の上、対応をお願いしているところでございます。また、国、県道の場合につきましては、千葉県に連絡の上、対応をお願いしているところでございます。
次に、③についてお答えいたします。町内会等から要望がありました場合は、現地を確認の上、予算の範囲内におきまして維持補修しているところでございます。
○議長(小川義人) 鶴岡市民部長。
〔市民部長、登壇〕
◎市民部長(鶴岡敏明) 1の(4)の①についてお答えをいたします。
高齢者の運転免許自主返納につきましては、第10次印西市交通安全計画におきまして高齢運転者による交通事故の抑止を図るため、高齢者への周知を図っていくこととしております。現在市の対応といたしましては、市から各高齢者クラブへ出向きまして、講話形式での交通安全教室で自主返納につきましてお話をさせていただいているところでございます。
以上でございます。
○議長(小川義人) 伊藤企画財政部長。
〔企画財政部長、登壇〕
◎企画財政部長(伊藤隆) 1の(4)の②、③について一括でお答えをいたします。
現在当市において課題となっております交通不便地域の解消に向けて実施いたしましたアンケート結果を参考にしながら、地域に即した持続可能な解消策を検討しているところでございます。今後につきましては、事業者の話なども聞いてまいりたいと考えているところでございます。
以上です。
○議長(小川義人) 小山教育部長。
〔教育部長、登壇〕
◎教育部長(小山健治) 2の(1)についてお答えいたします。
教育委員会では、印西市学校適正規模・適正配置基本方針において小規模校の検討対象校としております市内4つの小学校におきまして、昨年11月14日及び16日にそれぞれの学校区の児童及び未就学児の保護者の皆様を対象といたしました説明会を開催いたしました。説明会では、基本方針の概要や児童数、学級数などの学校の現状等をご説明し、保護者の皆様から率直なご意見等をいただいたところでございます。なお、検討対象校の一つであります宗像小学校につきましては、引き続き保護者の皆様を対象とした意見交換会を開催しておりますが、宗像小学校以外の検討対象校につきましては今後優先度の高い学校から順次保護者や地域の皆様との話し合いを進めてまいりたいと考えております。
次に、(2)についてお答えいたします。小・中学校の統廃合につきましては、国や県からの直接的な指導、助言等はございませんが、国からはこれまで関係法令により公立小・中学校の学級数の標準や通学距離の条件が示されるとともに、昭和31年より通達や手引等をもって学校適正規模、適正配置を適切に推進するよう求められてきました。なお、国の適正配置に関する手引につきましては、少子化の進展が中長期的に継続することが見込まれることなどを背景に、平成27年1月に公立小学校・中学校の適正規模・適正配置等に関する手引が改めて示されたところでございます。
次に、(3)についてお答えいたします。印西市学校適正規模・適正配置基本方針に基づき、市内小・中学校の適正規模、適正配置を保護者や地域の皆様との話し合いを十分に重ねながら進めてまいりたいと考えております。
以上でございます。
○議長(小川義人) 3番、小川利彦議員。
◆小川利彦
今1回目のご答弁いただきまして、これより再質問に入らさせていただきます。一問一答方式にてお願いしたいと思います。
まず、1点目、1の(1)の①、市内の設置状況につきましては理解いたしましたので、こちらのほうは再質問はございません。
②のほうに入らさせていただきたいと思います。まず、印西市として、行政としてハードの面での充実が必要ではないかと私は考えております。一般市民などが必要なときに使用できるような環境を整えるためにコンビニエンスストア以外にも設置、検討はされておりますでしょうか、伺いたいと思います。
○議長(小川義人) 小窪健康福祉部長。
◎健康福祉部長(小窪徳治) お答えいたします。
市といたしましては、まずはコンビニエンスストアへの設置が速やかにできるよう関係機関と協議していくことが重要であると認識しております。議員ご指摘のコンビニエンスストア以外への設置につきましては、今後情報収集などに努めてまいりたいと考えております。
以上でございます。
○議長(小川義人) 3番、小川利彦議員。
◆小川利彦
コンビニエンスストア24時間営業でございます。また、そのほかの店舗も町なかにあるような店舗であれば誰もが手に触れることができるのではないかなということでこういった質問をしたわけなのですが、公共施設にはあるというのは皆さんご存じで、普通の店舗にもあるのですけれども、やっぱり休みの日であったり、夜間であったりすると、なかなかそこにAEDがあるのに使えないなんていう状況もございますので、その辺も24時間営業の店舗等ご検討をされますことを申し添えさせていただきたいと思います。
次に、このAEDですけれども、千葉県内のある観光施設に行った際に小学校の、印西市内の小学校ではないのですが、小学校の校外学習の団体の方々を見ました。そのとき引率の先生の肩からAEDのバッグがぶら下がっているのを見て、ちょっとその先生にお話を伺ったら、安全のために持っておりますということを先生はおっしゃっておりました。ということから、イベントや小・中学校の校外の活動時等に貸し出しをするような予備のAEDを印西市は保有しているのかということについて伺いたいと思います。
○議長(小川義人) 小窪健康福祉部長。
◎健康福祉部長(小窪徳治) お答えいたします。
昨年7月1日より市内で開催される各種行事やイベント等へ貸し出しするためのAEDが2台設置してございます。健康増進課で管理しております。
以上でございます。
○議長(小川義人) 3番、小川利彦議員。
◆小川利彦
お祭りとかイベントにそういったものを貸し出しをして、いざというときのために使っていただけたらなというふうに考えます。
それで、一般市民がAEDに触れることができる、先ほどの店舗などへの設置にすると、今度は印西市が設置したAEDがいたずらに使われてしまう可能性もあるということで、いたずら対策も検討すべきと思います。これらについて検討はされておりますでしょうか。
○議長(小川義人) 小窪健康福祉部長。
◎健康福祉部長(小窪徳治) お答えいたします。
非常に難しい問題ではございますが、AEDをコンビニエンスストアに設置しております柏市や龍ケ崎市では設置しているAEDについて一括管理ができ、機器の持ち出しや異常などをメール配信する遠隔監視システムをあわせて導入していると伺っておりますので、このようなシステムを参考にしてまいりたいと考えております。
以上でございます。
○議長(小川義人) 3番、小川利彦議員。
◆小川利彦
先進地の他市ではもう既にそういった導入されておりますので、そういったことを参考にしていただいてご検討いただけたらなと思います。
続きまして、③のほうの普通救命講習受講者の状況についてということで再質問に入らさせていただきますが、その前の②番ではハード面でした。今度③のほうでは、ソフト面のほうで再質問をします。平成28年度中の受講者数は理解ができました。市内の小・中学校での児童生徒への普通救命講習についてはどのようになっているかお願いいたします。
○議長(小川義人) 小山教育部長。
◎教育部長(小山健治) お答えいたします。
千葉県AEDの使用及び心肺蘇生法の実施の促進に関する条例第8条におきまして、教職員のAEDの実施に係る知識、技能の習得や児童生徒の発達段階に応じ、AED等の実施に関する知識及び技能の習得等の努力義務が規定されております。児童生徒対象のAED等の講習会につきましては、本年度は小学校2校、中学校4校が実施をしているところでございます。中学生の知識、技能の習得の実施につきましては、今後段階的に進めてまいりたいと考えております。
以上でございます。
○議長(小川義人) 3番、小川利彦議員。
◆小川利彦
小学生もAEDを持ってきてと言えば、あれだというふうにわかる、そしてまた中学生においては心臓マッサージができるような年齢だと思いますので、こういった教育のほうでも印西市の小・中学生はAEDがわかるのだというような、そんな教育をしていただけたらなと思っております。
それで、次、④番、千葉県のAED条例制定についての印西市としての見解についてというところに入らさせていただきますが、この県の条例化の目的は一人でも多くの要救助者の救命及び後遺症の軽減を実現することとされております。昨年の10月に千葉県議会においてAED条例が可決され、本年の平成29年4月1日の施行日に向けて印西市としてはどのような動きをしているのか伺いたいと思います。
○議長(小川義人) 小窪健康福祉部長。
◎健康福祉部長(小窪徳治) お答えいたします。
市といたしましては、千葉県が条例に基づき、早期に基本計画を策定すると伺っておりますので、引き続き千葉県と連携を密にしてまいりたいと考えております。
以上でございます。
○議長(小川義人) 3番、小川利彦議員。
◆小川利彦
連携を密にとっていただいて、印西市おくれることなくやっていただけたらなと思います。
続きまして、もう一点、千葉県が条例化したことによる市町村の役割部分というのが明記されております。その部分について、印西市の勉強会等の参加についてはどうでしょうか、伺いたいと思います。
○議長(小川義人) 小窪健康福祉部長。
◎健康福祉部長(小窪徳治) お答えいたします。
市といたしましては、ただいま申し上げましたように、千葉県が条例に基づき、基本計画を策定いたしますので、まずはその内容等について確認してまいりたいと考えております。
以上でございます。
○議長(小川義人) 3番、小川利彦議員。
◆小川利彦
ぜひ関係機関と連携を密にしていただきたいということを申し添えさせていただきまして、AEDについては本当にハード面とソフト面の両面の充実が必要だと思いますので、印西市といたしましても県や印西地区消防組合とさらに連携を密にしていただきたいということを申し添えさせていただきまして、この(1)の質問を終わらさせていただきたいと思います。
続きまして、(2)のほうに入らさせていただきたいと思います。(2)につきましては、防犯灯等の道路照明ということで、市内の現状を見まして、質問をさせていただきたいと思います。先ほどのご答弁の中にもLED化を進めているということですけれども、計画期間はどのようになっているのでしょうか、お願いいたします。
○議長(小川義人) 鶴岡市民部長。
◎市民部長(鶴岡敏明) お答えをいたします。
計画の期間でございますが、平成28年度から平成の32年度までの5年間で約5,000基の改修を行う予定となっております。
以上でございます。
○議長(小川義人) 3番、小川利彦議員。
◆小川利彦
5,000基、すごい数だと思うのですけれども、安全のために早急に対応を検討していただきたいと思います。
その次に、各地区の、5,000基ということですけれども、5,000個ですか、各地区のLED化の計画はどのようになっているのか伺いたいと思います。
○議長(小川義人) 鶴岡市民部長。
◎市民部長(鶴岡敏明) お答えをいたします。
平成28年度につきましては、印旛地区の一部でLED化の改修を実施したところでございます。なお、平成29年度につきましては印旛地区及び本埜地区で改修を予定しておりまして、その後平成30年度から32年度までで印西地区での改修を予定しております。
以上でございます。
○議長(小川義人) 3番、小川利彦議員。
◆小川利彦
わかりました。それでは、現在計画に基づいて改修をしていると思うのですけれども、現在計画どおりには進んでいらっしゃるのでしょうか、お願いいたします。
○議長(小川義人) 鶴岡市民部長。
◎市民部長(鶴岡敏明) お答えをいたします。
今年度につきましては、印旛地区の約1,100基の改修をしておりますので、計画どおり進んでいる状況でございます。
以上でございます。
○議長(小川義人) 3番、小川利彦議員。
◆小川利彦
それだけの数字があると大分明るくなるのかなという気はしておりますが、LED化による電気料金、今までの普通の蛍光灯の防犯灯よりも消費電力が少ないということでLED化にされているとは思うのですけれども、電気料金の削減についてはどの程度見込まれているのでしょうか。
○議長(小川義人) 鶴岡市民部長。
◎市民部長(鶴岡敏明) お答えをいたします。
今年度につきましては、先ほど申し上げましたように、約1,100基の防犯灯をLEDに改修したところでございますが、これによりまして電気料金の月額は改修前と比べますと約20万円の減額ということになりました。なお、計画では毎年約1,000基程度の改修を予定しておりますので、年間で約240万円程度の削減を見込んでいるところでございます。
以上でございます。
○議長(小川義人) 3番、小川利彦議員。
◆小川利彦
今のご答弁の中に年間で約240万円の削減ということでございます、電気料が。電気料金、多分予算でいえば需用費ですよね。需用費であれば、その浮いたお金でさらに増設ということができないのかなと思うのですけれども、いかがでしょうか。
○議長(小川義人) 鶴岡市民部長。
◎市民部長(鶴岡敏明) お答えをいたします。
さらに増設ができるのではないかということでございますが、LED化につきましては先ほども申し上げましたように改修の計画を立てて、財政状況等も考慮した上で5年間の改修計画としたところでございます。計画の前倒しにつきましては、今後の進捗状況などを見まして、検討させていただきたいと思っております。
○議長(小川義人) 3番、小川利彦議員。
◆小川利彦
電気料金が240万円浮いたということで、できたらなということで質問させていただきましたけれども、電気料金が気になって防犯灯の設置の問題が、もしそういったのがあるのであれば、電気料金の削減としてソーラータイプの防犯灯もあるかと思うのですけれども、印西市としては電気代がかからないソーラータイプのほうを検討されたことはございますか。
○議長(小川義人) 鶴岡市民部長。
◎市民部長(鶴岡敏明) お答えをいたします。
ソーラータイプの防犯灯でございますが、種類がたくさんございまして、まずはソーラータイプの防犯灯の性能等におけるメリットあるいはデメリットについてもう少し研究をさせていただきたいと思っております。
○議長(小川義人) 3番、小川利彦議員。
◆小川利彦
わかりました。電線が届かないようなところにもそういったソーラータイプのことをぜひご検討いただけたらなと思いますので、それは単純に柱を立てて、電気をつけて、電線なくても照らします。そういう声がありますので、それがソーラータイプですから、ぜひご検討いただけたらなと考えます。
続きまして、(2)の防犯灯の中の②のほうの地区の要望の状況についてのほうで再質問させていただきますが、こちらはなかなか耳の痛いお話かと思うのですけれども、過去に防犯灯の要望を相談した方が設置をしてもらえなかったというようなご意見を伺いました。それは、印西市としてどのような理由で設置ができなかったのかということを伺いたいと思います。
○議長(小川義人) 鶴岡市民部長。
◎市民部長(鶴岡敏明) お答えをいたします。
要望がございました防犯灯につきましては、まずは市といたしましては現地を確認いたしまして、市の設置基準に基づいて設置をしているところでございます。議員お尋ねの場所につきまして、詳細はちょっと今わかりませんが、想像で申し上げますと、市の基準には合わなかったというような状況だったのではないかなと思っております。
○議長(小川義人) 3番、小川利彦議員。
◆小川利彦
まさにそのとおりだとは思うのですけれども、ではどのような基準で設置されているのかについて伺いたいと思います。
○議長(小川義人) 鶴岡市民部長。
◎市民部長(鶴岡敏明) お答えをいたします。
防犯灯の基準につきましては、印西市防犯灯設置等に関する基準というのがございまして、平成26年4月から施行させていただいております。その基準の主なものといたしましては、設置間隔は防犯灯またはその他の夜間照明等から原則として25メートル以上であること、ただし道路形状によりやむを得ない場合につきましてはこの限りでないというように防犯灯の設置に関する必要な事項を定めた設置基準があります。
以上でございます。
○議長(小川義人) 3番、小川利彦議員。
◆小川利彦
確かに印西市の防犯灯設置基準、25メートル以上離して、高さが4.5メートルという設置基準はございますが、先ほども話したように道路の形状、あと雑草、樹木の繁茂等でなかなかそういうのもできないような状況のところはちょっとよく現場を見ていただいてご検討いただけたらなと思っております。
それで、基準があって全て設置はされていると思うのですけれども、全てではなく、その場に応じた設置基準ではない基準も必要とあらば設置していると思うのですけれども、その辺は幾つあるかというのは把握はされていますか。どのくらいあるかというのは把握されておりますか。
○議長(小川義人) 鶴岡市民部長。
◎市民部長(鶴岡敏明) お答えをいたします。
防犯灯の個数につきましては、ただいま手持ちの数字がございませんので、お答えすることはできません。
○議長(小川義人) 3番、小川利彦議員。
◆小川利彦
設置基準に該当しないこともあって、ちょっと私今質問のほうで個数幾つですかというお話をしてしまったのですが、状況を見てその場、その場で判断していただいて、よく検討していただいて設置していただければと思います。
それで、今度は防犯灯が設置されましたとして、これ農作物の被害、影響があったということで、何か印西市としての対応についてしたのかについて伺いたいと思います。
○議長(小川義人) 鶴岡市民部長。
◎市民部長(鶴岡敏明) お答えをいたします。
昨年の11月に防犯灯の光が当たるところだけ農作物が育ち過ぎるというような相談が1件ございました。その対応といたしましては、防犯灯の灯具に遮光板、光を遮る板を設置いたしまして、その対応をしたところでございます。
以上でございます。
○議長(小川義人) 3番、小川利彦議員。
◆小川利彦
実は、この質問は私のすぐ住んでいる近くに野球場の照明がありまして、その照明により、時々ですけれども、夜間照明がついていることで農作物が伸びてしまったということがあったものですから、質問させていただきました。防犯灯でLEDのほうの電気でそうなるかどうかというのは、ちょっとわからない部分もございますけれども、柔軟に対応していただけたらなと思っております。
次のほうに、(2)の③、次年度以降のほうの再質問でございますけれども、年度途中に要望があったところについての対応についてはどう考えておりますか。
○議長(小川義人) 鶴岡市民部長。
◎市民部長(鶴岡敏明) お答えをいたします。
要望のありました箇所の現状をよく確認した上で防犯灯の設置等が可能なものにつきましては、できる限り年度内に設置をしているところでございます。なお、現場によってはポールあるいは電柱の設置、電線の敷設などが必要な場所もございまして、工事の期間が長くなる場合などがございますので、場合によっては次年度になる場合もある状況でございます。
以上でございます。
○議長(小川義人) 3番、小川利彦議員。
◆小川利彦
LEDの防犯灯、ちょっとこれはご提案となりますけれども、地区の要望により防犯灯を増設したとして、今あるものもそうですけれども、人の動きがあるような早目の時間帯、暗くなり際、学生が通学するような時間帯には全ての電灯を点灯させ、人通りの少なくなるような遅い時間帯にはタイマー等で間引きの点灯をさせるなどの、ちょっといろいろといろんな角度からご検討いただけたらなと思いますことを申し添えさせていただきたいと思います。
○議長(小川義人) 小川利彦議員の質問の途中ですが、ここで休憩いたします。
午後1時15分まで休憩いたします。
休憩 午後零時12分
再開 午後1時14分
○議長(小川義人) 再開します。
休憩前に引き続き会議を開きます。
小川利彦議員の質問の続きを行います。
3番、小川利彦議員。
◆小川利彦
それでは、午後も引き続き再質問させていただきたいと思います。
大きい1番の(3)番の市道の状況についてのほうに入らさせていただきます。この(3)の①の再質問でございますが、市道の拡幅や歩道整備について以前より取り組まさせていただいておりまして、あの手この手といろいろな角度から質問をさせていただいておりますけれども、検討するとか、そういった答弁をいただいており、いつも変わらない、同じように感じております。では、児童生徒が通学でけがや不慮の事故が発生しなければ、印西市としては道路のことについて取り組まないのかについて伺いたいと思います。
○議長(小川義人) 鈴木都市建設部長。
◎都市建設部長(鈴木俊明) お答えいたします。
市内の通学路で実施されております合同点検では、教職員や関係課の職員及び保護者の方々によりまして危険箇所の把握が行われ、毎月開催されております通学路安全対策検討連絡協議会では危険箇所への対策とその進捗確認などが随時行われております。また、通学路の安全対策としましては、市道の拡幅や歩道整備以外にも横断歩道及び外側線の再塗装や学童注意の看板設置などその時点で実行可能な対策を関係機関と協力し、現地の状況に合わせ、実施しているところでございます。市といたしましては、印西市通学路交通安全プログラムに基づきまして、引き続き通学路の安全を確保し、事故を未然に防ぐよう努めてまいりたいと考えております。
以上です。
○議長(小川義人) 3番、小川利彦議員。
◆小川利彦
ぜひいろんな角度から関係機関と協議していただきたいと思います。
それで、次に市内のインフラ格差についてちょっと質問したいと思いますけれども、やっぱり今言った学校の通学路としている児童生徒、同じ印西市内の大規模校に通っている生徒も、小規模校に通っている生徒も同じ市内の小学生であり、中学生でありということで、同じ市内の子供たちであるということですので、この市内のインフラ格差についてはどう考えているか伺いたいと思います。
○議長(小川義人) 鈴木都市建設部長。
◎都市建設部長(鈴木俊明) お答えいたします。
市内の通学路の状況といたしましては、地域により車両交通が多く、幅が狭い道路で拡幅や歩道整備が間に合っていない場所もございます。そのような場所につきましては、現地の状況を確認の上、傷んだ舗装の補修や路側帯のカラー塗装など適切な維持管理に努めまして、通学路の安全確保を行ってまいりたいと考えているところでございます。
以上です。
○議長(小川義人) 3番、小川利彦議員。
◆小川利彦
まさにそれは通学路ですので、よく検討していただきたいと思います。
続きまして、(3)の②、樹木、雑草繁茂による危険な場所についてのほうの再質問に入ってまいりますけれども、市内各地に樹木や雑草繁茂で危険な道路が数多くあります。緊急車両の通行の妨げになることも多いとのことでありますが、印西地区消防組合からの協力要請といったものはあったのでしょうか。
○議長(小川義人) 鈴木都市建設部長。
◎都市建設部長(鈴木俊明) お答えいたします。
緊急車両の通行の妨げになる樹木、雑草繁茂による危険な場所につきましては、現在のところ、印西地区消防組合からの要請はございません。しかしながら、協力要請がありました場合には、対応してまいりたいと考えております。
以上です。
○議長(小川義人) 3番、小川利彦議員。
◆小川利彦
わかりました。
続きまして、③番のほうに入らさせていただきます。コンクリート道路の維持管理についてですが、これは以前から質問させていただいております。現在職員さんの道路パトロール等で補修をしていただいておりますが、根本的にコンクリート道路の下の部分の補修ができない、要するに表面だけしかできないのではないかということについて、印西市の考え方はどうなのか伺いたいと思います。
○議長(小川義人) 鈴木都市建設部長。
◎都市建設部長(鈴木俊明) お答えいたします。
例えば、コンクリート舗装の下部が空洞になってしまっている場合につきましては、舗装版を撤去いたしまして、柵板等により土どめをいたしまして、アスファルト舗装に改修しているところでございます。
以上です。
○議長(小川義人) 3番、小川利彦議員。
◆小川利彦
わかりました。コンクリートの道路ですけれども、破損の状況が最小限であるならば補修工事の予算も最小限の支出となるのではないかと思いますが、ではコンクリートの道路がどのくらいの破損状況になれば対応するのかについて伺いたいと思います。
○議長(小川義人) 鈴木都市建設部長。
◎都市建設部長(鈴木俊明) お答えいたします。
破損に対する補修の基準は特にございません。町内会長さん等から要望がありました場合、現地の破損状況を確認しまして、地区を担当します道路補修業者と現地確認を行い、補修する範囲を決定しているところでございます。
○議長(小川義人) 3番、小川利彦議員。
◆小川利彦
わかりました。狭く細い市道を利用して生活したり、学校へ通う子供たちのためにも、通学路として利用している児童生徒はこの印西市の市民であるということはご理解いただいていると思いますけれども、そういったようによく認識をしていただきたいと思います。
続きまして、(4)の高齢者への対応について、①の再質問に入らさせていただきます。これは、先ほども申し上げましたやっぱり高齢者の交通事故の報道が連日のようにありまして、運転免許証返納者に対する印西市としての対応についてというところの再質問でございますが、市として高齢者クラブへ出向いて説明をしているとのことでありますが、高齢者クラブへ加入していない方々への説明はどのように対応していくか教えてください。
○議長(小川義人) 鶴岡市民部長。
◎市民部長(鶴岡敏明) お答えをいたします。
高齢者クラブへ加入されていない方への周知につきましても必要だと考えておりますので、今後広報や市のホームページに掲載するほか、チラシやパンフレットなどによりまして自主返納の周知をしてまいりたいと考えております。
○議長(小川義人) 3番、小川利彦議員。
◆小川利彦
ホームページも大事でしょうけれども、やっぱり回覧とか実際にお年寄りの方がよく見るもので周知徹底をしていただきたいということを申し添えさせていただきます。
続きまして、交通弱者に対する対応についての再質問でございますが、交通不便地域の交通政策の検討は急務であるというふうに思います。超高齢化社会になりつつある現状に交通政策課の交通不便地域対策だけでは、高齢者や買い物難民になる可能性がある地域にお住まいの方に対しては十分な対応ではないような気がしております。高齢者に対しての印西市としての対応について伺いたいと思います。
○議長(小川義人) 小窪健康福祉部長。
◎健康福祉部長(小窪徳治) お答えいたします。
地域の実情に応じた多様なサービスを充実させるためには、住民等の多様な主体が参画し、地域の支え合いづくりの体制を推進することが重要であると認識しているところでございます。高齢者施策には地域包括ケアシステムがございますが、地域包括ケアシステムの構築のための取り組みは、市町村が主体となり、地域住民等が参画することにより買い物難民等の外出支援を初めとした地域のニーズに即したサービスの充実が図られることとなります。現在は、地域資源、住民生活の現状について支部社協等の方々と連携して事業展開に向け、検討を行っているところでございます。
以上でございます。
○議長(小川義人) 3番、小川利彦議員。
◆小川利彦
わかりました。これは、昨日の橋本議員、海老原議員も提案されておりましたふれあいバスの有効的な活用が重要でありますので、料金補助、バス停の見直し、ルートの延伸等交通不便地域の解消とあらゆる角度からご検討いただき、行政サービス向上に向かっていただきたいと考えております。私自身がいろいろと検索しておりまして、1つヒットしたものがあります。前橋市のタクシー補助について、ちょっと軽くご紹介させていただきたいと思います。この前橋市の取り組みのタクシー運賃補助、マイタクというそうです。高齢者の免許返納に一役ということで、昨年の12月13日に載っているものなのですけれども、高齢者を対象にタクシー運賃の一部を補助する前橋市の補助事業、マイタクが運転免許の自主返納に一役を買っているとありました。やっぱり全国的に高齢ドライバーの交通事故が相次ぐ中、車が欠かせない地方都市で自主返納を促す支援策として注目を集めそうだということが書かれておりましたので、こういったことも印西市としてぜひご検討いただける一つとして考えていただけたらなと思っております。
それで、次の、時間ももうないものですから、2番のほうの小・中学校の統廃合について、(1)のほうの再質問に入らさせていただきます。保護者、地域住民の声というものはどうだったのか伺いたいと思います。
○議長(小川義人) 小山教育部長。
◎教育部長(小山健治) お答えいたします。
説明会では、保護者の皆様から学校の統廃合はいつごろを予定しているのか、統合は決定なのか、反対意見が多い中でも統合を進めるのか、最終的な判断は誰がどのようにするのかなどといったご質問やご意見等をいただいたところでございます。なお、地域の皆様を対象とした説明会はまだ開催しておりません。
以上でございます。
○議長(小川義人) 3番、小川利彦議員。
◆小川利彦
宗像小学校区のほうで開催された保護者を対象とした地域の住民の方ということで入られたのかもしれませんけれども、いろんな情報も耳にしております。あと、今ご答弁いただいた地域であります宗像小学校区において地域の方々による任意の検討委員会が立ち上がったということを聞きかじりましたが、教育委員会としてはその辺は認識されておりますか。
○議長(小川義人) 小山教育部長。
◎教育部長(小山健治) お答えいたします。
検討委員会等については、そのようなものができたということは伺っておりますが、その活動状況等詳しい内容は把握してございません。
以上でございます。
○議長(小川義人) 3番、小川利彦議員。
◆小川利彦
この小・中学校の統廃合について、保護者の方々との意見交換の中でいろいろと出たと思いますので、総合的な検証というのはされておりますでしょうか。今保護者説明が終わったところでの検証はされておりますか。
○議長(小川義人) 小山教育部長。
◎教育部長(小山健治) 総合的な検証ということでございますけれども、この基本方針を決める段階におきまして検討対象校の学校適正配置シミュレーションというものを考えておりまして、各施設の状況や学校等の特徴、学区外就学者数の状況、さらには適正配置後の学校規模や通学距離などから検討を行っておりまして、検討対象校の望ましいあり方をお示しして説明会をしたところでございます。
以上でございます。
○議長(小川義人) 残り時間を考慮の上、質問を行ってください。
3番、小川利彦議員。
◆小川利彦
次に移りたいと思います。(2)のほうです。教育委員会の素早い対応と短時間での統廃合がもしかしたら国や県からの指示があったのではないかというような話を聞きかじり、実際にはどうなのかということから、質問であります。それらを踏まえまして、文部科学省では地域の実情に配慮すべきという情報がありますが、印西市教育委員会としては国の文部科学省を無視して進めるのでしょうか、伺いたいと思います。
○議長(小川義人) 小山教育部長。
◎教育部長(小山健治) お答えいたします。
地域の実情への配慮につきましては、印西市学校適正規模・適正配置基本方針に記載しておりますとおり、学校には歴史や伝統があり、地域との結びつきも強いことから、学校適正配置を推進する上では保護者や地域の方々と課題を共有し、理解と協力を得られるように努めてまいりたいと考えております。
以上でございます。
○議長(小川義人) 3番、小川利彦議員。
◆小川利彦
わかりました。先ほどの答弁で地域の皆様と話し合いを十分に進めてということですが、説明会が終了した地域に回覧で説明会の結果ではなく、教育委員会の考えのみを書かれたと思われるような回覧をしておると思うのですが、このことはどのように考えておられますか。
○議長(小川義人) 小山教育部長。
◎教育部長(小山健治) お答えいたします。
説明会終了後につきましては、基本方針の概要とともに検討対象校の児童数、学級数等の現状や当日の質疑応答など説明会の内容や結果をわかりやすく整理したお知らせを作成しまして、地域の皆様に配布をしているところでございます。
○議長(小川義人) 3番、小川利彦議員。
◆小川利彦
では、その説明会の議事録を地域の回覧として、出席しなかった方々が見るためにも回覧として議事録を回すことはできないのか伺いたいと思います。
○議長(小川義人) 小山教育部長。
◎教育部長(小山健治) お答えいたします。
先ほどご説明いたしましたとおり、説明会終了後には当日の説明内容や質疑応答を整理したお知らせを作成しておりまして、地域の皆様にわかりやすく考えていただけるように配布をしているところでございます。今後も同様に対応してまいりたいと考えております。
○議長(小川義人) 3番、小川利彦議員。
◆小川利彦
わかりました。それでは、各学年2クラスが望ましいということで資料を見させていただきましたが、印旛地区や本埜地区ではない小学校でも1クラスとなることが予想されている学校の取り組みについてはどうなっているのでしょうか、伺いたいと思います。
○議長(小川義人) 小山教育部長。
◎教育部長(小山健治) お答えいたします。
印西市学校適正規模・適正配置基本方針につきましては、市内全体の小・中学校の現状を踏まえて作成しておりますので、小規模校の対応につきましても印旛地区や本埜地区に限らず、同様に取り組んでいるところでございます。
以上でございます。
○議長(小川義人) 3番、小川利彦議員。
◆小川利彦
時間ももうないので、急ぎますけれども、小規模校は小規模校なりの特色のある学校づくりというものを教育委員会としては検討していないのか伺いまして、質問を終わらさせていただきます。
○議長(小川義人) 小山教育部長。
◎教育部長(小山健治) お答えいたします。
現在各学校では、児童生徒数に応じた創意工夫のある教育活動に取り組んでおります。しかし、複式学級が編制されたり、欠学年が発生するなど学校の小規模化が進みますと教育指導面や学校運営面でさまざまな影響をもたらすおそれがあることから、教育委員会といたしましては隣接校との統合により学校規模及び配置の適正化を図りたいと考えているところでございます。